生産拠点100%グリーン電力化

コンチネンタルの環境保全活動: 生産拠点における電力100%再生可能エネルギー活用

  • 2020年に初認定:コンチネンタルは、世界の生産拠点の電力を再生可能エネルギー100%に
  • 2019年から2020年における直接的および間接的な自社排出量を70%削減
  • 気候戦略はパリ気候変動協定の1.5°Cの目標を達成
  • ンチネンタルは、世界レベルでの技術革新イニシアチブで、全社的に脱炭素化を進める

コンチネンタルは、2020年度時点で、生産現場の全電力を再生可能エネルギー調達しています。監査人KPMGによる保証報告書の中で結論付けられました。約400万メガワット時間 (MWh) のグリーンエネルギーの購入により、コンチネンタルは直接及び間接的な自社CO2排出量を2019年の約320万トンから2020年の099万トンまで70%削減しました。そのエネルギー源は、水力、太陽光、風力など、関連するをエネルギーすべてを使用しています。コンチネンタルの取締役会メンバーで、サステナビリティを担当するアリアーネ・ラインハート (Dr. Ariane Reinhart) は次のように説明します。「持続可能なビジネスは未来です。野心的な目標で、持続可能な経済への転換を断固として進めていきます。私たちの労力が客観的に評価されたことをうれしく思います。今回の監査結果は、サステナビリティ目標を真摯に受け止め、自ら掲げた目標を達成しているということを示しています。」

コンチネンタル、人事・サステナビリティ担当取締役アリアーネ・ラインハート「野心的な目標で、持続可能な経済への転換を断固として進めていきます」

グリーン電力各エネルギー源のトレーサビリティ

コンチネンタルは、厳しい基準を適用し持続可能性目標を達成しています。グリーンが理論的にグリーンであるだけでなく、実際にグリーンであることを保証するために、自社生成のエネルギー、特にグリーン電力購入契約、いわゆるエネルギー属性証明 (EAC) を利用しています。 どのような動力源から、そしてその発生源をこれらの証明書が特定します。コンチネンタルの厳しい基準に合致するシステムが存在しない国もあり、電力消費国の電力網に直接接続されるエネルギー属性証明書を得た例はごく少数にとどまっています。これらの国々の間に直接の関係がない場合、コンチネンタルは最も近い国からエネルギー属性証明書を購入します。エネルギー属性証明書は、各証明書発行元から直接削除され、一度しか使用できません。

コンチネンタルのエネルギー属性証明書の品質特性は、2020年6月に加盟したRE100基準をベースにしています。RE100は、グリーン電力のみを利用するという目標を掲げた国際イニシアチブです。

2020年度時点で、生産現場の全電力を再生可能エネルギー調達しています

全社的な脱炭素化に向けた重要なマイルストーン

グリーン電力への体系的な移行は、コンチネンタルの新しい環境戦略の中で、全社的な脱炭素化に向けた長く続く技術イノベーションの第一歩です。Science Based Targetsイニシアチブ (SBTi) は、その脱炭素化目標をパリ協定の1.5°C目標に合わせています。コンチネンタルは、2040年までに、エネルギー効率、ゼロカーボン技術、グリーン電力の使用への大規模な投資を通じて、世界500拠点以上のプロセスをカーボンニュートラルな方法で実現することを目指しています。遅くとも2050年までに完全にカーボンニュートラルなバリューチェーンを実現します。「本プロジェクトにかかわる社員全員の取り組みとモチベーションを光栄に感じています。気候変動は21世紀で最も重要な課題の一つであり、天然資源の保全は私たち、そして次世代にとっても非常に重要です。私たちが企業としての役割を果たしていることを誇りに思っています」、このように述べるのは、コンチネンタルで環境・気候保護を統括するトーマス・セワルド(Thomas Sewald)です。

コンチネンタル、環境・気候保護担当:トーマス・セワルド

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ゼロ・エミッション・モビリティとカーボンニュートラルは同時に発展

