Continental_PP_Supercomputer

GPUクラスターにより得られる計算能力が、コンチネンタルのAIベースのソリューション分野のイノベーションパワーを後押し

コンチネンタル、車両AIシステム訓練用にNVIDIA DGX 搭載の自社スーパーコンピューターを構築

  • コンチネンタルとNVIDIAがNVIDIA DGX AIシステムをベースとした高性能クラスターを設計、自律運転開発のパフォーマンスを強化
  • 新たなクラスターは開発時間を数週間から数時間の単位に短縮
  • 主なユースケース: 深層学習、シミュレーション、バーチャルデータ生成      

こちらは現地時間2020年7月28日にドイツ・フランクフルトで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

自動車業界は変化しており、開発サイクルも短くなっています。技術的リーダーシップを高めるため、NVIDIA InfiniBand DGXシステム搭載の自社人工知能 (AI) 用スーパーコンピューターの構築に投資してきました。ドイツ・フランクフルトのデータセンターから運用、計算能力やストレージを世界中の開発者に提供しています。AIは、先進運転支援システムを強化し、モビリティをよりスマートで安全に、中期事業計画内にて自律運転の実現を目指します。

コンチネンタルのADAS事業部プログラムマネジメントシステム部長、クリスチャン・シューマッハ(Christian Schumacher) は次のように述べています。「スーパーコンピューターは私たちの未来への投資です。この最先端システムでは、少なくとも14倍以上の実験を同時に行うことができるため、ニューラルネットワークの訓練時間の削減が可能です。」

NVIDIA DGXクラスターにより、深層学習、シミュレーション、仮想データの生成が格段に加速される

NVIDIAとの協力でトップクラスの品質を実現

「パートナー選定にあたり、2つの事、品質とスピードを重視しました。」シューマッハは言います。「本プロジェクトは、1年以内の実現を目指すという意欲的なスケジュールで立ち上がりました。徹底的なテストとスカウティングを経て、コンチネンタルは世界最速のスーパーコンピューターに多く採用されているNVIDIA社を選択しました。」

NVIDIA社のエンタープライズ コンピューティング ヘッドのマヌバー・ダス氏 (Manuvir Das) は、次のように述べています。「NVIDIA DGX システムはコンチネンタルのようなイノベーターに、コスト効率と導入しやすいエンタープライズ向けソリューションを提供します。自律車両トレーニングにInfiniBand NVIDIA DGX PODシステムを使用することで、コンチネンタルは次世代の最もインテリジェントな車両と、その設計に使用されるITインフラを設計しています。」

複雑な運転シナリオの管理は自律型モビリティ実現に向けた最大の挑戦

AIをベースとしたソリューションはITの最高傑作

コンチネンタルのスーパーコンピューターは、NVIDIA Mellanox InfiniBandに接続された50以上のNVIDIA DGXシステムで構築されています。本システムは、公表されているスーパーコンピューターTOP500のリストに、自動車業界の首位システムとしてランク付けされています。必要に応じてクラウドソリューションを利用し、容量とストレージを拡張できる、ハイブリッドアプローチが選択されています。「スーパーコンピューターはITインフラエンジニアリングの傑作です。現在のパフォーマンスと機能を完全なものにし、将来の拡張に備えたスケーラビリティを確保するため、チームは細部にわたって計画を行いました。」シューマッハは今回のプロジェクトについて説明します。

先進運転支援システムは、AIを使用して車両が意思決定を行い、ドライバーをアシストし、最終的には自律運転を可能にします。レーダーやカメラなどの環境センサーがデータを提供、そのデータは、インテリジェントシステムによってリアルタイムに処理され、車両の周囲の包括的モデルを生成し(認知)、環境との相互作用についての戦略を考案 (判断)します。最終的には、計画どおりに車両が作動するよう、制御されなくてはなりません (操作)。しかし、システムが複雑になるにつれ、従来のソフトウェア開発方式や機械学習方式では限界に達しています。ディープラーニングとシミュレーションはAIベースソリューションの開発において基本的な方法となっています。

GPUクラスターにより得られる計算能力が、コンチネンタルのAIベースのソリューション分野のイノベーションパワーを後押し

主なユースケース: 深層学習、シミュレーション、バーチャルデータ生成

ディープラーニングによって、人工ニューラルネットワークは、機械が経験によって学習し、新たな情報を既存の知識と結びつけ、本質的に人間の脳内の学習プロセスを模倣します。子供はあらゆる車種の写真を数十枚見せられた後でも車を認識することができますが、ドライバーを支援したり自律的に車を操作するニューラルネットワークを訓練したりするには、数百万枚の画像を使用して数千時間の訓練を行う必要があるため、膨大なデータ量が必要となります。NVIDIA DGX POD はこの複雑なプロセスに要する時間を短縮するだけでなく、新技術の市場投入までの時間も短縮します。

ハンガリー・ブタペストにあるコンチネンタルのAIコンピテンスセンター長で、チームとともにAIベースのイノベーションのインフラ設計に携わるバラツ・ロランド(Balázs Lóránd) は、次のように述べています。「全体として、ニューラルネットワークの完全訓練への所要時間を、数週間単位から数日レベルまで短縮することを計算しています。開発チームは、この数年間で人数を増やし、経験を蓄積してきました。スーパーコンピューターを使用することで、必要に応じて計算能力をさらに拡張し、開発者の可能性を最大限活用できるようになります。」

現在のところ、主にコンチネンタルの試験車両からのデータをニューラルネットワーク訓練に使用しています。毎日約15,000 kmをテスト走行し、約100テラバイトのデータを収集しています。これは映画50,000時間分に相当します。データ再生や、試験走行をシミュレーションすることにより、記録データを新システム訓練に使用します。スーパーコンピューターを使用すると、データを合成によって生成することができます。仮想環境を移動することで学習する、非常に大きな計算能力を消費するユースケースです。

このことは、開発プロセスに次のような利点をもたらします。まず第1に、必要な訓練シナリオをシステム自体で即座に作成できるため、長期的に見れば、車両が物理的に生成したデータの記録、保存、マイニングが不要になるかもしれません。第2に、実際の車両では走行に数週間かかる距離を、仮想車両は数時間でテスト走行することができ、スピードが増します。第3に、データの合成生成により、変化する予測不可能な状況を、システムが処理することが可能となり、最終的には、変化する異常気象の中を安全に運行し、歩行者の動きに対して安全予知をし、より高度な自動化への道を開いていきます。

拡張性は、NVIDIA DGX PODシステム構想の背後にある主な推進力でした。技術を通じ、機械は、人間が制御する方法よりも速く、より包括的に学習することができ、その潜在的性能は進化段階ごとにますます拡大します。

このスーパーコンピューターはフランクフルトにあるデータセンターに設置されています。クラウドプロバイダーに近いこと、さらに重要なこととして、冷却システム、接続性、電源といった特定の要件を満たすAI対応環境として、この場所が選定されました。電力供給には、認定グリーンエネルギーを使用し、設計上、GPUクラスターはCPUクラスターよりもはるかにエネルギー効率に優れています。

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Dr. Elmar Degenhart | ASM2020
© Continental AG

「健全なモビリティエコシステムに、私たちの鼓動は高鳴る」

2020年度コンチネンタル年次株主総会

  • エコロジー、社会、経済という3つの気候保護にむけたソリューション
  • テクノロジー企業は、ソフトウエア、安全性向上のためのシステム、クリーンなドライブシステムの分野で成長を続ける
  • コンチネンタルCEOエルマー・デゲンハート「コンチネンタルは、この危機においてなお、自らの目標をしっかりと見据えている」
  • 2019年に開始した組織再編が最重要課題、2023年以降に年間約5億ユーロを削減
  • 全世界的な車両生産台数の減少に合わせたコスト構造の調整を継続、2022年までに数億ユーロのコストを削減

「コンチネンタルはこの危機においてなお、自らの目標をしっかりと見据えています。」コンチネンタルCEOエルマー・デゲンハート(Dr. Elmar Degenhart) は、ハノーバーでバーチャル開催した2020年度年次株主総会にて、このように述べました。この危機状況が続く中、コンチネンタルは2019年に着手した企業の組織再編を継続し、全世界的な車両生産の減少に合わせ、財政構造を調整していきます。コンチネンタルはデジタル化、自律運転をみすえた運転支援・自動運転、エミッションフリーのドライブシステム、この3技術分野に注力します。「早い段階でイノベーションにしっかりと取り組み、力強く、決然とそれらを継続していくからこそ、私たちは業界におけるパイオニアであり、そしてこれからもパイオニアであり続けるのです。」デゲンハートはさらに述べました。

コンチネンタルCEO、エルマー・デゲンハートと高性能コンピューター © Continental AG

コンチネンタルのテクノロジーは、競争力と将来性に向けられており、そしてそれらが持続可能な成長を促すのです。デゲンハートは説明します。「健全なモビリティエコシステムに、私たちの鼓動が高鳴ります。それらは、エコロジー、経済、社会の3つの要求がバランスよく内在するシステムです。」環境保護を促進、カーボンニュートラルをサポート、誰にでも手が届く価格で、人々のパーソナルモビリティを促進可能にすることで、コンチネンタルのソリューションがそのシステムに道を示します。「この大きな課題は、私たちが着手することから始まります。本年、可能な限り早い段階で、世界の全工場の電源を、再生可能なエネルギー源へと変更します。」デゲンハートは計画を明らかにしました。「2040年までに、私たちの製造現場はカーボンニュートラルに、そして2050年までに、バリューチェーン全体でCO2排出ゼロへとしていく考えです。」

車両のデジタルな心臓部分である高性能コンピューターで、 コンチネンタルは今日すでに、30億ユーロ以上の売上をあげています

ソフトウエア、安全性、クリーンなドライブシステムでの成長

利益を伴い、持続可能な成長に向け、コンチネンタルはデジタル化とソフトウエア開発に力を入れています。「ソフトウエアは業界の酸素です。なぜなら、それが全く新しいサービスをもたらすからです。ソフトウエアによる付加価値は、毎年2桁台の成長を見せています。」デゲンハートは説明しました。車両のデジタルな心臓部分である高性能コンピューターによって、コンチネンタルは今日すでに、30億ユーロ以上の売上をあげています。(当該の車種シリーズのライフタイムをベースに計算)「取引先の中には、単独で2022年までに250万個以上の高性能コンピューターを購入する顧客もあります。しかしながら、それは始まりにすぎません。私たちは2022年までに、このイノベーションで10以上のプロジェクトを予定しています。」

利益を伴い、持続可能な成長に向け、コンチネンタルはデジタル化とソフトウエア開発に力を入れています

モビリティ関連の新しいサービスには、同様にデジタル化が決定的な役割を果たします。「ほぼすべての製品、例えばタイヤやエアスプリングシステムに知能を与え、デジタル化します。タイヤデータへの重要は既に高く、そのデータはデジタルサービスを通じ車両フリートを扱う企業へと送られます。年間約10億ユーロの売上をあげる、このフリートビジネスをさらに拡大します。」2030年までに、本事業の売上は3倍になる計画です。「今後10年、製造効率向上に大きな可能性をもたらすのがデジタル化であるとみており、すでに人と一緒に働く協働ロボットを1600基投入しました。」デゲンハートは説明しました。

コンチネンタルにとって2つ目の成長分野は、運転支援と自動運転事業です。「これらのテクノロジーを事故ゼロおよび死者数ゼロを目指して開発しています。先進運転支援システム事業は、他に例をみないほど速い速度で進んでいます。」デゲンハートは言います。さらに、コンチネンタルでは、衝突安全分野のセンサーを年間3億5000万個以上販売しています。ブレーキ事業においては、2023年までにコンチネンタルが生産できる高性能なブレーキは4000万ユニットほどであると、デゲンハートは推定しました。

コンチネンタルの成長分野の1つは、運転支援と自動運転事業です

コンチネンタルの3つめの成長分野は、クリーンな車両ドライブシステムに向けたテクノロジーです。「E-モビリティの「E」は「電動」だけでなく、とりわけ「エミッションフリー」も意味しています。バッテリーか燃料電池かは問題ではありません。E-モビリティは成長市場なのです。そして、それによって、ヴィテスコ・テクノロジーズは大きなチャンスを得るのです。」デゲンハートは説明しました。多くのドライブシステム分野の製品群で、コンチネンタルは今後5年間に、年間30%の成長を予測しています。

危機脱出ロードマップ

「勝利者は、いかなる環境においても好成績を達成します。」デゲンハートは強調しました。「私たちは、トップテクノロジーとソフトウエアのプロバイダーとして世界的な王者クラスにいると、何としても言い続けます。そこで戦うには、競争力と将来性を極限まで高めなくてはなりません。」コンチネンタルは、従業員の健康を最優先に考えつつ、危機計画の遂行に一貫して取り組んでいます。

2019年に開始した組織再編は、危機下においてなお継続されています。「再建計画は将来につながる道です。最重要課題であり、ひきつづきそうであり続けます。」デゲンハートは株主を前にはっきりと述べました。「利益成長が見込めるポートフォリオを拡大し、さらに将来性のあるものにします。また、そのプロセスの速度を上げ、企業構造をスリム化します。」コンチネンタルは、2023年から年間約5億ユーロの削減を予定しています。

デゲンハートは、コンチネンタルの主要課題として、全世界的な車両生産の減少に適切に対応していくことを挙げました。市場リサーチによれば、2020年のライトビークル生産台数は最大7000万台とされています。2017年の9500万台超という最高記録のレベルに再び戻るのは、早くても2025年以降というのが、コンチネンタルの見解です。

「コンチネンタルはこの危機においてなお、自らの目標をしっかりと見据えています。」コンチネンタルCEO、エルマー・デゲンハートは、ハノーバーでバーチャル開催した2020年度年次株主総会にて、このように述べました © Continental AG

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コンチネンタルの企業活動を具象化し、デゲンハートは述べます。「今後数年間に架ける橋を築いています。再び成功へと導いてくれる『コロナ橋』です。」過剰生産の最小化、投資の減少、流動性資産と人件費、原材料コストの削減によって、コンチネンタルは2022年までに追加で数億ユーロの削減を予定しています。

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フランク・ペッツニック、コンチネンタルADASグローバル事業部長に就任

  • 前任のカール・ハウプトはコンチネンタルに36年以上在籍、2020年7月31日付で辞職
  • フランク・ペッツニックが2020年8月1日付でグローバル事業部長に就任
  • 取締役会メンバー、フランク・ヨーダン「フランク・ペッツニックが、チームとともに高度ドライバー支援システム(ADAS)の意欲的な成長計画をさらに推進します」

2020年8月1日付で、フランク・ペッツニック (49) がADAS事業部長に就任します

2020年8月1日付で、フランク・ペッツニック (Frank Petznick、49) がコンチネンタルのADAS事業部長、そして同時に自律モビリティー & セーフティー部門の役員に就任、電気工学の学位を持つペッツニックが現事業部長のカール・ハウプト(Karl Haupt、63) の後任となります。ハウプトのコンチネンタル在籍期間は36年以上、同事業部長の在籍期間は7年、2020年7月31日付で辞職いたします。2020年 7月1日付でテクノロジーカンパニーに入社したペッツニックは、自動車業界、また自動車サプライヤーで長年の経験を有しています。直近では、Hella社の取締役メンバーとして、自動運転プロダクトセンターのグローバル事業を担当していました。1998年にフォルクスワーゲンにてプロジェクトマネジャーとしてキャリアをスタートし、のちに電子制御システムのプロジェクトリーダーを務めました。2003年には開発サービスのプロバイダー、Bertrandtに移り、エレクトロニクスとインフォテインメント分野の様々な役職につきました。そののち、2008年から、Hella社で中国・上海とベルリンを拠点に地域的、またグローバルレベルで管理職を務めました。事業部の新責任者は、電子工学、そしてセンサー技術分野における革新的な新技術に関する長年の経験をコンチネンタルにもたらします。ペッツニックは、コンチネンタルAGの取締役会メンバーで自律モビリティ & セーフティー部門の責任者であるフランク・ヨーダンの直属となります。

コンチネンタル取締役会メンバー、自律モビリティ&セーフティー部門担当 フランク・ヨーダン

高度運転者支援システム: コンチネンタルにおける成長ビジネスであり、売上の原動力

ヨーダンは次のように述べています。「先進運転者支援システム、そして、自動運転の分野で経験豊富なペッツニック氏の入社を嬉しく思います。チームと共に、前任者が収めた成功を継続し、意欲的な成長計画を推進していきます。また、同時に、ハウプト氏のこれまでの貢献と、彼がもたらしてくれた成功に心から感謝し、今後のご多幸をお祈りします。」

現ADAS事業部長カール・ハウプト (63)

ハウプトはコンチネンタル在籍中に複数の事業部、コーポレート機能での要職を歴任、彼のリーダーシップの下、先進運転者支援システム分野の売り上げは、2013年から2019年の間に5倍に伸び、2019年単体の同事業の売上は20億ユーロで、コンチネンタルをアシステッド・ドライビング分野のリーディングポジションへと押し上げました。

センサー、ソフトウェア、インテリジェントなコネクティビティが、高度な運転支援システムの基盤を形成します。 テクノロジーカンパニー、コンチネンタルがこれらのシステムの研究を始めたのは20年以上前にさかのぼります。 コンチネンタルは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの主要地域に開発センターと生産拠点を有しています。コンチネンタルは、世界各国の多くの自動車メーカーに、お客様に合わせたソリューションの提供が可能です。

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Artificial Driver

人口知能の倫理指針

  • コンチネンタルは人工知能の使用に関する倫理指針を制定
  • 自己学習による決定は透明性があり、理解しうるものでなくてはならない
  • コンチネンタル・オートモーティブの最高技術責任者ディルク・アベンドルス「人口知能は明白な倫理指針に基づき使用されるべき」