グリーン電力100%への移行は、カーボンニュートラル実現に向けた重要な最初のステップです。2020年末、ゼロ・エミッション・モビリティを完全カーボンニュートラルにするプログラムをローンチしました。昨年末発表したコンチネンタル・モビリティ・スタディ2020の結果が裏付けるように、eカーの炭素フットプリントへの懐疑論が特に欧州で大きく見られます。このプログラムを通じて、コンチネンタルは2022年以降、乗用車、バスや列車、その他のさまざまなゼロ・エミッション車両をカーボンニュートラルにするためのダイレクトビジネスを行う予定です。本プログラムは、コンチネンタルの生産プロセス、そして上流工程、使用終了時のリサイクルまで対象としています。このように、テクノロジーカンパニーは業界におけるゼロ・エミッション・モビリティの完全カーボンニュートラル化を後押しします。

こちらは、現地時間2021年3月24日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。英語版はこちらをご覧ください。

Fiscal Year

コンチネンタル、2020年決算: 黒字フリーキャッシュフローを確保、2021年には大きな市場成長を期待

  • 売上高は377億ユーロ(2019年:445億ユーロ)
  • 市場成長率:マイナス16% / 本源的売上成長率: マイナス12.7%
  • 買収およびカーブアウト効果前のフリーキャッシュフロー:11億ユーロ (2019年: 13億ユーロ)
  • 調整後営業利益:13億ユーロ(2019年:32億ユーロ)/ 調整後EBITマージン:3.5%(2019年:7.3%)
  • 既に報告済の減損処理および特別費用の計上により、営業利益(マイナス7.18 億ユーロ)ならびに純利益(マイナス9.62億ユーロ) ともに赤字
  • コンチネンタル取締役会は、2020会計年度の配当停止を提案
  • CEOニコライ・セッツアー(Nikolai Setzer)「私たちは状況に応じ、経営を守り抜いた結果、全体として、2020年春に危惧していたよりも良い結果を示せた」
  • 創業150周年のメモリアルイヤーである2021年について、大幅な市場回復を期待。2025年までに2017年からの記録的水準レベルに戻ることは現時点では難しい
  • 2021年度の予測:グループ売上 約 405~425億ユーロ / 調整後EBITマージンは 約 5〜6%
  • コンチネンタルは、運転支援や自動運転の成長分野へ重点的に増資(2021年には約2億から2.5億ユーロを追加計上)

歴史的に最弱となった市場環境において、コンチネンタルは2020会計年度に営業および財務上の健全性を示し、調整後の年間目標を達成しました。暫定値によると、当年度のDAX上場企業の売上高は377億ユーロ(2019年:445億ユーロ)でした。ライトビークル生産台数が前年比で16%減少した一方、本源的売上成長率はマイナス12.7%でした。この非常に試練の多い市場環境において、同社は調整後EBITマージン3.5 %(2019年:7.3%)を達成しました。これは、調整後の営業利益13億ユーロに相当します。(2019年:32億ユーロ)支出と投資における徹底的な管理により、コロナウイルスパンデミックによる経済的影響を緩和しました。その結果、コンチネンタルは買収およびカーブアウト効果前のフリーキャッシュフロー11億ユーロ(2019年:13億ユーロ)を達成しました。

3月9日にハノーバーで開催されたコンチネンタルの年次記者会見で、CEOニコライ・セッツアー(Nikolai Setzer)は次のように述べました。「私たちは状況に応じ経営を守り抜きました。特に黒字フリーキャッシュフローを確保しました。しかし全体的に見れば、広範囲にわたる逆風に対処しなければなりませんでした。これは売上高と収益の両方に当てはまります。全体として、私たちは前年度、春に危惧されていたよりもよい結果を出しました。」

この収益状況に基づき、コンチネンタル取締役会は配当停止を提案

昨年度のコンチネンタルの営業利益はマイナス7億1,800 万ユーロ、純利益はマイナス9億6,200万ユーロとなりました。その主な理由は、販売減傾向に加え、市場予想に対する調整結果として、既に2020年10月期に報告済、第3四半期に計上した非現金のれん6億4,900万ユーロ(2020年12月31日:6億5,500万ユーロ)の減損処理が挙げられます。さらに、構造改革プログラムの一環で発生した有形固定資産の減損処理、計9億9,800万ユーロを2020年に計上しました。これに基づき、既に発表の通り、取締役会は同社の配当方針(すなわち純利益の15〜30%の分配)に従い、2020年度の配当停止を今年の株主総会で提案することを決定しました。

世界のコンチネンタルチームがこの危機を安全に乗り越える

セッツアーは、世界中の従業員に課せられた数多くの試練と、それに伴い起こった各種制限を鑑み、彼らがもたらした成果に大きな感謝の意を表明しました。「2020年は、私たち全員にとって大変な努力が必要な1年でした。新型コロナウイルスによるパンデミック、自動車産業の変革、そして構造プログラムの継続が、私たちに多くのことを要求しました。コンチネンタルチームは迅速かつ決然と行動し、異例の試練を創造的に克服し、徹底した管理でコスト削減を行いました。世界中の全従業員に感謝の意を表したいと思います」

コンチネンタルは2020年の新型コロナウイルスパンデミック以降、パンデミックの中でも安全に業務遂行が出来るよう、従業員保護のコンセプトを拡大しました。全世界の従業員が社内のデジタルプラットフォームを介しアイデアを交換し、世界の人々を支援するプロジェクトを実行しました。 様々な分野で効果的な支援を提供しました。たとえば、世界のいくつかの拠点では、社員向けに保護具の製造を行いました。

コンチネンタルは自己資本目標をクリアし、研究開発費を高水準に維持

コンチネンタルは2020年の固定費を前年同期と比較して8億6,000万ユーロ(8%)以上削減しました。目標額を達成し、前年度と比較して5%以上削減したことになります。さらに、有形固定資産およびソフトウェアへの投資を前年比32%以上削減し22億ユーロ(2019年:33億ユーロ)としました。

全事業分野がこの削減に貢献しました。これにより、設備投資は前年同期の7.4%から5.9%になりました。

一方で、コンチネンタルは2020年の研究開発費(正味)を前年同レベル34億ユーロの水準に維持しました。売上高の大きな落ち込みにより、その割合は前年同期の7.6%から9.0%に上昇しました。

堅実で危機に強い財務設計

2020年末、コンチネンタルは資金調達ニーズに対して極めて快適な総額107億ユーロ(2019年:80億ユーロ)の流動性資産を備えていました。その内訳は、29億ユーロ(2019年:33億ユーロ)のおよび現金同等物、未使用のクレジットライン78億ユーロ(2019年:47億ユーロ)となります。

2019年末と比較して純負債は6,700万ユーロ増、41億ユーロとなりました。自己資本の減少により、いわゆるギアリング比率は前年比32.7%(2019年:25.6%)の増加となりました。

市場の見通しと2021年の事業予測

コンチネンタルCFOのウォルフガング・シェーファー(Wolfgang Schäfer)は次のように説明します。「第4四半期は、私たちが史上最悪の状態を抜けたことを示しています。経済環境は加速しています。半導体供給不足により、今年度は慎重なスタートとなりました。まだ進行しているコロナウィルスのパンデミックの影響は、依然として不確実な要因です。したがって、全体として2021年は引き続き挑戦の年となるでしょう。それでも2020年と比較して大幅な市場回復が見込まれます。」2021年のライトビークル生産台数は前年比でおよそ9〜12%増加すると予想しています。同時に、シェーファーは、同社が2025年までに2017年の生産の記録的なレベルに戻ることを予想していないと指摘しました。

市場と業界におけるトレンドに関する想定に基づき、コンチネンタルでは2021年の連結売上高が約405〜425億ユーロ、そして調整後EBITマージンが約5〜6%になると予想しています。オートモーティブ事業セクターと旧パワートレイン部門の合計売上高は約240〜250億ユーロ、調整後EBITマージンは約1〜2%になると予想、ラバーテクノロジー事業セクターの売上高は約165〜175億ユーロ、調整後EBITマージンは約11.5〜12.5%を予想しています。


変革期を制する:戦略の再編

コンチネンタルは、2020年末にキャピタル・マーケット・デーを開催、再編戦略の3本柱を発表しました。それは、業績改善、ポートフォリオの差別化、コネクテッドで持続可能なモビリティにおける機会の徹底活用です。

コンチネンタルはその戦略で、野心的であると同時に現実的な中期目標の達成を目指します。「世界中で自動車増産の傾向がみられ、売上が再び伸びています。中期的には、グループレベルで年間平均約5〜8%の有機的成長を目指しています。調整後EBITマージン目標を約8〜11%、資本利益率約15〜20%に設定しました」セッツアーは説明します。「コンチネンタルは、モビリティ市場で差別化を図ります。成功をけん引するグローバルチーム、将来を見据えたテクノロジーポートフォリオ、および広範なソフトウェアの専門知識により、モビリティ業界の変革期において勝者の1社を目指します」