人口知能(AI) は、モビリティにおいてその重要度が増しています。そのような理由から、テクノロジーカンパニーが業界における先駆者として、コンチネンタルは自己学習システムにおける倫理指針を定めました。コンチネンタル・オートモーティブの最高技術責任者、ディルク・アベンドロス(Dirk Abendroth)は、次のように述べます。「人工知能をプログラミングし、明確な倫理指針に従って使用する必要があります。スマートアルゴリズムは、自動運転など、自動車業界で大きな役割を果たします。 テクノロジーカンパニーとして、製品開発と内部プロセスのすべてが倫理基準に準拠していることを確認する責任があります。AIベースの意思決定は常に無差別でなければならない理由なのです。」 倫理指針は、EUにおけるAI関連の倫理ガイドラインなどの国際規制に対応しています。コンチネンタルの世界全拠点に適用され、全コラボレーションパートナーのガイドとして機能します。

人口知能の開発とその使用において、コンチネンタルの倫理規定の中心にあるのは平等性です

新しい規制の枠組みの焦点は、コンピューターベースの決定の透明性とデータセキュリティにあります。主な作業手順がコンピューターに引き継がれる場合、受け入れの基本的な前提条件は、人々がそのような自己学習システムがどのように機能するかを理解し続けることです。データはどこから取得されるのか? どの処理ステップがどんなアクションにつながるのか? データはどのように保存されるのか? 社内においては、たとえば人事管理において、人工知能の使用を含む作業プロセスが、平等性などコンチネンタルにおける他のルールに準拠しているのか?  このような質問、つまり基準が未来のモビリティを形成する上で不可欠です。 日常的な機能はAIなしでは考えることが難しくなりました。スマートフォンの音声アシスタント、医療セクターにおける診断方法、ナビゲーションアプリケーションなどがそれらの例です。コンチネンタルは、幅広い製品で人工知能に依存しています。これらには、物体認識、ターン・アシスト・システム、人と車両間のコミュニケーション手段としてのジェスチャー認識といったカメラベースの運転支援システムを含みます。AI機能を備えたこのようなシステムは、大量のデータをほぼリアルタイムで処理し、少しの情報で、より良い結果を提供することが可能になります。

こちらは現地時間2020年6月8日にドイツ・ハノーバー・/フランクフルトで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。原文リリースはこちら

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Ilona Tzudnowski

Ilona Tzudnowski External Communications CTO Organization 電話: +49 69-7603-2093 電子メール:

Enno Pigge

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200604_PP_Vitesco T_Power Electronics SiC

ヴィテスコ・テクノロジーズとローム、SiCパワーソリューションで協力

Electromobility

  • ヴィテスコ・テクノロジーズはローム株式会社をSiCテクノロジーのプリファードサプライヤーとして選定

  • SiCテクノロジーをヴィテスコ・テクノロジーズの電気自動車向け高圧パワーエレクトロニクスに統合
  • 航続距離の伸長:SiCパワーデバイスは高効率特性を有し、
    電気自動車のバッテリーの電気エネルギーの有効活用が可能に
        

コンチネンタルのパワートレイン事業部門であり、車両電動化分野におけるリーディングサプライヤーであるヴィテスコ・テクノロジーズは、SiCパワーデバイスのリーディングカンパニーであるローム株式会社(以下、ローム)をSiCテクノロジーのプリファードサプライヤーとして選定し、電気自動車向けパワーエレクトロニクスにおける開発パートナーシップ(2020年6月より開始)に調印しました。ヴィテスコ・テクノロジーズは、SiCパワーデバイスを使用することで、電気自動車向けパワーエレクトロニクスの効率をさらに向上させることが可能となります。SiCパワーデバイスは、高効率特性を有していることから、電気自動車バッテリーの電気エネルギーをより有効に活用できます。これにより、電気自動車の航続距離伸長や、バッテリーサイズ削減に貢献することが可能となります。

ヴィテスコ・テクノロジーズのエレクトリフィケーション・テクノロジー事業部長、トーマス・スティーエル(THOMAS STIERLE) は次のように述べています。「電気自動車においてエネルギー効率は最も重要です。バッテリーは車両内で唯一のエネルギー源であるため、システム内の電力変換による損失を最小限に抑える必要があります。そのため、高効率特性を有するSiCパワーデバイスを私たちのパワーエレクトロニクスシステムにも活用し、開発を推進しています。」「車載インバーターとモーターの最大効率を引き出すために、プリファードサプライヤーとしてロームを選定しました。」

The next step towards efficient electromobility: Vitesco Technologies cooperates with ROHM in the field of SiC technology.

ローム株式会社 執行役員 パワーデバイス事業本部長 伊野和英(博士)は次のように述べています。「自動車分野で業界をリードするコンチネンタルグループのヴィテスコ・テクノロジーズとのパートナーシップに非常に期待しています。ロームは、SiCパワーデバイスのリーディングカンパニーであり、業界をリードするデバイス技術と駆動IC等を組み合わせたパワーソリューションの提供実績を誇ります。ヴィテスコ・テクノロジーズによって、SiCの潜在能力を最大限引き出す電気自動車向けシステムが開発され、持続可能なモビリティが実現することを望んでいます。」

SiCで最高のパフォーマンスを引き出す

ヴィテスコ・テクノロジーズでは、開発中の800Vタイプインバーターにおいて、すでにSiCテクノロジーを使用したシステムの開発とテストを行っています。インバーターとモーターを組み合わせ、システム全体から、SiCパワーデバイスとアプリケーション設計の最適な組み合わせを見極めることを目的としています。ヴィテスコ・テクノロジーズとロームは、当パートナーシップにより、SiCテクノロジーを用いて、量産化に最適かつ、インバーターの最大効率を実現するシステム構築に向け協力して取り組んでいきます。

Production of power electronics at Vitesco Technologies

ヴィテスコ・テクノロジーズのエレクトリフィケーション・テクノロジー事業部でイノベーションを統括するゲルド・ローゼル(Dr. Gerd Rösel)は、次のようにコメントしています。「SiCテクノロジーの適用は、将来のパワーエレクトロニクスシステムにおいて重要です。800Vバッテリーだけでなく、400Vバッテリー向けのSiC搭載インバーターソリューションについても、ロームと協力していきます。今回のパートナーシップは、SiC 需要の拡大が見込まれる時期や市場動向にもマッチしたものです。」ヴィテスコ・テクノロジーズでは、SiCソリューションの需要が大幅に増加すると予想される2025年に、最初のSiC搭載インバーターの生産を開始を予定しています。

Used in various fields of application, ROHM’s SiC solutions are high power performers. © ROHM

ヴィテスコ・テクノロジーズとロームは共にニュルンベルク(ロームグループのSiCrystal GmbH)に拠点を持っており、ヴィテスコ・テクノロジーズ本社からも近いため、地理的な面でも利点があります。

Further information on 800 V axle drive (PDF, 5.3 MB)

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コンチネンタルとパイオニア、統合コックピット開発における 戦略的パートナーシップの締結に合意

  • 両社は、特にアジア市場を共通のターゲットとする統合コックピット開発で協業

  • コンチネンタルは、将来のコックピットにおいて新しいユーザーエクスペリエンスを提供するためのプラットフォームとして、コックピット・ハイパフォーマンスコンピュータ(HPC)を採用
  • パイオニアは、マルチメディアやナビゲーションのアプリケーションを始めとする、インフォテインメントソリューションをコンチネンタルに提供

  • コンチネンタルのコックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータ(HPC):モジュールプラットフォームによる新しいユーザーエクスペリエンスの技術的基盤

コンチネンタル(本社:ドイツ・バーベンハウゼン)とパイオニア株式会社(以下パイオニア 本社:東京)とは、今後車両への搭載増加が見込まれる統合コックピットの開発において、戦略的な提携を行うことに合意しました。本協業は、両社のインフォテインメントに関する技術を組み合わせ、車室内における新しいユーザーエクスペリエンスを用いたインフォテインメントシステムを開発し、アジア市場を中心に提供していくことを目的としています。

本協業を通じて、パイオニアのインフォテインメントソリューションがコンチネンタルのコックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータ(HPC)に統合されます。パイオニアの広範囲なソフトウェアパッケージとコンチネンタルのHPCの統合は、車両メーカーにおけるコックピットシステムの開発に大きな可能性を提供します。

この統合により、車両アーキテクチャの統合のトレンドとコックピットにおける機能範囲の急速な拡大にともなうソフトウェアの複雑化へ対応でき、ドライバーや搭乗者へ最適な手法で幅広い情報を伝える統合コックピットの開発が可能となります。車両メーカーは、インフォテインメントの幅広いソフトウェアパッケージを活用したコックピットシステムを柔軟に開発できるようになります。

未来のユーザーエクスペリエンス:コンチネンタルとパイオニアの戦略パートナーシップ締結

今後、複数のスペシャリストパートナー間の戦略的な協業の強化が必要となる中、幅広い統合専門知識・ノウハウを持つコンチネンタルと、カーエンタテインメントにおけるインフォテインメントソリューションの知見を有するパイオニアによる本協業は、コックピットシステムの分野において、柔軟で包括的なコラボレーションモデルとなります。

コンチネンタルのヒューマン・マシン・インターフェースビジネスユニット責任者であるフランク・ラーベ(Dr. Frank Rabe)は次のように述べています。「ユーザーエクスペリエンスは、車両の知覚領域の開発において、ますます重要な役割を果たしています。特に、操作の安全性、快適なデザイン、高機能性が最も重要です。当社のコックピット・ハイパフォーマンスコンピュータ(HPC)は、さまざまなソースからのサブドメイン全体のシームレスな統合などを含む要件を完全に満たしています。パイオニアは、当社の完璧で最適な協業パートナーであると考えています。」

コンチネンタル製コックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータ:パイオニア製インフォメーションシステムとモジュール型高性能プラットフォームの統合イメージ

パイオニアのモビリティプロダクトカンパニーの責任者である髙島直人は、次のように述べています。「コンチネンタルは集合計器と車両安全システムに関する優れた知見を持っており、当社は、OEMとアフターマーケット両方で40年以上に渡るグローバルでのマーケティング経験を通じて得られたカーエンタテインメントの知見を持っています。両社の知見は、ますます高機能化が進む中、安全で直感的な操作が可能な次世代HMIの提供において欠かすことができません。両社は、究極のユーザーエクスペリエンスを提供することを目的として、互いの知見を持ち寄り、コンセプト実証を通じて新しいアイディアを生み出し、具現化する取り組みを始めています。」

コンチネンタルの柔軟なプラットフォームの優位性について

これまで、車両のヒューマン・マシン・インターフェースは基本的に、2つのディスプレイに実装された2つの独立した領域、すなわちドライバーへ情報を表示するメーターパネルと、ドライバーと助手席用のセンタースタックディスプレイで構成されていました。インフォテインメント関連は、センタースタックディスプレイに集中していましたが、情報、サービス、機能の相互コネクティビティに対する高まりにより、この構造はもはや理想的ではなくなっています。それに対し、コンチネンタルのコックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータ(HPC)を搭載した統合コックピットは、車両内のすべてのディスプレイと操作要素を統合したユーザーインターフェースを実現します。

この統合コックピットでは、コンテンツを表示制限に関係なく表示でき、ユーザーが個別に配置することも可能なので、予想される重大な場面毎に本当に必要な情報のみ優先して表示します。これにより、ドライバーが受け取る情報が多すぎたり、気が散ったりすることがなくなります。一方、自動運転モードでは、すべてのサービスとアプリがドライバーへ提供されます。継続的に更新または修正できる単一のハードウェア上で、操作システムと異系統なすべてのシステムを分離する構造により、これらの快適性と安全性の向上が図られています。その実現のためには、ハードウェアに関係なく、単一の高性能コンピュータで多くのソースに付随するソフトウェアを提供する必要があります。本協業を通じて、両社は、コンチネンタルの高性能なプラットフォームを柔軟に活用することができます。

前述のラーベは次のように補足しています。「特にアジア市場は自動車のデジタル化分野に高い関心があり、ダイナミックです。このたびの戦略的協業を通じて、双方にとって強みと知見を理想的に組み合わせることができると信じています。このプラットフォームは、ソフトウェアを柔軟に実装でき、コックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータは協業を促進する技術的基盤となります。」

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コロナウイルスに対する取り組み

新型コロナウイルスに共に立ち向かう:コンチネンタル社員の世界での取り組み

  • コロナウイルス感染拡大抑制に向けた世界中の従業員の取り組み
  • 人事担当取締役会メンバー、アリアーネ・ラインハート「この危機状況下での従業員の結束、イニシアチブと創造性を誇りに思う」
  • 再利用生産: コンチネンタルの知見を活かし、個人防護具、医療分野向け製品を製造
  • 危機状況下の学び: 在宅勤務中にも50以上の認定資格トレーニングを提供 

世界のコンチネンタル社員が協力し、保護具の製造を含む様々なイニシアチブを通じ、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた支援を行っています。ソーシャルディスタンスが求められるこの時期において、自らのアイデアを提言、革新的なコンセプトで協業し、健康や公益保護に貢献しています。

ドアノブに直接触れることなく、前腕でドアを開けることができるアタッチメント

「この危機状況下での従業員の結束、イニシアチブと創造性を誇りに思います。コンチネンタルの4つの企業価値のうちの1つ『支え合い』が特に証明されています。連帯感、思いやり、共感、責任感をもって、今回の困難に立ち向かい、私たちの企業価値が、このようにして社会に向けたバリューを創造します。」コンチネンタルの人事担当取締役会メンバー、アリアーネ・ラインハート(Dr. Ariane Reinhart)が説明します。「『ソーシャルディスタンス・社会的距離』を『ディスタントソーシャライジング・距離を保った交流』へ、言い換えれば、現時点の可能性の中で、安全ガイドラインに沿ったやり方で社会的距離を維持しながら、グローバルコミュニティとしてより一層密接に成長していくことができるのです。」

3Dプリント技術を利用し、従業員が個人防護具を製造

スペインのルビ拠点では30名以上の従業員がCoronavirus Makersイニシアチブに参加し、3D プリンターを使用し、認定フェイスシールドを小ロット製作しています。

全世界の従業員は、現在、プロジェクトグループや社内のツールなど様々なネットワークチャネルを通じてアイデア交換し、互いに助け合うプロジェクトを開始しています。例えば、スペインのルビ拠点では30名以上の従業員がCoronavirus Makersイニシアチブに参加し、医療防護資材の製作に向けて知識を提供しています。会社保有、もしくは個人所有の3D プリンターを使用し、認定フェイスシールドを小ロット製作しています。欧州、アジア、米国の他拠点とも積極的にネットワークを活用し、医療従事者向けフェイスマスクに必要な部品を製造しています。

ドアハンドルに直接触れることなく、前腕でドアを開けることができるアタッチメント

ドイツ・レーゲンスブルクでは、従業員のアイデアからドアハンドル用アタッチメントをデザインし、3D プリンターで従業員向けに製造しました。ドアハンドルに直接触れることなく、前腕でドアを開けることができるようになります。



危機発生時にコンチネンタルのノウハウを活用

コンチネンタルのエキスパートが国境や部署の垣根を超えて協力し、知識や所有する機械を必要とされている場所に活用しています。アメリカ・バージニア州のウィンチェスター工場では通常、乗用車や商用車の内装・外装フィルムを生産しています。急な依頼に応じ、生産設備と工場でのノウハウが1日あたり6000枚以上のフェイスシールド生産に活かされ、地元の病院、診療施設、警察署や消防署へと届けられました。

他にも、考案中もしくは導入の初期段階にある活動があります。その焦点は、コンチネンタルのソフトウェアソリューションで感染流行プロセスの予測値を改善するもの、感染防止から守る特殊表面材の利用、医療用デバイス向け電子部品の開発製造です。

アメリカ・バージニア州のウィンチェスター工場では通常、乗用車や商用車の内装・外装フィルムを生産しています。急な依頼に応じ、生産設備と工場でのノウハウが1日あたり6000枚以上のフェイスシールド生産に活かされた。 © Continental AG

「バーチャル教室」でのトレーニング

この危機的上状況下においても、従業員に認定資格を受ける機会を提供するため、コンチネンタルでは、社内の技術トランスフォーメーション機関(Continental Institute for Technology and Transformation)の内容を調整しました。対面形式でトレーニング活動を行う機関として昨年設立されたCITTの進行中の全コースを2020年3月中にオンライン形式に移行、オンラインで資格取得できるようにしました。CITTモバイルラーニングという名前で、トレーニング開始を在宅で継続することが可能になっています。

50名以上の参加者が在宅で理論的検討を終了、さらに200名以上の従業員が加工力学やメカトロニクスエンジニアになるための実習を続けています。ラインハートは次のように述べます。「この成功が示すのは、熱心な指導者と生徒があれば、オンライン上でも教えることが可能であるということです。今後数カ月でプログラム数を500程度に拡大していきます。」

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2020年第1四半期決算: コンチネンタル、コスト管理を強化

  • 第1四半期のグループ売上高は98億ユーロ; 調整後EBITマージン4.4%、本源的売上高は10.9%減

  • 最初の3カ月を終え、高い流動性 (68億ユーロ)、買収・カーブアウト効果計上前フリーキャッシュフローはわずかにプラス (5,900万ユーロ)

  • CEOデゲンハート:「新型コロナウイルス危機の財務上への影響は、第2四半期に入り、より顕著になるであろう」

  • 現在の市場状況を考慮し、本年度の投資を少なくとも20%削減を目指す

  • 2020年度の売上高と利益は前年を大幅に下回るものと予想

  • 取締役役員は、さらに3か月間 (7月末まで) 報酬の10%を辞退

  • 生産再開: 全生産拠点の約5分の1において、一時的に生産停止の状況
  • パンデミック期間においても安全に生産活動を行うため世界レベルでの保護戦略を策定済、マスクの自社生産を計画