成長分野である運転支援および自動運転分野における、世界的な技術リーダーシップに向けた増資策

戦略再編に従い、コンチネンタルは成長分野と未来型テクノロジーに一層注力し、平均を上回る利益を伴う成長を目指します。同時に、コンチネンタルは飽和市場環境ですでにトップシェアを獲得している製品分野での収益確保を目指します。

「これは、成功への道を明確に示すものであり、私たちは決然とその道を進んでまいります。その一例は運転支援システムと自動運転システムに関わる将来ビジネスです。必要なすべての力を結束し、取り組みを強化し、本年単年だけで約2億から2億5,000万ユーロの追加予算を計画しています」セッツアーは、この成長分野における野心的な目標を説明し、さらに次のように述べました。「既に現在、この分野において当社はポジションを確立しています。ポジション拡大とともに、自律モビリティ市場におけるトッププレーヤーとしての地位固めのスピードを加速します。市場ダイナミクスの高いこの分野に生まれてくる魅力的なチャンスを、積極的に、また一貫して収益性の高い成長のために活用します。テクノロジーパートナーやスタートアップ企業との協力に対しても私たちはオープンです。運転支援および自動運転分野における世界的な技術リーダーシップこそが私たちの目標であり、それは今後も変わることはありません」

コンチネンタルは、運転支援および自動運転分野におけるパイオニアの1社です。1999年にはすでに、世界初のアダプティブ・クルーズ・コントロール(メルセデスSクラス)の開発に関与し、長距離レーダーを供給しました。それ以降、運転支援機能の市場は急速に発展してきました。2018年から2020年の間だけでも、この分野における世界中の自動車メーカーからの受注額は90億ユーロ以上でした。

今後数年で自動化レベルが進み、潜在的な供給範囲の価値が何倍にも増えるため、モビリティサプライヤーはこの水準を大幅に引き上げる予定です。

コンチネンタルは、エミッションフリー型モビリティに向けたグローバルビジネスで、カーボンニュートラルを達成をめざす

自動運転は予測的で安全運転によって持続可能なモビリティをサポートします。これは、2020年12月初めにサステナビリティ推進計画で設定した野心的目標と合致し、新たな世界産業標準の道を開きます。その計画は、エミッションフリー車両にも関連します。2022年以降、コンチネンタルはエミッションフリーの自動車、バス、電車、その他車両分野でカーボンニュートラルを実現します。

コンチネンタルのプログラムは、環境最適かつ、適切なタイミングでのパラダイムシフトに注力します。そのために選択したのは、短期的および長期的に効果的な戦略です。コンチネンタルは自社のCO2を削減するために懸命に取り組んでいます。たとえばその歩みとして、2020年以降世界全工場にグリーン電力を導入しました。これによりコンチネンタルの電力購入は一挙にCO2ニュートラルになりました。工場内で排出するCO2の約70%、一年あたり200万トン以上のCO2 削減になります。2040年までには自社生産全プロセスでカーボンニュートラルを達成、遅くとも2050年までに100%カーボンニュートラル経営の実現を計画しています。これによりバリューチェーン全体がカーボンニュートラルになります。

スーパーコンピューターや高性能コンピューターをはるかに超えた革新力

2020年、コンチネンタルは技術的専門知識をさらに強化し、安全でネットワーク化された持続可能なモビリティを100万台以上路上に走らせました。モビリティサプライヤーは、パンデミック下においても安全に世界中で800以上の量産プログラムをスタートさせ、オートモーティブテクノロジー事業セクター単独で14億ユニット以上のコンポーネントとシステムを提供しました。研究開発への継続的な高い投資は、技術的地位の強化を確実にしました。

コンチネンタルは、タイヤをセンサー、遠隔測定データ、アルゴリズム、クラウドに接続し、タイヤモニタリングの未来を切り拓いています。カーシェアリングプロバイダーのSHARE NOWは、リアルタイムでミリメートル単位の正確なトレッド深度予測の恩恵を受けています。将来的には、スマートなデジタルタイヤソリューションにより予防的なタイヤメンテナンスが可能になり、大きな可能性を持っています。2020年、コンチネンタルは世界中で合計約1億3000万本の自動車とトラックのタイヤを販売しました。