2020年5月7日 ドイツ・ハノーバー コンチネンタルの第1四半期の売上高と利益は大幅に減少しました。 その主な原因は、新型コロナウイルスによって引き起こされた中国における生産停止とそれに伴う影響です。現在の推定によると、この期間中に、中国における乗用車と小型商用車の生産は、前年比で約50%減少しました。 欧州 (約20%減) と北米 (約10%減) の市場も低調でした。この期間に、世界の自動車生産台数は約25%減、計1,730万台となりました。絶対数では、前年比で世界全体で生産台数が約570万台減少したことになります。

CFO シェーファーよる2020年第1四半期決算報告 © Continental AG

2020年4月27日、テクノロジーカンパニーは第1四半期の主要実績を発表、その売上高は98億ユーロ (2019年第1四半期:110億ユーロ) で、前年を10.9%下回りました。連結範囲や為替レート変動の影響を除外して、有機的に見ても10.9%の減少となります。調整後EBITは4億3,200万ユーロ (2019年第1四半期:8億8,400万ユーロ) に減少し、前年同期のほぼ半分となりました。 調整後EBITマージンは4.4%でした (2019年第1四半期:8.1%)。

2四半期はコンチネンタルにとって、売上高と収益の面で今年度最低レベルの四半期になるものと予想されます。その原因は欧州と米国における新型コロナウイルス・パンデミックの影響によるもので、その実態が第2四半期に初めて明確になります。コンチネンタルのCEO 、エルマー・デゲンハート (Dr. Elmar Degenhart)は、「コロナパンデミックの財務影響は、第2四半期にいっそう顕著になるでしょう。通常は、欧州と北米で売上全体の4分の3を構成していますが、現在、中国で自動車生産が再び安定しつつあるのに対し、これらの地域では3月末以来、新型コロナパンデミックからの深刻な影響を受け続けています」と述べるとともに、現在の事業の配分状況の再検討のもとで、収益のバランス再調整し、中期的にアジアでのシェアをグループ売上高の30%にまで引き上げるという、コンチネンタルの意図を明確にしました。

コンチネンタルでは、4月末に発表したとおり、状況が大きく変化し続けているため、現時点で2020年の見通し詳細の発表タイミングにしては明確にすることができません。しかし、DAX上場企業として、年間を通じて、売上高と利益が前年の数値を大幅に下回るものと予想しています。

コスト管理をさらに強化、フリーキャッシュフローはプラスに

コンチネンタルは、第1四半期にコスト管理をさらに強化しました。緊急度の低いプロジェクトや投資を当面延期し、現会計年度に投資を少なくとも前年比20%削減することを目指しています。コンチネンタルの最高財務責任者 (CFO) 、ヴォルフガング・シェーファー(Wolfgang Schäfer)は、「新型コロナパンデミックにより、3月初旬以降、経済環境の悪化がいっそう顕著になっています。そのため、コストブレーキへの圧力をさらに強めており、現在、全支出と投資の必要性を慎重に検討しています。即効性のある節減がきわめて重要であり、それが第2四半期の実績数値に明確に現れるでしょう。重要な開発プロジェクトの推進と来たるべき量産再開への準備を全力で進めています」と説明しています。

この期間中、有形固定資産およびソフトウェアへの投資は1億6,700万ユーロ減、4億7,500万ユーロとなりました。 グループ売上高に対する投資比率は4.8% (2019年第1四半期:5.8%) でした。

コスト管理は、買収・カーブアウト効果計上前のフリーキャッシュフローにすでにプラスの影響を及ぼしています。第1四半期には5,900万ユーロとなり、前年値 (マイナス5億8,000万ユーロ) を大幅に上回りました。シェーファー  は「第1四半期に、フリーキャッシュフローがプラスに転じました。これは、当社が即効性のある危機管理を行っている証拠です。季節的な条件により、フリーキャッシュフローは、通常、第1四半期にマイナスになります」と指摘しています。この改善の主な要因は、運転資本の支払いが減少したこと、投資が減少したこと、およびSAS Autosystemtechnik GmbHの50%の当社持分を売却したことによるものです。

第1四半期の研究開発費は9億1,300万ユーロで、グループ売上高に占める割合は9.3%、前年同期では8.2%でした。割合増加の背景には、新型コロナパンデミックの影響による2020年の第1四半期における売上高の減少があげられます。

第1四半期終了後も流動性は高水準を維持

2020年3月31日時点において、コンチネンタルは現金ならびに現金同等物を25億ユーロ、未使用のクレジットラインを43億ユーロ保有しています。デゲンハート は次のように強調します。「68億ユーロの流動性により、コンチネンタルのバランスシートは健全です。強固な基盤をもち、独立して事業活動を行い、世界全体が困難な状況にあっても効率的に機能しています」

構造改革プログラム「トランスフォーメーション 2019-2029」を一貫して推進

コンチネンタルは、現在の市場環境とは関係なく、構造改革プログラム「トランスフォーメーション 2019-2029」を継続実行中です。「構造改革プログラムにより、長期的な競争力と将来の実行可能性を強化します。中・長期的に効果を証明できるような持続可能な節減計画です」デゲンハートはこのように説明します。 3月初旬に発表の通り、中期的に悪化していく可能性のある市場を考慮し、コンチネンタルは、さらなる対策を現在検討中です。追加情報については改めて発表いたします。


世界の約5分の1の拠点が一時的な生産停止中

新型コロナウイルスの大流行により、コンチネンタルは、従業員を保護し、需要の減少に対応するため、3月中旬に世界の計249生産拠点のうち40%以上で、数日から数週間にわたって、一時的に生産を停止させていましたが、最近、多くの拠点で生産を再開しました。これについてデゲンハート は、「業界全体が生産停止からの再開する事態は、誰にとっても初めての経験です。そのため、コンチネンタルでは数週間をかけ、集中的な準備を行いました。 サプライチェーンの全要素が同時に再び組織化され、従業員の安全が保証されなければ、これは成功しません。ビジネスリーダーと立法者たちが国レベルおよび国際的なレベルで緊密に調整することが不可欠です」と力説します。

5月初めの時点で、世界全体249のコンチネンタル生産拠点の5分の1で生産がなおも一時的に停止しています。主に北米、ロシア、インドの拠点が該当します。 ドイツでは現在、1拠点のみがまだ生産を停止しています。

一時的な生産停止と需要の落ち込みにより、コンチネンタルでは、全世界のおよそ240,000名の従業員のうち、60%が現在、時短勤務を行っています。ドイツでは 4月に、全部門と全部署において約30,000名の従業員が時短勤務のスキームにのっとり、平均して6日間の時短勤務を行いました。新型コロナウイルスの流行が持続し、経済環境が依然として不透明な状況のため、ドイツでは5月に入っても時短勤務を実施する予定です。 適用率は地域の状況によって異なります。

取締役はさらに3ヶ月分の報酬の一部を自主返納

世界でコロナ危機により影響を受けているコンチネンタルの従業員への連帯のしるしとして、取締役会は、当初1か月としていた役員報酬10%の辞退を、7月の終わりまで、さらに3か月間延長することを決定しました。

世界レベルでの生産現場保護コンセプト

パンデミック期においても安全な生産活動を行うため、世界の全拠点に適用するコンセプトを立ち上げ、展開しました。全職場のリスク評価に基づき、プレキシガラス製の仕切りの設置、全拠点での清掃・消毒回数の大幅な増強、シフト短縮または時差シフト、人と接触しないシフトへの移行、および社員食堂の営業時間の延長、食堂や休憩室の座席間距離の拡大といった、目的に合わせたさまざまな保護対策が講じられています。

生産に直接関わらない従業員の大多数は、業務中の個人間の接触頻度を極力少なくするため、在宅勤務を行っています。会社の敷地内で実施される特定のタスクの実施についても従業員の健康を保護するグローバルなコンセプトを策定しました。

保護マスク:自社ニーズを自社生産でカバー

コンチネンタルの保護コンセプトでは、基本的にマスクの着用が義務付けられており、各職場のリスク評価に応じ、様々なタイプのマスクを使用します。コンチネンタルでは2020年9月から、自社生産で増大するマスクのニーズをカバーします。デゲンハート は、「マスクの自社生産は、従業員の健康と安全を保護することを意図した決断です。同時に、健康管理のために緊急に必要とされている保護マスクの市場購入における緊迫した状況を緩和したいと考えています」と述べています。このため、コンチネンタルはドイツ、米国、中国に生産ラインを立ち上げ、1週間に100万枚にも及ぶ保護マスクの自社ニーズをカバーする予定です。

2020年の第1四半期末のグループの全従業員数は239,649人でした。 2019年末と比較して1,809人の減少となります。

各グループセクターの事業実績の詳細は本社発行のプレスリリース英語版 (DOCX, 72.0 KB)  にてご覧いただけます

4月初旬時点での各事業分野の売上と収益は予想より良好に推移

オートモーティブ・テクノロジーズグループセクターの売上高は41億ユーロ (2019年第1四半期:47億ユーロ) 、調整後EBITマージンは1.8% (2019年第1四半期:6.0%) でした。本源的売上高はマイナス11.5%でした。

ラバー・テクノロジーズグループセクターの売上高は40億ユーロ (2019年第1四半期:44億ユーロ) 、調整後EBITマージンは9.8% (2019年第1四半期:12.2%) でした。 本源的売上高はマイナス10.8%でした。

コンチネンタルでパワートレインビジネスを行う、パワートレイン・テクノロジーズグループセクターの売上高は18億ユーロ (2019年第1四半期:20億ユーロ) 、調整後EBITマージンは0.7% (2019年第1四半期:3.9%) となりました 。 本源的売上高はマイナス9.1%でした。

こちらは現地時間2020年5月7日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

本社発行決算関連資料: Results Q1 | 2020

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ヴィテスコ・テクノロジーズ、オートモーティブ・ブランド・コンテストでダブル受賞

  • 「ブランドデザイン」、「デジタル」部門で受賞
  • 新しくモダンなイメージが全チャネルをカバー、他に類を見ないイメージ

 

名誉あるオートモーティブ・ブランド・コンテスト2020において、ヴィテスコ・テクノロジーの新ブランドが「ブランドデザイン」と「デジタル」部門で受賞しました。2019年10月、コンチネンタルのパワートレイン部門は新名称の下で独立、全く新しいブランドとそのブランド価値で、ヴィテスコ・テクノロジーは電動ドライブトレインを中心とした継続可能な戦略を遂行してきました

新しくモダン、他に類を見ないイメージ

「ヴィテスコ」という新しい名前はラテン語で命や生活を表す「Vita」から取られ、エネルギー、スピード、俊敏性を表し、その流れるような形状が企業ロゴに反映されています。イニシャル「V」はダイナミックなブランドシンボルです。ブランドアイデンティティにおける大事なブランドカラーは、白色とともに使用される、目を引く黄色です。この全く新しく、新鮮なイメージで、ウェブサイト、ソーシャルメディア、イントラネットといった、全デジタルチャネルに展開され、過去のアイデンティティから脱却しただけではなく、オリジナル性を作り上げています。

「新会社を設立する場合と異なり、新ブランドの誕生という今回のケースは、特に複雑なプロセスでした」このように語るのは、ヴィテスコ・テクノロジーズのコミュニケーションズ責任者であるアンネ=カトリン・ブロイ(Dr. Anne-Kathrin Bräu)です。「ポジティブな雰囲気で、かつ新アイデンティティ、ミッション、ビジョン、そして独自のプロファイルを持つブランドの立ち上げを限られた時間で検討しなくてはなりませんでした。タイトな期間に関わらず、素晴らしいスタイルですべてを達成できたという事実がこの受賞によりハイライトされ、全チームの誇りになります。」コアチームは、新ブランドデザイン構築プロジェクトを主導したthjnkグループと、そのグループ会社デザインエージェンシーlovedのサポートを受けました。

ヴィテスコ・テクノロジーズのモダンなイメージが全チャネルをカバー

2011年に始まったオートモーティブ・ブランド・コンテストは自動車業界唯一の国際デザインコンテストで、本業界の主要イベントとなりました。13カテゴリーと4つの特別カテゴリーに贈られる本賞は、全メディアと製品に対してそのブランドを首尾一貫して使用していることに焦点が当てられています。このコンテストは、ドイツ連邦議会下院のイニシアチブのもとドイツ企業のデザイン技術向上を目的として1953年に設立されたドイツデザイン評議会によって開催されています。320社以上に支持され、この組織は、世界における広報コンピテンス、デザイン、イノベーション、ブランド分野の知識トランスファーの中心的存在となっています。

ヴィテスコ・テクノロジーズのモダンなイメージが全チャネルをカバー

オートモーティブ・ブランド・アワード授賞式は2020年秋に開催される予定です。

オンラインで受賞作品が紹介されています。Link

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Simone Geldhäuser

Simone Geldhäuser Press Spokesperson Vitesco Technologies 電話: +49 941 790-61302 FAX: +49 941 790-9961302 電子メール:

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ヴィテスコ・テクノロジーズ、新R&Dセンターを中国にオープン パワートレインの電動化が戦略的焦点であることを明示

  • 天津に開所するこの施設で、アジアパシフィック地域における、ゼロエミッションを推進するテクノロジーの研究開発能力を拡張
  • ヴィテスコ・テクノロジーズは天津の近代的かつ高自動化された工場で、革新的な完全一体型電動アクセルドライブシステム(e-Axle)を2019年から生産中 

こちらは現地時間2020年4月21日にドイツ・レーゲンスブルグ、中国・天津で発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

コンチネンタルのパワートレイン部門、ヴィテスコ・テクノロジーズは中国の主要港である天津に研究開発センターを建設します。天津経済開発地域(TEDA)の管理委員会と当契約の調印を終え、ヴィテスコ・テクノロジーズは2021年に完成予定のこの新研究開発センターでハイブリッド及び電動パワートレイン技術の開発を行います。

写真左より Freeman Cao (l), head of the Asia Electrification Technology business unit, Vitesco Technologies, and Xianghua Jin (r), Tianjin TEDA government representative - signed the MoU (Memorandum of Understanding). なお、本写真は新型コロナウイルス感染症拡大前に撮影されたものです

ヴィテスコ・テクノロジーズのエレクトリフィケーション・テクノロジーズ事業部長、トーマス・ステイーエル(THOMAS STIERLE)は次のように述べています。「私たちの戦略がパワートレインの電動化に注力しているのは明確で、電動化のパイオニアとして10年以上の経験と、幅広く、とても魅力的な製品ポートフォリオを有しています。天津の新センターは、今後電動化の高成長が期待される、まさにこの場所の中心に有する既存の開発施設を発展させるものです。」この新施設の延べ床面積は9,000平方メートルで、オフィスに加え、電動ドライブ技術を試験及び評価できる、幅広い先進設備を導入したテストラボが入る予定です。ヴィテスコ・テクノロジーズにとって、天津は中国における重要な拠点の一つであり、高品質な大量生産を可能にする自動生産ラインを有する工場がすでに稼働しています。2019年10月、PSA及び現代自動車向けの完全一体型電動アクセルドライブシステム(e-Axle)の量産はここからスタートしました。また、他の自動車メーカーからも、これから投入される電気自動車向けのドライブシステム向けサプライヤーとしてヴィテスコ・テクノロジーズを指名いただいています。このコンパクトで軽量、パワフルな電動ドライブはEモビリティが誰にでも手の届くものに、そして、マスマーケットにふさわしいものへと変えてくれることでしょう。

完成予想図: 中国・天津V.T. EモビリティR&D センター

エレクトリフィケーション・テクノロジー事業部のアジア担当責任者、ヤンフェイ・カオ(YANFEI CAO)はこう述べています。「天津のこの新R&Dセンターはヴィテスコ・テクノロジーズにおける新たなマイルストーンです。世界最大の自動車市場である中国において、現地のお客様との密接な関係を構築し、電動化技術を有する車両開発の最適なサポートを可能にします。」この新R&Dセンターは上海のR&Dセンターと密接に連携し業務を進めます。

この新R&Dセンターは、システム、ソフトウェア、電動化、メカトロニクス、及びテストなど様々な分野のエンジニアと同様にサポート機能から成り、魅力ある施設となるでしょう。

2019円10月、PSA及び現代自動車向けの完全一体型電動アクセルドライブシステム(e-Axle)の量産は天津工場でスタートしました

ヴィテスコ・テクノロジーズは世界中のお客様の要望に合わせ、幅広い範囲の電動化ソリューションを提供します。その製品群は48Vマイルドハイブリッド技術からパワーエレクトロニクス、充電、バッテリーマネジメントシステム、e-Axleといった、高電圧ハイブリッドとフルバッテリー電動パワートレインのキーコンポーネントです。

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Simone Geldhäuser Press Spokesperson Vitesco Technologies 電話: +49 941 790-61302 FAX: +49 941 790-9961302 電子メール:

Yuhui Qian 钱宇辉 大陆集团企业传播经理 上海市大连路538号 200082 電話: +86 21 6080 3613 電子メール:

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低圧ホースアセンブリはCPAPシステムといった医療用ガスを使用する呼吸装置に使用

© Continental AG

コンチネンタル、イタリア・ベルガモ地域、ロンバルディア州の医療機関向けに医療機器用ホースを製造

  • コンチネンタルでは新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックにより余儀なく減産する中、イタリアの医療機関向けに要求を受けバッチ製造を行う 

  • マルコ・タンボリーニ:「ベルガモ、そしてイタリア社会のためにまずできる支援」 

  • 低圧ホースアセンブリはCPAPシステムといった、医療用ガスを使用する呼吸装置に使用 

  • ポリ塩化ビニル(PVC)製ホースは空気、酸素、亜酸化窒素、ヘリウムや二酸化炭素の移送に使用可能 

テクノロジーカンパニー、コンチネンタルは、イタリアのダべリア拠点において、ベルガモ地域、またロンバルディア州の医療機関向けにホース製造を行いました。「コンチネンタルでは新型コロナウイルスパンデミックにより、北イタリアの工場では減産していますが、切迫した医療分野向けに特別に依頼されたバッチ製造を行いました。そのため、一時的に製造ラインを稼働再開しました。医療分野での支援により、ベルガモ、そしてイタリア社会のために貢献できたと思います。この困難な時期において、医療従事者の方々が極めて重要な活動を行ってくださっています。」このように説明するのは、サーモプラスチックホース製造のイタリア拠点責任者マルコ・タンボリーニ(Marco Tambori)です。ホースは空気と他医療用ガスの移送のために製造されました。たとえば、持続陽圧呼吸療法システム等の呼吸装置に低圧力をかけた空気を送り込み、自発呼吸が維持できるようサポートします。 

コンチネンタルでは新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックにより余儀なく減産する中、イタリアの医療機関向けに要求を受けバッチ製造を行う © Continental AG

こちらは現地時間2020年4月9日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの一部参考訳です。英文リリース全文はこちらをご覧ください。なお、英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

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Jochen Vennemann Manager External Communications ContiTech 電話: +49 511 938-18024 電子メール:

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コンチネンタルが新開発 ら眼3Dディスプレーを量産

  • 専用の3Dメガネを必要としないら眼3Dディスプレイをヒュンダイ・新ジェネシスGV80向けに量産開始
  • 3D テクノロジーはドライバーの視線を検知するインテリアカメラを活用
  • コンチネンタル「クロス・ドメインハブ」:新開発ハイパフォーマンス・コンピュータにより車載ディスプレイ複数画面の統合化を実現
  • 次世代3D対応ディスプレーを開発中


テクノロジー・カンパニーであるコンチネンタルは、このたびヒュンダイの新型ジェネシスGV80ハイラインバリアント向けに新開発の ら眼3Dディスプレーの量産を開始します。この新開発3Dディスプレーでは画面上に3次元立体スケール、車両位置ポインター、および周辺の構造物を表示するだけでなく、ドライバーの視線に一時停止の警告を表示することも可能としています。このディスプレーでは 3次元の警告信号を見るのに特殊な3Dメガネは必要ありません。「パララックス・バリア(視差バリア:ドライバーの視野を分割する傾斜スラット)」によりわずかにオフセットした2つの異なる画像を左右の眼球がとらえることにより、あたかも実際の対象物を見ているかのような3次元画像を実現しています。

この3D効果を得るためには、ドライバーの視線を検出し、3Dで見えるよう、頭部の位置に応じて調整するコンチネンタルのインテリアカメラが重要な役割を果たします。同時に走行中の安全性確保のため、ドライバーが ら眼3Dスクリーンに長時間注視したために注意が散漫化した場合や疲労した場合を特定検出し即座に警告を発します。 このダッシュボード上の計器クラスターを ら眼3Dで視覚化する最大のメリットは、ドライバーがADASシステム、従来のディスプレー、通信サービス、インフォテインメントアプリケーションからの過剰な情報量を制御できることにあります。

「ら眼3Dテクノロジーを採用したディスプレーが量産されることにより、マン・マシン間のインターフェースをまったく新しいレベルに引き上げ、近未来の“コネクテッド・コックピット”での直感的なHMIの基盤を築いています」 コンチネンタルのヒューマン・マシン・インターフェース事業部長のフランク・ラーベ(Dr. Frank Rabe)は語ります。 「さらに、この安全性と快適性の向上が車載電子機器のリーンアーキテクチャに犠牲を強いることがないようにするために、センターコンソールまたはダッシュボードのさまざまなディスプレーを“クロス・ドメインハブ”に統合しました。」

コンチネンタルは、車載3Dテクノロジー搭載のディスプレーを量産開始

“クロス・ドメインハブ”でディスプレーとコントロールユニットを統合

今後のトレンドとして、車載システムの複雑さを軽減し、重量とスペース軽減化のために、車載入出力デバイスに必要な制御ユニットの数は少なくなるでしょう。 “クロス・ドメインハブ”はコンチネンタルのハイパフォーマンス・コンピュータであるとともに、ヒュンダイ新型ジェネシスで使用されているコンチネンタル製3Dディスプレーの基盤ユニットです。これは、現代のE / Eアーキテクチャの発展において大きなマイルストーンと言えます。その意味するところは、車載E/Eアーキテクチャが多くの車載制御ユニットから解放され、いくつかの高性能コンピューターに変容することと言えます。 コンチネンタルの次世代“クロス・ドメイン”ソリューションにおいては、複数の車載ディスプレーが1つのユニットのもとに統合されています。ドライバーは、たとえば指や掌によるジェスチャ制御で、ナビゲーションマップを助手席側のディスプレーから自分のスクリーン画面にドラッグし、ドライバーが望むまさにその場所に置くことで複数のディスプレーコンテンツを簡単に配置することができます。自動運転モードにセットすると、それまで前席でしか見ることができなかったすべてのドライビングサービスとアプリケーションが、コックピットの幅全体にわたるひとつのワイドディスプレーで見ることができます。

ライトフィールドディスプレイ:誰もが車載3D映画を楽しめるために

助手席乗員と後部座席乗員どちらも社内で3D体験を楽しめるようにするため、コンチネンタルは現在、シリコンバレーに本拠を置くレイア社Leia Inc.の“ナチュラル3Dライトフィールドテクノロジー” を使った新しい3Dディスプレーを開発しています。この新技術では、従来必要であった乗員の頭部位置検出用のカメラが不要となります。これによりディスプレー自体の重量、必要空間およびコストを節約する効果だけでなく、ビデオ会議やオンラインショッピングから拡張現実ゲームや3D映画に至るまで、コネクテッドカーのすべての乗員にデジタルサービスの新しい世界を開きます。前出の「パララックス・バリア」の代わりに、このシステムはレイア社独自の「回折光フィールドバックライト(DLB)」技術を使用しています。これはディスプレーパネルの下に回折格子とナノ構造を備えた光導波路で、光を屈曲させることでナチュラルな3D効果を生み出します。コンチネンタルは、この革新技術を実装投入する予定で2022年までに量産が計画されています。

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Sebastian Fillenberg

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ヴィテスコ・テクノロジーズ、欧州自動車メーカーから 大量受注を獲得

  • ヴィテスコ・テクノロジーズの電動化戦略の一環として、世界で初めて電気加熱式触媒コンバーターの大量生産開始
  • 2022年後半に生産開始となる数百万台ユニットの電動バン向けプロジェクトの契約
  • 施行予定の厳格な排気ガス規制ユーロ 7に準拠する革新的な電気触媒コンバーター   

レーゲンスブルク、2020年3月12日 車両の電動化分野における大手サプライヤー、コンチネンタルのパワートレイン部門でもあるヴィテスコ・テクノロジーズは、ディーゼル触媒コンバーター向け革新的な電気加熱式エレメントの大口契約を欧州自動車メーカーから獲得しました。このEMICATブランドの触媒技術は、48Vハイブリッドバン2車種に搭載される予定です。数百万台の契約となる、本製品の生産開始を2022年後半に予定しています。

触媒コンバーターの急速加熱能力が、排ガス後処理の全体的な効率を高めます。つまり、車両が次世代の極めて厳しい規制要件となるユーロ7への対応準備ができます。ヴィテスコ・テクノロジーズが開発したEMICAT電気触媒は、燃焼エンジンを対象としたスマート電化のソリューションの一例です。排出ガスの温度があまりにも低く、排ガス後処理には適さない場合でも、効果的な後処理を実現します。例えば、都市部を低速で走行する車両のディーゼルエンジンが、ほとんど熱を発生しない場合を指します。使用する48V電流は車両のマイルドハイブリッドシステムの回生によって得られます。 

The innovative e-catalyst is part of Vitesco Technologies’ electrification strategy

ヴィテスコ・テクノロジーズのセンシング&アクチュエーション事業部長、クラウス・ハウ(Klaus Hau)はこのように述べています。「高出力ドライブトレインの電動化が、EMICAT®のような排出量削減を目的とした革新技術を確実にサポートし、きわめてクリーンな未来のモビリティーのあらゆる運転状況下でのロバストな排出コントロールを実現します。EMICAT®は実路走行排気の決定的な弱点、すなわち極端に冷却された排ガスを除去します。世界初となる触媒コンバーターを連続生産できるということは、あらゆる運転状況下における排ガスの安全性が重要であることを裏付けています。」

Klaus Hau: „EMICAT® eliminates a decisive weak spot with regards to real driving emissions, namely excessively cold exhaust gases.”

排ガスの安全性  - コールドエンジンで始動した場合でも基準内

現代のディーゼルエンジンは高効率で、一定の動作状況下ではエンジンが暖かくなることはほとんどありません。熱損失は効率低下につながり、原理上これは望ましいことです。しかし、排ガス中の汚染物質は、排ガス、つまり触媒コンバーターが十分に高温な場合にのみ、触媒コンバーターで無害な物質に変換されます。かつてエンジンのコールドスタート時にのみ頻繁に起こっていたような、低速で進む市街地走行時にはあまり当てはまりません。「テストサイクルにおける汚染物質の大部分はコールドスタート中に放出されるため、厳しい排出基準に準拠するために重要な意味をもちます」とヴィテスコ・テクノロジーズの触媒コンバーター・フィルター製品責任者であるロルフ・ブリュック(Rolf Brück)は説明します。

This EMICAT® technology will be used in two of the manufacturer's 48-volt hybrid van models

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48Vマイルドハイブリッドのバンでは、回生で集めた電力を使用して触媒コンバーターシステムを加熱します。「その後、排ガス後処理も確実に機能します」ブリュックは補足します。

実験車両で確かな試験を終えた完全システム

ディーゼルエンジンのマイルドハイブリッドデモ車両で、ヴィテスコ・テクノロジーズはEMICAT®が4kWの加熱出力で得られる効果を実証しました。48Vシステム搭載のスーパークリーン電動ディーゼル車では、窒素酸化物排出量が40%減少し、二酸化炭素排出量はWLTPテストで3%減少しました。遅々として進まない「ロンドンの交通」サイクルでは、窒素酸化物排出量は実に62%減少しました。スーパークリーン電動ディーゼル車では、排ガス後処理の効率は97%にまで上昇します。

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Simone Geldhäuser

Simone Geldhäuser Press Spokesperson Vitesco Technologies 電話: +49 941 790-61302 FAX: +49 941 790-9961302 電子メール:

Fiscal Year

コンチネンタル、2019年の年間目標を達成 健全なモビリティエコシステムに注力

  • 売上高微増、445億ユーロ (2018年: 444億ユーロ)
  • 市場成長率:マイナス約6%、有機的な売上成長率はマイナス2.6%
  • 調整後営業利益:32億ユーロ (2018年:41億ユーロ)、調整後EBITマージン:7.4% (2018年: 9.3%)
  • 営業利益 (マイナス2億6800万ユーロ)、純利益 (マイナス12億ユーロ) 、これらは既に報告済の現金支出を伴わない減価償却によるもの
  • 買収およびカーブアウト効果前のフリーキャッシュフロー:13億ユーロ (2018年:19億ユーロ)
  • 配当案:1株あたり4.00ユーロ (2018年:4.75ユーロ)
  • 2020年の市場の見通し:全世界の自動車生産は3年連続で減少する見込み(-2〜-5%)
  • 環境悪化に対応する競争力強化のための追加措置、2020年5月にはその初期結果を期待
  • 2020年度の予測:連結売上高は約425〜445億ユーロ、調整後EBITマージン約5.5〜6.5%

2020年3月5日 ドイツ・ハノーバー 市場環境が著しく悪化する中、コンチネンタルでは2019会計年度の修正目標を達成しました。 テクノロジーカンパニーが木曜日、ハノーバーにおいて開催した年次記者会見の場で発表しました。 暫定値によると、DAX上場企業の前会計年度における売上高は445億ユーロ(2018年:444億ユーロ)、調整後EBITマージンは7.4% (2018年:9.3%)であり、調整後営業利益32億ユーロ (2018年:41億ユーロ)となりました 。最新の推定値によると、2019年の自動車生産は全世界で約6%減少、同期間のコンチネンタルの組織的売上高の伸びはマイナス2.6%であり、市場を上回る成長をとげることができました。
2019年10月末に報告の通り、同期間には25億ユーロの現金の支出を伴わない減価償却を実施しました。 会計基準に求められるのれんの減損処理の結果、営業成績はマイナス268百万ユーロ (2018年:40億ユーロ)、そして純利益マイナス12億ユーロ (2018年:29億ユーロ)となっています。
こうした不利な状況や多額の資本支出を伴ったにもかかわらず、コンチネンタルでは前会計年度に資金調達前の合理的なキャッシュインフローを達成、取得ならびパワートレイン部門の法的な独立による効果前のフリーキャッシュフローは13億ユーロに達しました。
コンチネンタルの取締役会はこれに基づき、健全なバランスシート構造を考慮し、2019会計年度の配当金は1株あたり4.00ユーロ (2018年:4.75ユーロ) を提案します。 
コンチネンタルの最高経営責任者、エルマー・デゲンハート(Dr. Elmar Degenhart) は前会計年度を振り返り、次のように述べます。「困難な時期にも、コンチネンタルは市場を上回る業績を継続達成しています。昨年は、自動車産業全体が明かな低迷の兆候を残しました。 運営面では全体的に非常に良好でしたが、2019年の結果として、特にオートモーティブ部門においては満足できない状況でした。」また、全体的に厳しい状況におかれる中、配当提案が前年比で若干低く設定されていることについても言及しました。

2020年の市場の見通し:全世界の自動車生産は3年連続で減少

コンチネンタルでは、2020年に経済環境回復を予想していません。2020年に全世界の乗用車と小型商用車の生産が3年連続で減少するであろうと予想しており、その減少幅は、前年比で2〜5%になるであろうと考えています。 この評価は、現時点で確定できる生産量に対し、コロナウイルスの影響も考慮しています。 コンチネンタルでは現在、今年度の最初の3か月における全世界における自動車生産が前年度同時期比で10%以上減少すると見込んでいますが、この期間中に中国では少なくとも30%の減少が予想されています。 この市場の見通しには、コロナウイルスの継続的な拡散による生産やサプライチェーンの中断、また需要への損失は含んでおりません。 現時点でこれらの損失を推定することはできません。
「2020年にも厳しい経済環境が続くでしょう。」このように語るのはコンチネンタルのCFO、ヴォルフガング・シェーファー(Wolfgang Schäfer)です。 そして、「生産量減少に加え、コロナウイルスの感染拡大による混乱、さらに解決されていない貿易問題や欧州における排出規制の大幅強化、ビジネスプロセスと製品の急速なデジタル化といったことが世界規模でネットワーク化されている自動車産業に影響を与えています」とも語っています。

2020年度事業予測:市場縮小で売上成長減

2020年度は市場の不確実性が継続しており、低調なスタートになっています。 市場と関連産業におけるトレンドに関連した予測に基づき、コンチネンタルでは2020年の連結売上高を約425〜445億ユーロ、そして調整後EBITマージンを約5.5〜6.5%になると予想しています。 新オートモーティブテクノロジー事業セクターと旧パワートレイン部門の売上高計は約255〜265億ユーロ、調整後EBITマージンは約3〜4%になると予想されます。 ラバーテクノロジー事業セクターの売上高は約170〜180億ユーロ、調整後EBITマージンは約10〜11%になると予想します。

構造変革プログラム「Transformation 2019 - 2029」:追加措置の評価

「Transformation 2019-2029」構造変革プログラムは、自動車産業の世界的な衰退、ドライブシステム分野の破壊的な技術変化、製品とビジネスプロセスのかつてない高速デジタル化に対するコンチネンタルの応えです。「2020年は構造改革の移行年となります。 私たちの構造変革プログラムと新組織構造は、中期的に目覚ましい進歩をもたらすでしょう。」デゲンハートは自信を持って語ります。
デゲンハートは、2019年9月の構造変革計画発表以降の世界経済環境の悪化にも触れました。 乗用車と小型商用車の生産の絶対的な減少は、今や危機的な年であった2008/09年の次元に達しています。 現在のコロナウイルスの伝播、それに関連した中国における生産制限もこれに寄与しています。
「当社が関わる諸業界における不確実性は急速に高まっています。経済回復は、期待よりも長い時間を要するでしょう」とCEOは語ります。「そのため、現行の構造プログラムに加え、弱体化する全体的な状況とその中期的なインパクトに効果的な対応できるよう、追加措置を検討しています。 成功に必要な2つの主要なゴールを追求しています: 継続的な生産性向上、長期的な競争力です。「このプロセスの初期結果が2020年5月には見えてくるとみており、それについては時機を見てご報告する予定です。」
コンチネンタルでは、2019年9月末に構造計画を発表した際、さらなる調整の可能性について既に言及していますが、定義した措置に対し望ましい収益目標を達成できない場合の追加プロジェクトの導入については除外していません。

デゲンハート:「コンチネンタルは、この先の不確かな状態に、早い段階から必要な準備を講じた」

全世界の自動車産業における中長期的な課題に関して、デゲンハートは自信を持って語ります。「コンチネンタル、そして関連産業では現在、大きな変化が起きています。 それは私たちの事業を構成するすべてのものに影響を及ぼすものです:製品、プロセス、ビジネスモデル、そして構造。 私たちは非常に大きな課題に直面していますが、これはコンチネンタルにとっては大きな機会になると考えています。」 コンチネンタルは早い段階でしっかりとした技術基盤と強固なバランスシートを整えました。「前回自動車業界に起きた不況時よりもはるかに準備が整っており、将来の成功に向け、明確な計画を持っています。」