コンチテック部門でもサービス事業の拡大とデジタル化が進んでいます。人工知能(AI)アルゴリズムに基づくドローンベースの検査サービスを含むコンベヤーベルトシステムのサービス分野が成功裡に拡張されました。

オートモーティブビジネスで加速が進む開発の中心は、新しいスーパーコンピューターです。業界最速のコンピューターにより、運転支援システムのAIトレーニングが大幅に加速されます。レーダーベース初のトラック用ターンアシストが市場に登場しました。モビリティサプライヤーは高性能コンピューターの最初のシリーズ生産を開始し、受注額は40億ユーロ以上に増えました。コンチネンタルのソフトウェア・サクセスストーリーは今後も続きます。

2021年、コンチネンタルはより複雑な環境での自動運転と自律走行の試験走行を継続し、ブレーキシステム、5Gネットワーキング、超広帯域(UWB)、マテリアル開発、人間と機械のやりとり、といった分野で技術を進化させ、多数の量産プログラムを開始します。これらの分野における進化はドライブシステムに関係なく、車両の快適性、安全性、効率を向上させます。

構造改革プログラム「トランスフォーメーション2019-2029」:従業員に向けた長期的見通し

2019年9月に導入した構造改革プログラムにより、コスト構造を世界市況に適応させ、コンチネンタルはその将来性と競争力を確保しています。

「私たちのグローバル構造改革プログラムの展開は順調に進んでいます。各対象拠点においてソーシャルパートナーと協働して解決を目指し、本プログラムにより影響を受ける従業員に向け持続可能な見通しを準備し、同時に企業の将来的な存続を確保します。このプロセスは時に痛みを伴うことがありますが、世界競争はますます厳しくなっています。適切な調整を行うことが、将来の成功、ひいては雇用確保につながると考えています」セッツアーは述べています。

コンチネンタルの150年、モビリティの鼓動とともにした150年

コンチネンタルは2021年に創業150周年を迎えます。通年で各種 イベント、インタラクティブ社史、各種発行物で150年にわたるダイナミックな発展マイルストーンを披露します。「モビリティが提供する自由に心が躍ります。創立以来、私たちの組織は、人々をサポートしてきました。たくさんの成功を祝い、多くの困難な課題を克服してきました。私たちはいま、産業のターニングポイントを経験しています。それらを新しい産業時代のスタートへと活用し、モビリティ分野のコネクテッドソリューションを提供するグローバルテクノロジー企業へと転換する時が来ました。その達成のために、伝統的な強みを生かすだけでなく、デジタル化、ソフトウェア、センサー技術の分野を重点的に拡張っさせてまいります」セッツアーは説明しました。

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コンチネンタル、HERE、Leiaと共同でナチュラル3Dナビゲーションシステムを提供

CES 2021

  • コンチネンタルが開発するライトフィールドディスプレーによる「3Dナビゲーションシステム」は、直感的なユーザーエクスペリエンスを実現、より高い運転安全に寄与
  • より自然な3D効果を実現したライトフィールドテクノロジーでは、3D専用メガネ、アイトラッキングセンサは不要となる
  • 世界の75のグローバルシティセンター向けプレミアム3DマップコンテンツがHereの「プレミアム3Dシティー」に用意される

コンチネンタル、HERE(ヒア)社、Leia(レイア)社は、3社提携し3次元ナビゲーションを車両の操縦席のディスプレーソリューションを開発しました。この技術により、より安全で直感的なドライバー・パッセンジャー向けに高いレベルのユーザーエクスペリエンスを実現する重要な要素を共同で提供することになります。この度のCES2021にて、Leiaの「ライトフィールド(Lightfield)テクノロジー」により地図上の建築物や地形の3D表示技術を展示しています。この新しいソリューションにより、立体画像認識に不可欠であった3D対応メガネや視線追跡のためのアイトラッキングセンサを使用しなくても、3Dマップを視覚化できます。しかもライトフィールドテクノロジーでは、あらゆる角度から3Dによる効果を認識できます。すなわちドライバーも乗員も同じように3Dグラフィックスを見ることができます。