収益性の高い成長分野に注力

この計画の重要な部分は、収益性の高い成長分野での事業強化に完全集中することです。 これらに含まれるのは、支援型で自動化され、コネクテッドな運転、新しい車両アーキテクチャや新しい高性能コンピューターを使用した車両の接続性の実装、プラスチック、ゴムまたはエレクトロニクスからなるインテリジェントな製品を活用したソフトウェアとデータ事業、産業および消費者向け事業です。資本展開の優先度は収益性を伴う成長です。これは企業文化のさらなる強化と密接に関連します。 その重要な要素とは、コンチネンタルの企業価値、意思決定の責任をさらに分散化すること、将来志向の従業員トレーニングを含みます。 「コンチネンタルのようなサプライヤーが、環境的、経済的、社会的気候も保護する健全なモビリティエコシステムに重要な貢献を行うのです」とデゲンハートは語ります。

コンチネンタルは将来のモビリティに大々的な投資を継続します

昨年、コンチネンタルでは引き続き高レベルの設備投資を行いました。 「私たちは将来のモビリティに数十億ユーロを投資しています。 こうした困難な時期にこのようなことを達成できる企業は全世界でもほとんどないでしょう。同時に、全分野において徹底した原価管理を大幅に向上させました。」CFOシェーファーが説明しました。 
2019年度単年で、約67億ユーロ (2018年:63億ユーロ)を研究開発、そして有形固定資産およびソフトウェアに投資しました。

コンチネンタルの財政基盤は健全

2019年12月31日現在、コンチネンタルの流動性準備は80億ユーロ (2018年:63億ユーロ)で、うち33億ユーロ (2018年:28億ユーロ)は現金および現金等価物、47億ユーロの未使用のクレジットライン(2018年:35億ユーロ)です。 「コンチネンタルは堅実に資金調達しており、 したがって、向こう数年間は万全に整っています」とシェーファーは語ります。「2019年には4種の債券を発行し、リボルビングクレジットラインを確保することで極めて良好な条件を達成しました。 改善された結果は当社の実績であり、バランスシート構造が堅実であることをさらに裏付ける証拠となります。」コンチネンタルは、持続可能な事業に報いる新リボルビングクレジットライン基準を最初に組み入れた企業の1社です。

2022年末までにソフトウェアおよびIT専門スタッフ数が10%増加

未来のモビリティは、主にエレクトロニクス、ソフトウェア、センサーシステムに関連し、現在それらの製品が自動車産業事業の売上の7割を占めており、まもなく8割になります。 新機能により車両に搭載されるソフトウェアは今後10年間で10倍に増加するでしょう。「コンチネンタルはソフトウェアブームの恩恵を受けるでしょう。」デゲンハートは語ります。
コンチネンタルで新たなトレンドと新技術の開発に携わるエンジニアの数は51,000名、うち20,000名以上がソフトウェアおよびITエキスパートです。2022年末までに22,000名に増員する予定です。 現在、人工知能(AI)の分野単独で900名以上の従業員が働いており、2022年までには1,900名がAIの知識を有する状態になるでしょう。 コンチネンタルでは、24時間体制でソフトウェアプロジェクトを推進するため、ソフトウェアコンピテンスセンターをアジア、欧州、米国と世界的に展開しています。 昨年末時点でのコンチネンタルのグローバルチームは、59の国と市場で241,000名以上の従業員 (2018年:243,000名以上)で構成されていました。

コンチネンタルでは、高性能コンピューターの制御ユニットで新機能を実現

現在、車両に搭載されている最大100個のエレクトロニクスが、将来的には約10個になるでしょう。 コンチネンタルでは、独自のソフトウェアとアルゴリズム、そして高性能コンピューターのソフトウェア提携先から入手するアプリケーションを元に、さまざまな機能パッケージを統合します。「未来の自動車に必要となる膨大な数のソフトウェアを統合し、同期できるシステムサプライヤーはほんの少数です。 コンチネンタルはそれらの1社であり、世界の大手自動車メーカー複数社から受注を受けています」とデゲンハートは説明します。

コンチネンタルはすでにシリーズ生産用に高性能コンピューターを提供

コンチネンタルはすでに、大量生産される複数の新車向けに高性能コンピューターを提供しています。 
コンチネンタルの高性能コンピューターは、高度な車両ネットワーク接続を可能にします。 これには、新機能をインストールするオプションが含まれますが、無線接続で送信される車両のセキュリティ更新も含まれます。 それらは車内でまったく新しいアプリケーションを使用できるほど強力なものでもあります。 「多すぎるものが少なくなっていく。新しい車両コンピューターは複雑さを軽減し、特に電気自動車の運転において新次元の快適性を可能にします。 システムのおかげて、車両がインターネットの一部になります。先駆的な仕事であり、私たちをコネクテッドカー向けソフトウェア能力の最先端企業に押し上げてくれました」とデゲンハートは語ります。
コンチネンタルの専門家は、利用可能な2030年の車両モデルに必要な処理能力は現在の50倍に及ぶと予測しています。 処理能力は不可欠なものであり、車内のソフトウェアの継続的な更新が可能になります。つまり、複雑な機能を変化するお客様の要件と、さらに増加する要件に適合させることが可能になります。

将来の自動車の車内:ディスプレイとカメラ、インテリジェントサーフェス

強力な車載コンピューターは、車内で完全に新しい操作コンセプトを実現します。 将来的にディスプレイとカメラ、そして汎用性の高いインテリジェントサーフェスでは、能動的な触覚フィードバックがシームレスに統合されます。 たとえば、いくつかのディスプレイやタッチディスプレイで構成される、車両幅全体にまたがる大きな湾曲したガラス面が装備されることになるでしょう。ディスプレイに埋め込まれたインタラクティブな操作エレメントによって補完するため、それらは必要になるまで見えない状態で待機します。
プリンテッド・エレクトロニクスの活用により、将来の車にまったく新しい動作コンセプトを実装できるようになります。 プリンテッド・エレクトロニクスは超薄型センサー、LED、その他の電子部品をさまざまな表面や材料への統合を可能にします。現在開発しているこの技術を活用し、その他多くのアプリケーションを他業界でも実装することができるようになるでしょう。 将来的には、たとえば、ブランドメーカーがコンチネンタルの技術を備えたインテリジェントなパッケージを採用し、自社の高品質製品を劣悪なコピーと恒久的に差別化することができるようにもなります。 消費者はスマートフォンとネットワーク接続することでデジタルベースの信頼性チェックを実行することができます。

継続的に受注量の多い運転支援システム

将来の運転支援・自動運転システムの鍵は、コンチネンタルの強力なセンサーシステム、ソフトウェア、そしてエレクトロニクスです。 2019年の売上高は20億ユーロで、運転支援および自動運転の分野で主導的な地位を占めています。 コンチネンタルでは、これからも引続き無人運転の予備段階であるこれらの安全技術で力強く成長していきます。 この分野における受注は昨年だけでも約40億ユーロに達しました。 技術の視点から見れば、コンチネンタルは、包括的な製品群と専門性を有し、高速道路における高度自動運転を既に実現することができる世界でも数少ないプロバイダーの1社です。 コンチネンタルはシステムプロバイダーとして、必要なすべてのコンポーネントを一手に提供することができます。

コンチネンタルがタイヤをソフトウェアで再発明

コンチネンタルは2019年に世界で合計1億4,200万本を超える乗用車用タイヤを生産しました。 現在、コンチネンタルは世界のトップ3の乗用車タイヤメーカーの1社です。 将来、コンチネンタルのタイヤはますますインテリジェントなものになります。ドライバーに温度と空気圧だけでなく、トレッドの深さについても確実に知らせることができるようになるからです。 損傷を早期に認識して警告を与えることができるため、タイヤ寿命が延び、ダウンタイムを最小限に抑えます。Conti-C.A.R.E. システムにより、タイヤとリムがタイヤの空気圧を独立して調整することができるようになります。結果、快適性が大きく向上し、安全性が高まり、タイヤ寿命が長くなり、ダウンタイムは短縮し、エネルギー消費量を抑えられます。ラバーとセンサーシステムとソフトウェアをスマートに組み合わせることで、特に車両フリートやシェアード・モビリティ・システムの事業者向けに、新たに急成長しているビジネスモデルを実現可能なものにします。

主要事業分野の営業実績
© Continental AG

2019年会計年度においてオートモーティブグループ (2019年末までシャシー&セーフティー、インテリアとパワートレインの3部門が所属)は、急速に悪化した業界の不況を完全に逃れることができませんでした。 全世界の自動車生産は約6%減少しましたが、同期間の売上高は1.2%減少の265億ユーロ(2018年:269億ユーロ)でした。

組織的な売上高としては3.3%の減少となりました。 報告された業績はマイナス21億ユーロ (2018年:19億ユーロ)、マイナス7.9%のマージン(2018年:7.0%)です。 この主な理由は、2019年10月末にすでに報告している市場の期待値の低下であり、その結果、25億ユーロの現金の支出を伴わない減価償却が発生しました。 減価償却、連結範囲変更、および特殊効果調整後の業績は、4.4% (2018:7.0%)となりました。

ラバーグループ (2019年末までタイヤおよびコンチテック部門が所属)では、昨年180億ユーロの売上高を生み出しましたが、これは前年同期比で2.3%の売上増加を意味します。 組織としての成長は、マイナス1.5%でした。 12.4%の調整後EBITマージン(2018:13.6%)は、22億ユーロの調整後営業利益に相当します(2018年:24億ユーロ)。 特に、タイヤ部門では、衰退する環境においてマイナス0.2%の有機的な成長を達成することができました。

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Henry Schniewind

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Continental Japan

ポリオワクチン28人分をペットボトル回収で。 コンチネンタルから開発途上国の子どもの健康に貢献

CSR

  • ボトルキャップを社員の自発的回収で24,000個集める

コンチネンタル・オートモーティブ株式会社(神奈川県横浜市)は、社会貢献(CSR)活動の一環として2019年6月~12月に横浜本社および拠点でペットボトルキャップの回収を行い、24,117個のキャップを認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会へ寄付しました。

オフィスでまたは家庭から回収されたボトルキャップは、「NPO法人 キャップの貯金箱推進ネットワーク」で回収、再資源化され、その売却益で「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」より開発途上国の子どもへワクチンとして届けられます。

コンチネンタルでは、従業員による積極的な社会貢献活動を推奨しており、環境保護の観点から再利用、リサイクル、削減に関する活動を推進しています。コンチネンタル・ジャパンで働く従業員が自発的に行っていたペットボトルキャップ回収運動を、2019年より企業としての活動として展開しました。


2019年度活動報告:

寄付したキャップ:24,117個

ポリオ(小児麻痺)ワクチン:28人分

CO2削減(換算):184kg


コンチネンタル・ジャパンは、世界的な自動車部品サプライヤーとして2000年より横浜の本社をはじめ13拠点にて事業展開しています。日本の自動車メーカーのパートナーとして、自動運転、電動化、コネクティビティに貢献する革新的な技術を開発しています。

また、日本における地域貢献活動にも取り組んでおり、子どもたちに向けたSTEM教育支援、地域コミュニティ支援活動の他、西日本豪雨災害や大型台風被災地支援として義援金を日本赤十字社を通じて送付しています。

Continental_PP_Cooperation_Portal

新開発「コンチネンタル開発オンラインポータル」でビークルアーキテクチャ向けのソフトウェア統合を自動化

  • 「 コンチネンタル 開発 ポータル」 は、自動ソフトウェア バリデーション と統合のソリューションを提供し、 車両 開発時間を短縮します。
  • システム インテグレーション は、次世代の車両 開発での 複雑なハードウェアおよびソフトウェア開発 成功の 重要な カギとなる
  • 「コンチネンタル 開発 ポータ ル 」 は、ソフトウェア 開発の基盤 プラットフォーム を提供。個別のソフトウェアのカスタマイズも可能


2020年1月23日 ドイツ・レーゲンスブルク発 コンチネンタルは、自動車メーカーにおける車両開発とソフトウェア開発との統合を自動化および標準化する新しいオンラインプラットフォームを発表しました。 新しく開発された コンチネンタル 開発 ポータル (Continental Cooperation Portal)により、今後自動車メーカーとサプライヤーは、車両開発プロセスの時間と費用を節約し、関係者全員のコストを削減すると同時に、ソフトウェアの品質を向上させることが可能となります。現在多くの自動車メーカーが抱える指数関数的に増加するソフトウェアを次世代車両開発計画に統合するための効果的なソリューションを提供できることとなります。自動車メーカー向けシステムインテグレーターとして、コンチネンタルは高性能コンピューター(HPC)を重点的に推進しており、従来の分散制御ユニットアーキテクチャに置き換わる電子的セントラルアーキテクチャを備えたコネクテッド・ビークルの各種開発諸条件を同時に整備しています。  

コンチネンタルは新開発の「コンチネンタル開発ポータル」と車載ハイパフォーマンスコンピュータでソフトウェアインテグレーションの自動化と標準化を推進します。

車両制御システムの統合ソフトウェアプログラムを開発するにあたり、そのプロセスの多くはこれまではエンジニアによるマニュアル入力に頼っており、また標準化も無く、膨大な時間を必要としていました。これまでの一般的なプロセスでは、顧客に納入後にアプリケーションを手動でテストし、そのたびごとにエラーを修正し、再度プロセス全体を最初から見直す作業の繰り返しを行っていました。この従来の方法ではプロジェクト当たり最大50社にものぼる、これらサプライヤー提供のソフトウェアを使用する現代の車両開発の工程では非常に非効率的なアプローチとなっていました。 新しく開発されたコンチネンタル開発ポータルでは、こうした参加するすべてのソフトウェアサプライヤーとのやり取りに自動バリデーション処理を行うことにより、エラーの少ない信頼性の高いアプリケーションの導入プロセスを提供します。さらに、このオンラインプラットフォームを利用することで、ソフトウェアの修正ループ作業工程を圧縮することで、他のコントロールユニット機能を実装するためのサーバー容量を確保することができます。  

コンチネンタルのコネクテッドカー・ネットワーキング部門の責任者であるヨハン・ヒーブル氏Johann Hieblは言います。「車両統合ソフトウェアの重要性は急速に高まっています。 コンチネンタル 開発 ポータル を開発するにあたり、さまざまなプロバイダーのソフトウェアとサービスを車両サーバーに実装するための各種ツールを開発しました。自動車メーカー向けシステムインテグレーターおよび戦略的パートナーとして、私たちは顧客メーカーと協力して、複雑化を極める現代の車両におけるソフトウェア統合へのソリューションを提供しています」。  

HPCでの自動ソフトウェア統合:デジタル接続モビリティのマイルストーン


自動運転、ますます複雑化するコックピットのインフォテインメントアプリケーションとサービス、クラウドサービス、共有モビリティ、 IoTによるコネクテッド-これらの傾向は、車両のE / Eアーキテクチャに革命をもたらしています。自動車向けシステムインテグレーターおよびソフトウェア&ハ ードウェアのサプライヤーとして、コンチネンタルはこのデジタルトランスフォーメーションの先駆的存在です。このマイルストーンの1つは、フォルクスワーゲン社の新型電気自動車「フォルクスワーゲン ID」の車載アプリケーションサーバーとして採用されたコンチネンタル製 HPC(ハイ・パフォーマンスコンピュータ) です。このHPCの採用により、高いレベルのコネクテッド環境が可能となり、車両の安全機能ソフトウェアの常時更新・インストールを実現、車載ソフトウェアプログラムを常に最新の状態に保ちます。

コンチネンタル 開発 ポータル では、各種ソフトウェアの個別のカスタマイズが可能で、ログやマニュアルなどのドキュメントを保存できるようにすることで、このポータルサイトはセントラル・コミュニケーション・プラットフォームとなり、すべてのプロジェクト参加者が最新の情報すべてにアクセスできるようになります。ポータルとの通信はすべて暗号化されることにより高度なセキュリティ環境となり、これにより多くの車両開発に携わるサプライヤーに継続的なソフトウェア統合の機能とアジャイルソフトウェア開発における共有コンセプトを提供できることとなります。

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コミュニケーション本部 コンチネンタル・オートモーティブ株式会社 〒221-0031 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1-1-32 ニューステージ横浜 電子メール:

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収穫の効率と信頼性向上を目指し、コンチネンタルとCLAASがスマートベルトを共同テスト

  • テクノロジーカンパニーはコンバイン向け新スマート動力伝達ベルトを開発
  • センサーによる状態モニタリングで、農業機械の運用信頼度を高め、必要に応じて保守パートナーが事前に保守業務を実施可能に
  • 操縦者および農業従事者は機械の運用信頼度を向上させ、ディストリビューターはスペアパーツ需要の透明性を確保

テクノロジーカンパニー・コンチネンタルは、農業機械メーカーのCLAASと共同で、コンバイン用の新しいスマート動力伝達ベルトのテストを実施しています。コンチネンタルは農業セクターにおけるデジタル化と接続性の実現に向け新たな一歩を踏みだし、スマート農業への流れを積極的に推進します。本技術はデータテクノロジーとスマートシステムを動力伝達ベルトに組み込んだもので、効率的かつ環境を意識した収穫および運用プロセスを提供します。予知保全と状態監視は共に将来の重要な課題であり、結果としてさらに現実的なものになりつつあります。