コンチネンタルのHMI事業部の戦略およびポートフォリオ統括責任者、ウルリッヒ・ルーダース(Ulrich Lueders)は、「3Dディスプレー技術は、これまでに無い驚異的な機能をコックピットに与えます。この技術はドライバーとクルマとの直感的な操作環境を生み出して、より高いレベルの運転安全性を実現します。HEREの3DプレミアムマップコンテンツとLeiaのライトフィールドソフトウェアが、コンチネンタルHMI(ヒューマンマシンインターフェイス)ソリューションの専門技術と組み合うことにより、新しいユーザーエキスペリエンス(UX)環境と安全運転のための環境づくりに貢献できることをとても嬉しく思います」 と述べています。

安全な運転のサポートのために独自設計された3Dナビゲーション

交通安全に関するさまざまな世界の研究によると、世界中の交通渋滞の主な原因はドライバーの「気の散り」にあるといわれています。NHTSA (米国運輸省道路交通安全局) によると、米国では、2018年中に気が散る運転により2,800人以上の死者が出たと報告されています。これら調査から、より安全な運転環境を作るためには、運転中のドライバーが求める地図情報コンテンツと検索機能を、ドライバーの集中力が切れないようにより素早く快適に提供できる直感的なUXソリューションが求められるのです。 

ナチュラル3Dナビゲーションシステムは、直感的ナユーザーエクスペリエンスを実現

「特に大都市での交通など複雑な運転環境では、多くのドライバーとっては、ナビゲーションの指示に従いつつ、同時に安全に操作することはとても厳しい環境といえます」とルーダースは述べています。 
このように、コンチネンタル、Here、Leia 3社によるこの3Dソリューションは、現実世界を仮想空間に正確に再現することによって、ドライバーに必要な情報と自車の位置方向をすばやく伝え、運転により注意をはらうことができるのです。 

高精度3Dコンテンツ

このソリューションのための3Dコンテンツは、「HERE プレミア 3D シティーズ」から入手できます。このコンテンツは「HEREプレミアムマップコンテンツ」と、75のグローバルシティセンターの高度に詳細な3D表現で構成されており、ユーザーの要望に応じカスタマイズ可能となっています。表示される建築物は、その物理的な位置、体積、高さ、ファサードの色等現実のものに忠実に再現されています。3D立体地形モデルでは、都市のレイアウトを表す立面図も使用可能です。3Dランドマーク詳細は各都市の地図範囲に含まれており、3D地形や周辺の建物のさまざまなスタイルに統合されています。 
コンチネンタルのナチュラル3Dディスプレー、Leiaのライトフィールド技術、そしてHEREの3Dマップコンテンツを基盤にして、今後3社は共同事業者として自動車メーカー各社とともにこの技術を次世代の自動車モデルに提供する所存です。  .

ライトフィールドテクノロジーでは、3D専用メガネ、アイトラッキングセンサは不要

2021年1月11日~14日開催中の「オールデジタルCES 2021」で、コンチネンタルが未来に向けて提供する数々の革新的なテクノロジーをご覧ください。キーワードは、Continental、5G、人工知能、カーオーディオ、クラウドコンピューティング/データ、車両技術で仮想ブースを検索ください。詳細については、弊社のウェブサイト(www.continental.com/en-us)を参照ください。プレスキットのダウンロードも可能です。

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Sebastian Fillenberg

Sebastian Fillenberg External Communications Vehicle Networking and Information 電話: +49 6196 87-3709 電子メール:

Continental Mobility Study 2020 | Private Transportation

パンデミック期間に個人専用の移動手段の重要性が高まる

コンチネンタル・モビリティ・スタディ2020

  • コンチネンタル・モビリティ・スタディ2020は、パンデミックにより個人専用の移動手段への重要性が高まったことを示す
  • モビリティ・スタディ2020の一部でドイツ、フランス、米国、日本、中国の人々の移動手段に関するトレンドを調査
  • 多くの人々が、他人との接触を避けようと移動することを減らしている一方、パンデミック前と比較して自家用車の利用は増加傾向
  • ドイツ、中国、日本在住の回答者の半数以上がバスや電車の利用を避けている; 米国とフランスでは約40%
  • 自動車を所有することがより重要に。顕著に表れているのは中国で、約58%の回答者が自家用車を購入したいと回答
  • コンチネンタルの人事・サスティナビリティ担当取締役アリアーネ・ラインハート「私たちのゴールはカーボンニュートラルなモビリティを遅くとも2050年までに実現すること」

新型コロナウィルスのパンデミックは、個人の移動手段の重要性を大きく高めました。多くの人々が、他人との接触をできるだけ避けようと、自家用車で移動することを選んだのに対し、公共交通機関や相乗りを利用する人は世界中で大幅に減少しました。ここで紹介するのは、先日発行されたコンチネンタル・モビリティ・スタディ2020の主要な調査結果です。コンチネンタル・モビリティ・スタディ2020では、社会調査会社infasの協力を得て、ドイツ、フランス、米国、日本、中国の人々を対象に移動習慣のサンプリング調査を行いました。

コンチネンタルの人事・サスティナビリティ担当取締役、アリアーネ・ラインハート(Dr. Ariane Reinhart) は本スタディについて次のように述べています。「コンチネンタル・モビリティ・スタディの結果からは、個人専用の移動手段が世界中で必要とされていることがわかります。新型コロナウィルスパンデミック下にあり、この需要はさらに高まりました。差し迫る環境問題を考えると、持続可能で (そして何より) カーボンニュートラルな移動手段が世界全体でますます重要になっています。コンチネンタルは、サプライヤー業界では幅広い持続可能性ロードマップを掲げるトップクラスのテクノロジーカンパニーとして、個人専用の移動手段に対して様々な分野で大きな貢献を果たそうと考えています。遅くとも2050年までにカーボンニュートラルなモビリティを実現することが私たちの目標です」

パンデミックにより、個人専用の移動手段を求める傾向が明らかに

フランスとドイツでは、回答者の80パーセントがパンデミックの中で自身の移動習慣を変えたと回答しました。米国でも、同じような習慣の変化が81%の人々に見られました。変化がもっとも大きかったのはアジアの国々です。日本では88%の人々が、中国では93%もの人々が移動習慣を変えていました。

ウィルス危機の中で多くの人が移動を大幅に控えた一方、自動車の利用頻度は増えていると回答した人が多く、この傾向が特に顕著なのは中国で、調査対象者の半数近くが車での移動が増えていると答えています。調査参加者は都市部の人が多いことを考えると、この結果は特に印象的です。人口密度が高く、公共交通網が比較的密に張り巡らされたドイツでも、回答者の4分の1がパンデミックの発生前よりも自動車をよく利用すると答えています。行動制限や移動制限が特に厳しいフランスでさえ、16%の人が以前よりも習慣的に自動車を利用するようになっています。同じような傾向は、ドイツ(23%)、米国(22%)、日本(21%) でも見られます。

調査の行われた5か国では、新型コロナウィルスのパンデミックによって個人専用の移動手段の利用が高まり、道路の混雑がさらに増しています。「人々の移動ニーズに応える上で重要な一翼を担うのが予測型ソフトを搭載した最新車両です。人々を目的地まで安全に、そして効率よく運んでくれる車が求められているのです。コンチネンタルは、このインテリジェントなソリューションを支えています」 ラインハートは説明します。

新型コロナウィルスのパンデミックによって需要が高まったのは自動車だけではありません。自転車もまた、その利用を伸ばしています。中国では、自転車の利用増が34%と特に高く、21%のドイツがそれに続いています。一方、公共交通機関については状況が異なります。ドイツでは回答者の半数が、中国と日本では半数以上が、以前よりも公共交通機関を使わなくなっていると答えています。目を引くのは米国とフランスで、バスや電車の利用に変化なしと答えた人が米国では56%、フランスでは48%いました。中国、日本、ドイツでは、変化なしと答えた人は回答者の約3分の1にすぎませんでした。

コロナウィルスによるパンデミック以来、日本では 57 %が公共交通機関の利用を控え、代わりに自動車やその他移動手段に移行

問題は、ウィルス危機の終焉後もこの傾向が続くのかということです。コンチネンタル・モビリティ・スタディ2020の調査結果の中には、この傾向が続くことを示唆するものがあります。パンデミックのことを考えて自動車を購入した、または中長期的に購入を検討していると回答した人が6% (日本とドイツ) から15% (米国) いたのです。自動車を所有する人の割合が依然としてかなり低い中国では、58%もの回答者にこうした考えが見られました。また、注目すべきことに、中国ではパンデミック下でカーシェアリングや相乗りの利用を増やす、レンタカーに頼ると回答した人が比較的多くいました。