© Continental AG

CLAASがフィールドおよびラボでスマートベルトをテスト

コンチネンタルは、農業機械メーカーとして定評のあるCLAASと共同で、この新しいベルトに対し厳格なテストを実施しました。「このデジタルベルトという概念により、農業機械の予期しない稼働停止時間の発生を防止できます。それによって、時間、資材、費用を節約することができます。将来的には、CLAASのディストリビューターが顧客に予め連絡を取り、必要な保守日時を早期に設定できるようになります。」このように述べるのは、CLAASで駆動系開発を担当しているマイク・ゾイナー(Maik Zeuner)氏です。「予知保全のアプローチでは、ベルト内のセンサーによってベルトを常に監視状態におくため、起こりうる不具合を発生前に特定できます。そのため、あらゆる面において対策を取り、確実性を高める余地が生まれます。」従来は、指定期間後または異常が発生してから、しかも稼働時以外にベルトを検査することしかできませんでした。「この新しい可変速スマートベルトでは、将来、予知保全が可能になります。すべてのセンサーデータを総合できることが、予知保全の決定的な利点になります」と、コンチネンタルで、農業向動力伝達ベルトのセールス責任者、トルステン・シュヴェフェ(Thorsten Schwefe)は付け加えます。

すべてのセンサーデータを接続できると、予測メンテナンスの決定的なメリットとなります

このベルトの強靭性と耐久性は既に実証済みであり、収穫時2,200万回の屈曲に耐えます。フィールドテストの全期間にわたり、4,220ヘクタールの場所でデータを収集しました。この期間、ベルト内の電子部品は1億4千万回以上の屈曲に耐えました。未来を感じさせる結果に何も不思議はなく、偶然でもありません。データを評価することで、ベルトの状態、上流および下流の部品にかかる応力に関する具体的な情報が得られます。ベルトの機能不全は他の部品に影響するドミノ効果の引き金になることも珍しくないため、これは重要な点です。「スマートベルトはこうしたリスクを大幅に軽減してくれます」と、シュヴェフェは強調しています。

スペアパーツのオーダー、配送、そして装着まで24時間体制で対応可能になるでしょう

「予防」は現代農業における合言葉です。機械および車両の機能不全や不具合を未然に特定し、計画済みの行動を実施することは、農業機械のメーカー、請負業者、農業従事者にとって、効率的な運用を実現するうえで重要な要素です。コンチネンタルは、内蔵センサーを特長とする可変速ベルトによって、そうしたプロセスをサポートします。このベルトは状態に関するデータを、農業機械に取り付けられたレシーバーに送信します。そこでデータが収集され、コンチネンタルのクラウドに送信されて、アルゴリズムによって解釈されます。「するとコンチネンタルは、ベルトドライブが現在、過負荷であるかどうか、機械の設定調整が必要かどうかがわかります。これらすべてがリアルタイムで行われるのです。将来的には、保守やベルト交換の適切な時期の予測もできるようになります」と、シュヴェフェは語ります。「コンチネンタルは、このソリューションで業界の新境地を開拓しつつあります。データに基づいた動力伝達ベルトの状態情報は、まだ現在の農業分野において一般的な機能にはなっていません」

収穫期の短かさという課題

収穫期が一般に比較的短いことを考慮すると(たとえば、穀類では年間の内、約8週間)、農業機械の信頼性はなおさら重要です。その期間、コンバインなどの農業機械は、動作不良なく円滑に機能する必要があります。でないと、作業連鎖におけるボトルネックになります。「将来、スマートベルトによって得られる透過性により、機械操縦者はコストを削減し、農業従事者は収益を増加させることができます。スマートベルトによって機械の信頼性が向上するということは、定められた詳細なスケジュールに従って予備部品の発注、配達、取り付けができるということです」と、シュヴェフェは言います。「こうしたソリューションに対して機は熟しています。調査を実施したところ、顧客の部品に関する状態監視と予知保全に対する需要が大きく、それと同時に現在のソリューションに対する満足度が比較的低いことがわかりました」コスト管理の可能性と共に時間要因も、この点で重要な役割を持っていたと、シュヴェフェは付け加えました。

The smart variable-speed belt transmits condition-related data to the Continental cloud.

したがって、可変速スマートベルトによって得られるのは農業機械の動作信頼性の大幅な向上だけではありません。このテクノロジーにより、提携保守業者とメーカーも対応時間、可用性、サービスレベルを総合的に向上させることができます。

コンチネンタルは11月10日からドイツ・ハノーバーで開催された農業用機械に関する国際専門展示会AGRITECHNICAにて、本技術を紹介しました。

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Jochen Vennemann

Jochen Vennemann Manager External Communications ContiTech 電話: +49 511 938-18024 電子メール:

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© Volkswagen AG

フォルクスワーゲンの新電動車「ID.」にコンチネンタル製新型高性能コンピューター「ICAS1」が採用へ

  • コンチネンタルの新しい車載コンピューター:高性能電動車フォルクスワーゲン「ID.」に向けた電子サービスアーキテクチャー変革のためのコア技術
  • 新型高性能サーバーはモジュラー・エレクトリック・ドライブ・マトリックス(MEB)をベースとしたID.モデルに車載アプリケーションサーバー(ICAS1)として使用される
  • 高度なコンピューティング能力およびハードウェアとソフトウェアの分離により、新機能開発導入だけでなくOTA技術による即時アップデートが実現可能に


 2019年11月12日ドイツ・レーゲンスブルク/ヴォルフスブルク発

世界の車載電子アーキテクチャは今重要な変革期を迎えています。現在車両に多数搭載されている独立した制御ユニットモジュールは、今後いくつかの高性能コンピューターに集約され、将来的にはこの高性能コンピューターが車両の制御機能全体を制御することとなります。

この度コンチネンタルが開発した高性能コンピューター:新車載アプリケーションサーバー「ICAS1」(アイキャスワン)が、フォルクスワーゲン社の新しいモデル向けに量産が開始されることとなりました。欧州最大の自動車メーカー、フォルクスワーゲン社は、自社が開発したモジュラー・エレクトリック・ドライブ・マトリックス(MEB)をベースにした次世代電気自動車「ID.」にこのICAS1技術を採用します。

コンチネンタルの車載サーバーをVWの電気自動車ID.に接続します。 © Volkswagen AG

この革新的なICAS1のコンセプトには多くのメリットがあります。たとえば、新機能や安全に関する最新情報を無線接続で車両にインストールする機能など、多岐にわたる車両接続機能が提供されます。このサーバーは、コンチネンタルの長年にわたるゲートウェイ制御ユニットの開発経験を基礎としており、現在その機能は極めて包括的なICAS1にも組み込まれています。サーバーの概念的枠組みは、コンチネンタルがエレクトロビット(Elektrobit)と共同で開発した高性能コンピュータープラットフォームです。

「ICAS1がフォルクスワーゲンですでに量産段階に入っていることは、大きな成果と言えます。これは、今後の高性能電子アーキテクチャ開発における新たな時代の幕開けを意味するだけでなく、私たちがICAS1によってデジタル転換へのマイルストーンを達成できたことに大きな意義があります」と、コンチネンタルの取締役でインテリア部門の責任者を務めるヘルムート・マッチは述べます。「新しいサーバーアーキテクチャの優れた性能により車両機能は今後さらにシンプルかつ迅速に最新の状態にアップデートできます。当社はこのように車両の高機能化と快適性の向上に寄与しながら、同時に今後クルマがIoE(Internet of Everything)の一部となってゆくことに資しているのです。」

革新的なコンセプトのICAS1は高度な接続します。

完全な電気自動車、完全なコネクテッドカーを実現する高性能コンピューター

フォルクスワーゲンのEV化戦略に向けた「サーバーアーキテクチャ」への転換は理に適っているといえます。電気自動車はとりわけ、サーバーアーキテクチャがもたらすクルマの完全デジタル化によって多くの恩恵を受けるからです。これには、航続距離を最適化するルート計画や充電スタンドの位置探索といった機能も含まれます。同時にサーバーアーキテクチャは、モバイルサービスやデータなどデジタル世界へのシームレスな接続をもたらします。「ICAS1は、従来のゲートウェイ機能に加え、車体制御ドメインの機能も総合的にカバーします。また、OTAによる無線アップデートだけでなくバッテリーの充電管理の制御もおこないます」。こう説明するのは、コンチネンタルのボディー&セキュリティおよびインフォテインメント&コネクティビティの両事業部長を務めるヨハン・ヒーブルです。ID.のモデルにもよりますが、将来的には2、3台のサーバーが車両全体にコンピューティング能力を提供するようになります。コンチネンタルは開発当初から、電気自動車の長寿命化に対応するようICAS1を設計してきました。

ハードウェアとソフトウェアの分離により、サードパーティが供給するソフトウェア同様にフォルクスワーゲンのアプリケーションも統合、アップデートが可能になります。

従来の車両システムと比べてはるかに強力なコンピューティング能力に加え、ICAS1はさらに、Adaptive AUTOSARを基にエレクトロビット社が開発した基本ソフトウェアを介してハードウェアとソフトウェアの一貫した分離を実現しています。これにより、フォルクスワーゲンのアプリケーションとサードパーティーのソフトウェアの統合やアップデートがいずれも可能になります。さらにこのミドルウェアは、Gigabit Automotive Ethernet経由の接続もサポートしてアプリケーションに必要なデータスループットを提供します。

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Transformation 2019–2029: コンチネンタル監査役会、技術変遷をサポート

  • グローバル構造プログラム「Transformation(変革) 2019-2029」で長期的競争力の強化を目指す

  • 監査役会の決議は、2019年9月25日の会議で議論された計画を承認

  • eモビリティへの移行を加速するには調整が必要、世界の数拠点での生産活動を段階的に廃止

  • ディスプレイおよび制御技術の急速なデジタル化により、競争、そしてコストプレッシャーが増大:ドイツ・バーベンハウゼン拠点での生産を段階的に廃止、スペイン・ルビ拠点における将来展望について今後対話を実施

  • 従業員へのサポート:社内の雇用市場拡大、再訓練手段の拡大、現地でのコラボレーション

  •  収益性の高い成長分野に焦点: 自動運転・コネクテッドドライビング。モビリティカスタマーに向けたサービス、タイヤ・インダストリー・消費者向けビジネス

コンチネンタルの監査役会は、2019年11月20日の会議で、ローディング・リンバッハオーバーフローナ(ドイツ)、ニューポートニュース(アメリカ)、ピサ(イタリア)拠点における構造調整を承認しました。 本計画は2019年9月25日に開催された監査役会において討議され、それ以降、対象拠点の管理者と工場協議会が状況ならびに、次のステップについて議論していました。 この承認を受け、監査役会は、今後数年間でガソリンおよびディーゼルエンジン向け油圧コンポーネント事業を中止するという取締役会の決定を支持します。より厳格になる排出ガス規制により油圧部品への需要減が進む自動車業界における電動モビリティへの破壊的な移行を背景にしています。

続く決議において、2025年末までにディスプレイおよび制御技術の生産を段階的に廃止する決定に沿って、監査役会はドイツのバーベンハウゼン拠点における構造調整を承認、バーベンハウゼン拠点における特定の研究開発活動を2021年末までに他拠点へと移管します。これは、業界内で起こるアナログからデジタルテクノロジーへの急激な切り替え、競争状況の急速な悪化、コスト圧力が急激に増加したためにために必要となりました。

これらの決議をもって、コンチネンタルは既に発表した2019年から2029年までの変革プログラムを計画通り推し進めます。 このプログラムは、長期的に競争力を強化し、将来の実行可能性を確保することを目的としています。

さらに、経営陣はスペイン・ルビ拠点の工場協議会と将来展望について、速やかに協議を開始することを監査役会に通知しました。 現在、ルビ拠点で約760人を雇用しており、主にアナログディスプレイと制御ユニットを製造しています。

将来の成長分野に注力

コンチネンタルのCEO、エルマー・デゲンハート(Dr. Elmar Degenhart)は、次のように述べています。「私たちは前進しています。 今日の決議により、監査役会は、私たちが至急必要とする技術変遷を支援してくださいます。したがって、競争力と将来の実行可能性を強化していきます。 収益性の高い成長分野に迅速かつ厳密に焦点を当ててまいります。それらは、アシステッド・自動化・コネクテッドドライビング、モビリティカスタマーに向けたサービス、タイヤ・インダストリー・消費者向けビジネスです。

今後のステップを参照し、デゲンハートは次のように付け加えました。「私たちはこれまでに、従業員代表と集中的かつ建設的な話し合いを行ってきました。 現在の重要な問題は、現在進行中の組織再編からより強く浮上できるよう、責任と先見の明を持って必要な措置をいかに実行できるかということです。私たちは影響を受ける従業員を可能な限りサポートします。」

変革プロセスにおける従業員への可能な限りサポート

コンチネンタルは、従業員代表とともに、構造プログラムの影響を受ける従業員に向け、全社的な社内雇用市場を大幅に拡大しました。 さらに、Continental Institute of Technology and Transformation(CITT)を設立しました。 従業員はオーダーメイドのトレーニングコース、セミナー、その他の教育を受けられ、他の目的のためにトレーニングすることができるようになります。 目的は、従業員に長期的なキャリアの見通しとより大きな雇用機会を提供することです。 このように、内外の雇用市場で仕事を再訓練することができます。

より大きな再訓練の機会と、拡大する社内の雇用市場は、グローバルな企業ネットワークにおいて募集中の、もしくはまもなく募集が開始するポジションに従業員を配置し、熟練したスタッフを維持するのに役立ちます。さらに、コンチネンタルは対象となる地域において、他企業と協力し、従業員に向け新たな仕事の斡旋サポートも行います。

2019年9月25日開催の監査役会で議論され、2019年11月20日に承認された各拠点における施策

1.  ローディング (ドイツ): ガソリンおよびディーゼルエンジン向け油圧コンポーネント (高圧ポンプ)の製造を2024年に中止し、拠点を閉鎖。対象となる従業員数は約520名

2. ヴァージニア州ニューポートニュース (アメリカ): 現在ガソリンエンジン向け油圧コンポーネント(インジェクター)を製造し、約720名が勤務する本拠点を2024年に閉鎖

3. リンバッハオーバーフローナ (ドイツ): ディーゼルエンジン向け油圧コンポーネント(インジェクター) 事業から2028年に撤退。約850名が対象

4. ピサ (イタリア): ガソリンエンジン向け油圧コンポーネント(インジェクター)の生産を2023年から2028年にかけて廃止。約750名が対象

5. バーベンハウゼン (ドイツ):計器&ドライバーHMI事業のディスプレイ・制御テクノロジー関連技術製造を2025年末までに段階的に廃止。特定の研究開発活動は2021年末までに他拠点に移管。2200名超の従業員が対象となる見込み。開発活動と管理業務は、継続してバーベンハウゼンにて行う。

本プレスリリースは、現地時間2019年11月20日に、ドイツ・ハノーバーで発表した内容の参考訳です。万が一、英文原文と意味合いが異なる部分がある場合には英文が優先されます。

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コンチネンタル、弱化した市場環境においても 堅実な営業実績を発揮

  • 第3四半期の売上高は3%増の111億ユーロに上昇(有機的に0.3%低下)
  • 調整後営業利益は6億1500万ユーロ(マージン:5.6%)
  • 事前に告知したのれん償却及び引当金による一時的影響で第3四半期の純利益はマイナス19億9000万ユーロに
  • 通年の調整後目標を確認
  • CEOデゲンハート:「現在の状況では、競争力を持続的に向上させる必要がある。グローバルな構造プログラム『Transformation 2019 – 2029』によって、一貫してそのために必要な措置を講じている。」
  • コンチネンタルは、高度にネットワーク化されたフォルクスワーゲンID.向けにeアーキテクチャを提供し、PSAグループとヒュンダイ向けの統合型eドライブの生産を開始

2019年11月12日、ハノーバー 市場の落ち込みが続いているにもかかわらず、コンチネンタルは2019年の第3四半期に堅実な事業成績をおさめました。ハノーバーで発表した第3四半期の売上高は、ほぼ3%増加の111億ユーロとなりました。前年同期は108億ユーロでした。連結範囲と為替レートの変更を考慮して調整すると、収益の伸びは−0.3%であり、ほぼ前年と同様のレベルでした。それに対して、乗用車と小型商用車の生産は約3%も低下しています。コンチネンタルの未来志向な製品ポートフォリオのおかげで、大幅な需要低下を回避することができ、調整後の営業利益(調整後EBIT)は6億1500万ユーロ(マージン:5.6%)となりました。

「コンチネンタルのシステム及びソリューションに対し世界的に需要があり、市場環境の継続的な下落にもかかわらず、第3四半期の売上を安定させることができました。現在の状況では、競争力を持続的に向上する必要があります。世界レベルで展開するTransformation 2019 – 2029構造プログラムによって、一貫してそのために必要な措置を講じています。当社の将来の可能性を確保するための挑戦的であり必須のプロセスです。自動車業界に迫り来る経済危機に対抗し、10年前と同じく再び力強い組織として変わります。」コンチネンタルのCEO、エルマー・デゲンハート(Dr. Elmar Degenhart)は述べました。

デゲンハートは、2019年7月に修正した現会計年度の年間目標を確認し、次のようにコメントしました。「本年度の予測を維持します。売上高は通年で約440から450億ユーロに、調整後EBITマージンは約7から7.5%となることを見込んでいます。」

2030戦略:将来成長のために5つのコア領域に集中

自動車産業の現在の変化について、デゲンハートは次のように述べています。「モビリティの明日には、様々なチャンスがあります。2030戦略で成長分野に完全に焦点を当てています。」コンチネンタルの成長分野には、アシステッド・自動運転、コネクテッドドライビング、モビリティサービス、タイヤ事業、インダストリービジネス、エンドユーザー向け事業を含みます。コンチネンタルは、同時に、eモビリティ事業でより収益を伴う成長を達成するため、ヴィテスコ・テクノロジーズのパワートレインビジネスの調整を行っています。

コンチネンタルは、高度にネットワーク化されたフォルクスワーゲンID.向けにeアーキテクチャを提供

コンチネンタルの優れたソフトウェア・エレクトロニクス分野における強力な能力の1例は、車載アプリケーションサーバー(ICAS1)で、今日、多くの制御ユニットを少数の強力な高性能コンピューターに統合しています。この新しい車両アーキテクチャで、コンチネンタルは車両と、モバイルサービスとデータといったデジタル世界をシームレスに接続し、将来的には無線アップデートが標準のものとなるでしょう。ICAS1はデータをベースにしたアプリと機能、例えば車両の走行可能距離に最適化されたルート計画、電気自動車の充電ポイントの検索などの機能をシームレスに統合できます。「ICAS1で新たな電子サーバーアーキテクチャの心臓部を供給します。フォルクスワーゲン社とそのID.シリーズという最初のプログラムを受注し、嬉しく思っています。」デゲンハートはこのように述べています。欧州最大の自動車メーカーであるフォルクスワーゲン社は、最近シリーズ生産開始となったID.3を含め、今後のID.電気自動車にコンチネンタルのICAS1テクノロジーを採用しています。

詳細情報は、インテリア部門が発行するプレスリリースで公開しています。

ヴィテスコ・テクノロジーズが一体型eドライブシステムの生産を開始

コンチネンタルのドライブトレイン事業を行うヴィテスコ・テクノロジーズは、先日、PSAグループとヒュンダイの複数の大型量産モデル向けに、一体型ドライブシステムを初供給することに合意しました。

「ヴィテスコ・テクノロジーズには、激動の市場環境にあるドライブシステム技術において、市場をリードする潜在力を持っています。」ヴィテスコ・テクノロジーズのCEO、アンドレアス・ヴォルフ(Andreas Wolfr) は述べました。大手自動車メーカー2社がヴィテスコ・テクノロジーズの革新的なeアクスルを選択したという事実が、このことを証明しています。

革新的なアクスルドライブシステムが、今後小型電気自動車のプジョーe-208、オペルCorsa-e、ヒュンダイEncino SUV及びヒュンダイLafestaに搭載されます。エレクトロニクス、センサー、アクチュエーターの領域での強力な専門知識を有するヴィテスコ・テクノロジーズは、高電圧コンポーネントとハイブリッド化ソリューションを提供できる数少ないシステムプロバイダー1社です。

1回限りの影響が四半期及び年間業績に負担を与える

報告期の調整後営業利益(調整後EBIT)は、6億1500万ユーロ、調整後の営業利益率は5.6%でした(前年:7.1%)。これには、2019年7月に発表した1億8700万ユーロの保証クレームに対する引当金を含んでいます。

第3四半期の調整後EBIT、6億1500万ユーロはマイナス−19億7000万ユーロを上回りました。その差額は25億8500万ユーロです。同様に、株主に帰属するグループの純利益は−19億9000万ユーロ、前年同期は6億2600万ユーロでした。この背景にあるのは、2019年10月22日に発表した無形資産の減損と、構造プログラムのための引当金で、EBITと純利益にマイナス影響を与えています。「減損は市場見通しの調整に基づいて行った、のれんの非現金減価償却分です。」コンチネンタルのCFO、ヴォルフガング・シェーファー(Wolfgang Schaefer)が述べています。

シェーファーは同時に、第3四半期のコンチネンタルの堅実な業績について言及しました。「私たちの純粋な経営業績を見ると、第3四半期には十分な発展を遂げています。」

2020年には乗用車生産の横這い動向を予想

世界の自動車産業は現在、市場環境の大きな下落に直面しています。「生産量が大幅に低下しました。今年、世界中で生産される車両は9,000万台以下であると推定されています。2年前の市場の想定と比較すると、1,000万台以上減少しています。」とシェーファーCFOは説明します。

シェーファーは補足します。「他の市場参加者と同様、今後5年間で世界中の生産量について、大幅な増加を期待できません。」来年の見込みについてシェーファーは次のように述べています。「最も望ましいことは、2020年の自動車生産が世界的に横這い動向を見せることです。」しかし、来年、再来年も乗用車の世界生産台数が減少する可能性も見ています。

第3四半期において、乗用車の生産台数は中国において前年比で5%以上減少しました。欧州と北米では前年比でほぼ同等でした。

ただし、第4四半期については、3つの主要地域での生産量の低下を予想しています。コンチネンタルは通年で、グローバル生産台数が前年比で約6%減少すると予想しています。

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買収前、新リース会計基準(IFRS 16)による効果とパワートレイン部門の法的分離の効果を含む第3四半期のフリーキャッシュフローは、3億4300万ユーロに達しました(前年同期は7400万ユーロ、米国年金付与のための純流出以前)。季節性、ひいては非常に強力な資金流入を特徴とする従来の第4四半期を考慮して、取得日前フリーキャッシュフロー約12億、カーブアウト効果前14億ユーロを年間数値として想定しています。

世界的に自動車生産が減少したにもかかわらず、オートモーティブグループは、前四半期の売上を前年同期と比較して2.2%増加させることができました。有機的にビジネスは安定して発展しました。この期間の売上高は約66億ユーロに増加、調整後営業利益率は1.6% (前年:4.0%) でした。これには2019年7月に発表された1億8700万ユーロの保証請求のための引当金を含んでいます(主にパワートレイン部門で発生)。

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ラバーグループの第3四半期の売上は約46億ユーロで、これは前年同期からの3.9%の売上増加を示します。2019年第3四半期の有機的成長は-0.6%でした。調整後EBITマージンは12.3%で、比較可能な前年同期と同レベルでした(前年:12.5%)。

シェーファーCFOは、第3四半期のラバーグループの安定した発展について次のように述べています。「私たちは長い間、目標を定めてインダストリー向け及びエンドユーザーとのビジネスを強化してきました。それによって私たちは国際的な自動車市場の流れからさらに独立することができます。最も良い例えとしては、11月上旬に完了した、イタリアの熱可塑性樹脂専門会社メルレット・グループの買収です。」

インダストリービジネスのスペシャリスト、コンティテック部門は、本買収により、産業用ホース事業における材料に関する専門知識を拡大しています。その目的は、熱可塑性素材も利用し、将来的に一層インテリジェントに応用できるよう、例えばセンサー技術を使って、提供できるようにすることです。

コンチネンタルはこの9ヶ月間、有形固定資産及びソフトウェアへの資本支出は22億ユーロで、投資比率は6.6%になりました(前年:5.9%)。研究開発費として27億ユーロを計上、これはグループ売上高に対して8.0%相当の金額です。比較可能な前年同期では7.6%でした。

2019年9月30日現在、純金融負債は約55億ユーロでした。これは純負債が約57億ユーロに達した2019年第2四半期末と比較して、約2億ユーロの減少に相当します。負債の尺度であるギアリングレシオは、報告日において34.3%でした。報告期間の期日現在、コンチネンタルの流動性準備は53億ユーロでした。

2019年第3四半期末時点で、コンチネンタルの従業員数は全世界で242,516人でした。2018年末と比較して710人減少しています。世界的な自動車生産の減少により、主にオートモーティブグループで調整を行いましたが、アンテナ専門企業カスライン・オートモーティブと振動制御スペシャリストであるクーパー・スタンダードの買収によって相殺されました。

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Long Range Radar - Suburb

予測運転向けハイテクソリューション: 長距離レーダーのシリーズ生産が20年を迎える

  • 1999年に世界で初めて長距離レーダーを生産開始
  • コンチネンタルのシステムはACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)に使用

     

自動運転時代が到来し、より高性能なシステムの登場によって周囲の状況をモニタリングしながら安全走行することが可能になります。このシステムの一つが、コンチネンタルの最新世代である第5世代の長距離レーダーです。探知距離は最大300メートルで、これまでにない解像度を誇ります。このシステム抜きに自動運転を語ることはできません。長距離レーダーを装着した最初の量産車が20年前に市場に登場した時には誰も予測できませんでした。コンチネンタルは、メルセデスとの共同開発において重要な役割を果たしました。1999年、ダイムラー社が「ディストロニック」という名称で、メルセデス・ベンツ・Sクラス(W220シリーズ)にアダプティブ・クルーズ・コントロールシステム(ACC)を初採用しました。これは長距離レーダーを用いた世界初のACCシステムでした。当時の探知距離は150メートルで、当時としては最先端のシステムでした。

「このシステムによって、私たちは新たな技術的基盤を切り開きました。その後、レーダーソリューションは確実に定着し、コンチネンタルで長距離および短距離レーダーセンサー5000万ユニット以上を製造しており、最新の第5世代長距離レーダーを同社の20周年に発売する準備が整っています。」このように語るのは、1996年の最初の長距離レーダー開発に携わった、レーダー製品のプログラムマネジメント部長ノーバート・ハマーシュミット(Norbert Hammerschmidt)です。20年前のレーダーシステムの機能は基本的なACCに限定されていましたが、最新世代のシステムは、スタート・ストップ機能に加え、緊急ブレーキとトラフィック・ジャム・アシスト機能を提供します。レーダーセンサーは、カメラやライダーなどの他の周辺センサーと連携し、先進的な運転支援機能や自動運転の開発に向けた基盤を提供します。

レーダーの利点:霧や暗闇の中でも機能

長距離レーダーシステムは、現代の自動車では標準装備となってきました。ACCを起動することで運転は快適なものとなり、レーダーセンサーにより緊急時に緊急ブレーキアシストが作動するため安全性も向上します。欧州では2015年から、レーダーベースの緊急ブレーキアシストをトラックに装着することが義務付けられています。1990年後半の段階では、レーダー技術がそのような用途に適したものになるかどうかははっきりとしていませんでした。車両前方の障害物を検出する場合には、赤外線センサーを使用した方がはるかに安価だったからです。しかし、当時、メルセデスとコンチネンタルは、技術的により洗練されたレーダーを選択しました。レーダーは光や視界の状況に左右されず、また暗闇や霧の中でも優れた性能を発揮するからです。

第1世代長距離レーダーは、グリルの後方に配置されたレーダーヘッドと、車両内部に装着される制御ユニットの2つの装置からなる複雑なシステムでした。両装置とも靴箱ほどの大きさで、重量は約1.3キロのものでした。77ギガヘルツの高周波は、ガンダイオードで生成されました。コンチネンタルの第2世代の長距離レーダーでは、ガンダイオードの代わりに、よりパワフルな半導体材料を使用しました。これらの材料や他の統合手段のおかげで、現在のシステムは分厚い文庫本より少し大きい程度に収まり、重さも650グラムほどになっています。

77 GHz 技術がセンサーの解像度を向上、より小さな物体も確実に検知

改良は日々続いています。世代ごとに長距離レーダーはよりコンパクト、より高性能、さらにはコストも低減でき、これは特に、射程範囲の拡大と高解像度に反映されています。最新世代のレーダーセンサーの大きさは、バターの塊ほどで、重さはわずか500グラムです。重要な構成要素である半導体技術も何度か改良されています。「CMOS FR技術を第5世代で初めて採用しましたが、この技術で将来的には単一チップ上に全機能を統合し、省スペース化とコスト低減が可能になるでしょう」と、コンチネンタルのエキスパート、ハマーシュミットは述べています。

将来的に人工知能を用いてレーダーデータを解析

継続的なハードウェアの改善は、レーダー開発の単なる一側面に過ぎません。これまで以上に明確なアルゴリズムを使用するソフトウェアの最適化も進んでいます。最終的には、ますます高解像度化するレーダーセンサーのデータから安全運転に関わる対象物を抽出するプログラムとなります。将来的には、例えば、橋の下の交通渋滞の最後尾を確実に検出するために、人工知能も使用して複雑な状況を識別することになるでしょう。大量のデータを基に、トラフィックシナリオの対象物を認識できるようになります。新世代の長距離レーダーは、水平解像度と正確な垂直解像度の両方を初めて備えることになり、例えば、道路上の物体が、外れて転がってしまったスペアタイヤなのか、車から落ちたマフラーかどうかを検出することが可能となり、必要であれば、先進運転支援システムの作動で適切に対応することができるようになります。

交差点通過時、また自転車などの2輪車を正確に検知すると、長距離レーダーが緊急自動ブレーキをサポートします

長距離レーダー:自動運転におけるキーコンポーネント

20年前、コンチネンタルが共同開発した長距離レーダーシステムが、メルセデスで量産化された際、その新しく便利な機能、ACCはドライバーが作動させるものでした。程なくレーダーセンサー技術が緊急ブレーキ支援システムに採用されました。将来重要となるトレンドは車両周辺のモニタリングの精度向上で、そこではレーダーやライダー、そしてカメラデータを組み合わせ、詳細でシームレスな車両周辺全体像を生成します。自動運転車両が運転手の仕事を行うことができるようになるためには、この高精度モデルが重要となります。センサーを組み合わせることで、人間の知覚と同等かそれ以上に車の周囲を理解することが目標です。長距離レーダーは、将来、「後ろを振り向く」ことにも使用されるでしょう。自動運転車が単独で車線変更を行う場合、他の道路利用者が背後から接近しているのかどうか、またどのくらいの速度で接近しているかを正確に識別できる必要があります。世界初公開から20年、コンチネンタルの長距離レーダーは自動運転におけるキーコンポーネントになりました。さらには、新しく、未来志向で、より安全なモビリティ実現のための原動力でもあります。

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Continental Driverless Vehicle

コンチネンタル、近未来の完全無人運転車両実現に向け、公道での実証走行のための車両ナンバーを自動車業界で国内初取得

コンチネンタルでは、世界のモビリティ市場で大幅なシェアを占めることが予想される無人運転時代を見据え、将来の新しい都市型モビリティに向けた技術開発に注力しています。2017年に、都市部での走行を想定した、無人運転に向けた実験車両をドイツ・フランクフルトで製作し試運転を行ってまいりました。この車両には、無人運転向けソリューションとして開発した自社製のセンサー、アクチュエータ、制御ユニット、通信・ネットワーキング技術を使用しています。

無人運転技術の開発力の世界レベルでの拡張をめざし、その後、同型実験車両を米国へ、2018年9月には日本へも導入しました。各国の開発チームに求められる重要なタスクは、各市場に求められる要件を調べ、各国政府の政策を活かし、その先の製品開発へと活用し、より早く無人運転技術を確立することです。日本の開発チームは、無人運転時代に向け、ハンドルやブレーキ、さらにはアクセルのあり方を研究してまいりましたが、現在開発を進めている自動走行システムが一般交通参加者とともに道路を走行した際に、安全かつ円滑な交通が実現できるかどうかを公道で検証する必要があります。日本では国土交通省、警察庁から自動走行の実証実験に関する基準緩和認定制度、ガイドライン発行等の方向性が示されています。このたび、コンチネンタルは将来的な無人運転の実現に向けた最初のステップとして、開発中の操縦装置を搭載した実験車両の公道での走行実証を目的に、同車両を改造し、国土交通省関東運輸局長から道路運送車両の保安基準第55条による基準緩和認定を受け、国内自動車業界では初めて、車両の新規登録(ナンバーの取得)*1を行いました。

今回のナンバー取得により、道路使用許可を受けた上で公道での走行実証が可能になり、コンチネンタルの横浜拠点周辺から公道走行実証の開始を予定しています。

この実験車両には コンチネンタルが開発するさまざまな技術が搭載されています。GPSなどで自車位置を測定し、車両に搭載されたセンサーで障害物を検知し、あらかじめ設定したルートを低速で自律走行します。本車両は日本の開発チームが公道走行の実現を目指して応用開発しました。実際の走行にあたっては、警察の施設内審査・路上審査に合格した監視・操作者が乗車し、 緊急時は手動運転に切り替えるほか、不測の事態に備えるなどの十分な安全措置を講じます。

環境センサー、制御ユニット、タイヤ、ブレーキシステム、パワートレインシステム、ヒューマン・マシン・インターフェースなどのシステムやコンポーネントを開発生産し、モーション制御システム分野でNexteer社と共同事業を行うコンチネンタルは、自動運転向けの完全な製品ポートフォリオを提供します。コンチネンタルは、米国、日本、中国、欧州と世界で自動運転に必要なコンポーネントとシステムを開発しており、玄関先から最終目的地に至るまで、シームレスモビリティに向けたニーズに対応できる企業です。

*1 種別:普通、用途:乗合

Continental Driverless Vehicle

Mobility is the Heartbeat of Life: 安全でクリーン、インテリジェントなコネクティビティソリューションを紹介

Tokyo Motor Show 2019

  • コンチネンタルのスローガン “Mobility is the Heartbeat of Life” (モビリティは生活のいのち)
  • テクノロジーカンパニーの焦点は将来のモビリティに向けた自律運転、コネクティビティ、電動化テクノロジー

2019年10月23日・東京 Mobility is the Heartbeat of Life (モビリティは生活のいのち)、このスローガンに、テクノロジーカンパニー・コンチネンタルは、「モビリティなくして生活の質はない」という信念を込めています。技術力はコンチネンタルの強みの1つであり、卓越した専門知識を持っている分野です。東京モーターショー2019では、自律運転、コネクティビティ、電動化:3つの主要トレンドに沿って、未来の安全でクリーンなコネクティッドモビリティに向けた技術を紹介します。


自律運転: シームレスモビリティ実現の鍵

コンチネンタルにおける自律運転分野のビジョンはシームレスモビリティです。高速道路での長距離運転や自動駐車、無人運転など、自動化技術が様々な形で補完し合い、玄関先から目的地まで、シームレスなモビリティソリューションを実現します。

コンチネンタルでは、世界のモビリティ市場で大幅なシェアを占めることが予想される無人運転時代を見据え、将来のモビリティ、そして生活の質向上に向けたソリューションを開発しています。

2018年9月には無人運転に向けた実験車両を日本に導入しました。開発チームに求められる重要なタスクは、各市場に求められる要件を調べ、各国政府の政策を活かし、その先の製品開発へと活用し、より早く無人運転技術を確立することです。日本の開発チームは、無人運転時代に向け、ハンドルやブレーキ、さらにはアクセルのあり方を研究してまいりましたが、現在開発を進めている自動走行システムが一般交通参加者とともに道路を走行した際に、安全かつ円滑な交通が実現できるかどうかを公道で検証する必要があります。日本では国土交通省、警察庁から自動走行の実証実験に関する基準緩和認定制度、ガイドライン発行等の方向性が示されています。このたび、コンチネンタルは将来的な無人運転の実現に向けた最初のステップとして、開発中の操縦装置を搭載した実験車両の公道での走行実証を目的に、同車両を改造し、国土交通省関東運輸局長から道路運送車両の保安基準第55条による基準緩和認定を受け、国内自動車業界では初めて、車両の新規登録(ナンバーの取得)*1を行いました。

今回のナンバー取得により、道路使用許可を受けた上で公道での走行実証が可能になり、コンチネンタルの横浜拠点周辺から公道走行実証の開始を予定しています。

コンチネンタルは、自律運転技術開発における技術的マイルストーンの先導者です。事故のないモビリティ社会「ビジョンゼロ」に向け、段階的に達成していきます。その基礎となるのは、強力な車載センサー群です。高度な運転支援システム、そして自律運転に求められる基本的な要件は、車両の周囲を確実に認識し、すぐさま正確に評価する能力です。 コンチネンタルは、シームレスで、忠実に、車両周囲全体360度ビューを提供する完全な製品ポートフォリオを備えています。 自律運転車両がドライバーから制御を引き継ぐためには、車両が継続的にデータを取得、処理、および解釈する必要があり、同時に文脈的知識を取得および構築する必要があります。まっすぐに進む高速道路走行から、非常に複雑な環境に至るまで、あらゆる状況に対応できる高度な自動運転技術を実現する唯一の方法です。


コネクティビティ: 将来のモビリティを差別化するもの

コンチネンタルの包括的車両コネクティビティ向けアプローチで、テクノロジーカンパニーは接続型モビリティにおける様々なソリューションを紹介します。東京モーターショーのブースでは、自動車産業界におけるデジタル化の例として、将来の車両キーとしてスマートフォンを使用したバーチャルキーのデモンストレーションを行います。CoSmAと呼ばれるスマートデバイス統合型アクセスソリューションは、Bluetooth Low Energy (BLE) 技術を利用しリモートで解錠するものです。この新機能は2020年以降に量産を予定しています。コンチネンタルは、自動車ディスプレイの形状に革命を起こすことを目指し、シリコンバレーのLeia Inc.と協力して革新的なコックピットソリューションであるNatural 3D Displayを開発しています。これにより、これまでにない品質で、未来の車両に3次元技術をもたらします。ライトフィールドディスプレイは次世代メディアであり、3D深度の快適な知覚だけでなく、ハイライト、輝き、その他の複雑な光効果のレンダリングも可能です。

コンチネンタルでは、自動車メーカー向けの世界初5Gソリューションの開発をすでに進めています。コンチネンタルのコネクティビティ分野の専門家が、新プラットフォームに第5世代セルラー通信機能と、車車間や対インフラ間の直接データ交換のための短距離無線技術を組み合わせました。 車両はこれまで以上に高速に通信でき、中断も少なくなります。 たとえば、曲がり角での事故や前方の渋滞について、互いに警告することができます。 以前は別々だった機能を統合し、車両重量の削減に貢献しています。 これは、環境効率と交通安全の向上にも大きく貢献します。


電動化: パフォーマンス、効率、運転の楽しみを向上させるソリューション

コンチネンタルは、急進的な変化を受けて起こっている、車両ドライブに対する急速な要求変化へと対応しています。その開発進展は地域により異なるスピードで起こっています。2019年1月以降、独立運営を行ってきたテクノロジーカンパニーの旧パワートレイン部門は、10月1日付で「ヴィテスコ・テクノロジーズ」に名称変更いたしました。そのゴールは、クリーンで持続可能なモビリティの実現で、ヴィテスコ・テクノロジーズでは、あらゆる車両の核となる部分、つまりドライブトレインをスマートに電化します。

ヴィテスコ・テクノロジーズは、最近、大手グローバル自動車メーカー2社と契約を結び、さまざまな量産車両モデル向けに、完全統合Eアクスルを初供給します。この契約は電動化のあらゆる側面に対応する、インテリジェントでカスタマイズソリューション分野の先駆者であるヴィテスコ・テクノロジーズの地位を強調します。この新駆動ユニットの生産を中国で開始しました。 モジュールの重量は80キログラム未満で、電気モーター、トランスミッション、パワーエレクトロニクス、モーター制御を含みます。統合により、ケーブル類やプラグを多数省くことができ、電気自動車の重量を約20キログラム削減することに貢献しています。


未来のタイヤをデザインするコンチネンタル

コンチネンタルは、包括的な技術システムの「Conti C.A.R.E.」(コンチ・ケア)を紹介します。「Conti C.A.R.E.」(Connected:接続、Autonomous:自律、Reliable:信頼、Electrified:電子化)は、ホイールやタイヤ技術のネットワークを緻密に調整し、求められる性能特性の管理がしやすいことを表しています。これらの特性は、個々のモビリティあるいはシェア・モビリティのシナリオ双方において、電気、自動運転の要件とも綿密に連携しています。ウェブベースのContiConnect Live(コンチ・コネクトライブ)アプリと連動することで、Conti C.A.R.E.は、コストを最適化するだけでなく、パフォーマンスを向上するなど、最新のロボタクシー車両向けにタイヤ管理の手段を提供する柔軟なシステムソリューションを構築します。

*1 種別:普通、用途:乗合

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デジタルキー: コンチネンタルのスマートフォンベースのアクセスソリューション

IAA 2019

  • コンチネンタルのCoSmAソリューションにより、スマートフォンを使用して車両を開けたり、他の人と車両キーの共有が可能に

  • すでにOEMの車両アーキテクチャに組み込まれているコンチネンタルの新アクセスソリューションは、初めて量産に入ります  

テクノロジーカンパニー・コンチネンタルのスマートデバイス統合アクセスソリューションCoSmAにより、自動車業界のデジタル化がどのようになるかを実証しています。 車のキーに加えて、スマートフォンに仮想キーを受け取ります。アプリを使用すると、Bluetooth Low Energy(BLE)を介してリモートで車両のロックを解除できます。


CoSmAの仮想キーは、Key as a Serviceソリューションを可能にします

コンチネンタルのソリューションを使用すると、車両の所有者は多数の仮想キーを同時に受け取ることができるため、仮想キーを他のドライバーに送信するだけで、家族や友人などと簡単に車両を共有できます。 「新たな車両にCoSmAソリューションを統合することは、コネクテッドビークルと自動車産業のデジタル化の時代における重要なマイルストーンを示します。」このように述べるのは、コンチネンタルのボディ&セキュリティ、インフォテインメント&コネクティビティ両事業部長を務めるヨハン・ヒーブル(Johann Hiebl)です。 「ユーザーに完全なデジタルユーザーエクスペリエンスを提供するだけでなく、コンチネンタルのCoSmAが自動車メーカーと直接量産に入るのは今回が初めてです。」

BLEのハードウェアに加えて、CoSmAは、キーが作成され安全に処理されるContinental.cloudのバックエンドキー管理を構成します。 CoSmAはAndroidおよびAppleスマートフォンで動作し、ハードウェアまたはスマートフォンのベンダーに限定されません。

お問い合わせ

コミュニケーション本部 コンチネンタル・オートモーティブ株式会社 〒221-0031 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1-1-32 ニューステージ横浜 電子メール:

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コンチネンタルとLeia社の新しい3Dライトフィールドディスプレイが自動車に3D をもたらす

  • 革新的なライトフィールドテクノロジーは、特別なメガネなしで、すべての搭乗者におけるかつてない3Dエクスペリエンスを実現

  • 包括的なディスプレイテクノロジーとコンテンツプラットフォームにより車内での安全性と快適さの要求の高まりに対応

  • コンチネンタルがシリコンバレー企業のLeia社と提携

一時停止の標識が赤く輝きながら画面の手前に見えます。家の列がナビゲーションシステムから浮かび上がっています。自動車メーカーのロゴがダッシュボードの前で空中を回転しています。コンチネンタルは、このような3次元効果によって、自動車のディスプレイの構成方法に革命を起こすことを目指しています。テクノロジー企業であるコンチネンタルは現在、シリコンバレーの企業のLeia社と共同で、革新的なコックピットソリューションNatural 3D Lightfield Instrument Clusterの開発を進めています。これにより、かつてない品質を有する第3の次元が次期自動車に持ち込まれます。ライトフィールドディスプレイは、3Dデプスの快適な知覚だけでなく、ハイライト、きらめき、その他の複雑な光効果の表現が可能な次世代の媒体です。このテクノロジーにより、ドライバーへの安全な情報提示がリアルタイムにでき、ドライバーと車両とのやり取りがより快適で直感的になります。また、前席と後部席の搭乗者が3Dエクスペリエンスをドライバーと共有できます。

「新次元の快適さと安全性」

この新しいライトフィールドコックピットは、自動車内でのヒューマン・マシン・インタラクションの設計における進化の一段階です。コンチネンタルのInstrumentation & Driver HMI事業部の責任者を務めるフランク・ラーベ(Dr. Frank Rabe)は次のように説明しています。「今日の自動車業界における最大の難題の1つは、ヒューマン・マシン・インタラクションのためのインテリジェントな概念を開発することです。ドライバーエクスペリエンスを拡大し、運転から気をそらせることなくドライバーが簡単かつ効果的に車とやり取りできるソリューションを構築することです」。「この新しいライトフィールドディスプレイは、最高レベルの品質を有する第3の次元を車に持ち込むだけではありません。この革新的なテクノロジーは快適さと安全性の新しい次元も構築します。さらに、当社のソリューションはすべての自動車メーカーのお客様のドライバーエクスペリエンスを拡大し、個別仕様の設計領域により競合他社との差別化を図る可能性をすべての自動車メーカーに提供します」。新システムは2022年までに量産に入るとされています。

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自動運転までの過程において、たとえばビデオ通話、インターネットの閲覧、ショーや映画の鑑賞など、他の活動にドライバーが携わる機会が増加します。Leia社の共同創設者兼CEOであるDavid Fattal氏は次のように述べています。「車はモバイルの次のフロンティアであることは明白です」。「当社にとって車は、その環境のフル3D認識によりスマートフォンをより大きく、より没入型にしたようなものです。没入型ゲーム、ビデオストリーミング、ソーシャルシェアリング、さらにはeコマースにいたるまで、当社の成長を続けるライトフィールドエコシステムを展開するための論理的な場所です」。

車内の視覚的快適さを求めて特別に設計されたワイドディスプレイでコンテンツを視覚化することにより、スマートフォン使用時よりもはるかに洗練されて楽しくなります。また、ビデオ通話や拡張現実機能、パートナーシップを開拓するための機能に、内部または外部のカメラシステムを活用する可能性も生まれます。

3Dライトフィールドのコンテンツは車内の誰もが見ることが可能

コンチネンタルのナチュラル3Dディスプレイに使用されているLeia社のライトフィールドテクノロジーは、ヘッドトラッカーカメラを必要としません。これは実用的であり、もちろん費用対効率にも優れた利点です。さらに、以前は不可能だった、前部座席と後部座席の搭乗者も、座った位置から同じ3D画像をはっきりと見ることができます。そのうえ、以前の3D手法と比較して、新しいシステムの品質にはさらにもう1つの飛躍があります。ライトフィールドディスプレイによって生成される3D画像は、同じオブジェクトが合計8つの視線から構成されていて、それぞれの視点に応じて視線が微妙に異なります。

各乗車位置からの角度が変わると、ライトフィールドディスプレイの見え方も「変化」します。この方法により、他を圧倒する自然な情報表示が可能になります。コンチネンタルのディスプレイソリューションズのプロダクトマネジャー、カイ・ホーマン(Kai Hohmann)は述べています。「当社のライトフィールドディスプレイにより、まったく新しいレベルの3D画像ディスプレイを達成しました」。「ナノ構造を持つ新開発の光導体が品質の最重要点です。光を屈折させているのではなく、光を曲げて正確に導くことによって必要な最適3D効果を達成しています。このテクノロジーによってのみ、車内の快適さと安全性に対する絶え間ない要求の高まりに対応することができます」。

コンチネンタルでは現在、Leia社のテクノロジーを自動車で利用するための適応化を進めています。最近まで、メガネを必要としない3D効果を実現するためには、パララックスバリアまたはレンチキュラーというテクノロジーのいずれかが使用されていました。それらは、光を遮断または屈折させる特殊な手法により3D効果を実現するというものです。特にパララックスバリアシステムは、観察者の正確な頭の位置の方向に3Dビューを調整するためにヘッドトラッカーシステムを必要とするため、シングルユーザーアプリケーションのみを提供します。さらにフィルタと同様に、ドライバー、助手席および後部座席の搭乗者を対象に設計されたマルチユーザアプリケーションにおいて、知覚される画像画質および効果性に影響をおよぼす可能性があります。自動車業界では、最高レベルの品質が、特に情報表示用として不可欠です。Leia社のDLB™(回折型ライトフィールドバックライト)テクノロジーを使用するコンチネンタルの新しい3Dライトフィールドアプリケーションは、従来の3Dディスプレイとは比較にならない高いレベルを提供し、太陽光が直接輝いているときでもきわめて鮮明なスクリーンを実現します。

シリコンバレーのナノテクノロジーの利用

Natural 3D Lightfield Instrument Clusterの解像度とルックアンドフィールは、従来の3Dディスプレイよりも明らかに優れています。これは新開発のテクノロジーである回折ライトフィールドバックライトによって達成されました。これによって回折格子とナノ構造を持つ光導体がディスプレイパネルの下で正確な光の回折を作り出し、その結果、自然な3D効果を生み出します。このライトフィールドモジュールは、市販のディスプレイに簡単に組み込むことができます。

Leia社の共同創設者でCTOを務めるZhen Peng氏は次のように述べています。「Leiaは、大規模かつ大量の生産に適した最先端のナノ製造プロセスを開発しました。これにより、昨年そのテクノロジーの商業化が実現されました。当社は、HPから根付いている経験と過去5年以上にわたって継続してきた社内開発の経験を活用して、歩留まりとコスト競争力の高い大規模基板に高度なリソグラフィを橋渡ししました。そして、これからは自動車の安全規格とコスト競争力に準拠しながら、この独自能力をいっそうの大規模化を達成していきます」。Leia社のライトフィールドテクノロジーは、AT&TとVerizonのスマートフォンディスプレイとして、米国での商業的なデビューを果たしました。消費者はすでに、かつてない3D品質でゲーム、映画、拡張現実、写真の共有を楽しむことができるようになりました。ライトフィールドエクスペリエンスは、ライトフィールドディスプレイと、コンチネンタルが提供する自動車用ユースケースの包括的なアプリケーションで構成されています。

© Continental AG

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自動車用コンテンツとライトフィールドSDK

この提携はハードウェアにとどまらず、両社はコンテンツの作成と開発者エコシステムのサポートについても協力しています。Leia社は現在、コンテンツをライトフィールド形式に変換または作成するためのクリエイティブなツールキットを提供しています。視覚的な快適さを確保するための自動設定を備えています。新しいディスプレイのライトフィールドプロジェクションには、さまざまな用途が考えられます。運転者支援システムからの警告を3Dで表示する、ナビゲーションシステムからの指示を格段に明確に表示できる、パーキングアシスタントのグラフィック表示(たとえば360度のバードビューアシスタント)が3Dで本当のアイキャッチャーになる、3Dアニメーションを使用して製造業メーカーのロゴが3Dで回転するようにして車両システムの挨拶文を強調できる、などが挙げられます。ホーマンは次のように強調します。「この場合に注意しなくてはいけない点は、当社の新しいディスプレイの3Dアニメーションが、映画館のように、車の中を飛び回ることはないということです。当社はグラフィックの背面までの奥行きに注力しており、すべての3Dオブジェクトが画像から最大5センチ飛び出すことができます。これは目に対してはるかにリラックスした状態になり、ドライバーの気を散らすことが絶対にありません。そしてもちろん、フル3D効果に対応し、メガネは必要ありません。すべてのプロジェクションは肉眼で見ることができます。

この提携では、コンチネンタルの自動車情報システムとセンサーに関する専門知識を活用して、Leia社のコンテンツプラットフォームLeiaLoft™を拡張し、自動車メーカーおよびサードパーティーの開発メーカーが未来の自動車用の「ホログラム」アプリを容易に作成できるようにすることを計画しています。このAutomotive Software Development Kit(SDK)では、開発者が自動車の室内および外側の環境にフル3Dでアクセスでき、ホログラムナビゲーション、パークアシスト、または拡張現実の多数のアプリケーションをデジタルクラスタまたは中央情報ディスプレイ上で実現できます。

Leia社.の共同創設者兼社長であるピエール=エマニュアル・エヴリュー(Pierre-Emmanuel Evreux)は述べています。「私たちのライトフィールドプラットフォームを自動車向けに活用できることに心が躍ります。個別センサーのデータ(LiDAR、カメラ)を活用することにより、上質のアプリケーションを提供し、モバイルエコシステムを自動車に持ち込んで、高度なドライバーエクスペリエンスを構築します」。“

Leia社とのコラボレーションは、コンチネンタル内のスタートアップ組織Co-paceによって開始されました。コンチネンタルのコーポレートベンチャーキャピタルチームを通じて、少数株主持ち分の出資で関