全体として見ると、自動車は全調査対象国で大方の人にとって日常的な移動の一部であることがわかります。米国、ドイツ、フランスでは、回答者の半数以上が毎日・ほぼ毎日車を利用すると答え、約3分の1が少なくも週に一度は車を運転すると答えました。中国ではこの割合がそれぞれ43%と41%で、毎日・ほぼ毎日と答えた人は欧米先進国に比べると少ないものの、合計すれば同じような高水準に達します。日本の場合、毎日または少なくとも週に一度と答えた人は約3分の1にとどまっているほか、回答者の13%は全く運転をしていません。

結論

新型コロナウィルスが世界的に蔓延した結果、世界中で日々の移動習慣に大きな変化が見られました。世界の人々、欧州よりも特にアジアの人々が、バスや電車、相乗りといった皆で利用する交通機関の利用を避けています。これによって、個人専用の移動手段の需要が高まり、自家用車や自転車が移動手段として好まれるようになっています。

コンチネンタル・モビリティ・スタディについて

テクノロジーカンパニーのコンチネンタルは、2011年より定期的に、モビリティに関する様々なテーマで調査を実施しています。第6回目の調査となるコンチネンタル・モビリティ・スタディ2020では、ドイツ、フランス、米国、中国、日本の人々を対象に、移動手段に関してさまざまな質問を行いました。今回のテーマの1つになっているのが電動モビリティです。2020年9月に実施した第1段階調査では、3大陸5か国で代表的な調査を行いました。

電気自動車に関する期待値や関わり方に加え、世界的な新型コロナウィルスのパンデミックの中で移動手段に生じた変化についても調べました。感染拡大防止措置により、厳しいロックダウン等、調査対象国すべてにおいて一時的に移動が大きく制限されました。それと同時に、多くの人々の行動様式に変化が現れました。この変化は、措置の緩和によって移動がおおむね通常どおり可能になっても続いています。調査結果から、行動や考え方、期待値への変化を紹介します。

モビリティ・スタディ2020 は、2011年以来モビリティ・スタディの実施をサポートする市場調査・社会調査会社であるinfas社とともに合同で実施しました。

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Nikolai Setzer | Dr. Elmar Degenhart
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コンチネンタル新CEOにニコライ・セッツァーを任命

  • 監査役会は、ニコライ・セッツァー(49)を次期取締役会会長に任命、本人事は 2020 年 12 月 1 日に 発効
  • セッツァーは、健康上の理由で辞任するエルマー・デゲンハートの後任に就任
  • コンチネンタル監査役会会長、ヴォルフガング・ライツル:「ニコライ・セッツァー氏に全幅の信頼を寄せ ています。コンチネンタルがモビリティ・テクノロジーカンパニーへの変革を成功裏に導いてくれるでし ょう」
  • セッツァーは、オートモーティブ役員会代表も引き続き務める

こちらは現地時間 2020 年 11 月 12 日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に 相違が生じた際には原文が優先します。 

コンチネンタル AG の監査役会は、取締役会新会長にニコライ・セッツァー(Nikolai Setzer, 49) を任命、 その任期は 2020 年 12 月 1 日から 2024 年 3 月までとなります。セッツアーは、健康上の理由で 2020 年 11 月 30 日付で辞任するエルマー・デゲンハート(Dr. Elmar Degenhart, 61) の後任となります。 

コンチネンタルの監査役会会長、ヴォルフガング・ライツル(Prof. Wolfgang Reitzle) は、今回の新人事に ついて次のように説明します。 「コンチネンタルは、未来の持続可能なモビリティの基礎を自動車メーカー と共に築く、テクノロジーカンパニー、そしてソフトウェアカンパニーへと企業変革を進めています。監査役 会は、ニコライ・セッツアー氏に全幅の信頼を寄せており、この変革を成功裏に導いてくれることと確信し ています。ここでの重要な要素は、コンチネンタルと、その企業価値における深く長い絆、そしてオートモー ティブ事業とタイヤ事業における大きな国際経験です。同時に、デゲンハート氏の素晴らしい功績、模範 的なリーダーシップ、コンチネンタルの成功への多大な貢献に心から感謝の意を表します。彼に多くの幸 運が訪れることを祈り、特に健康に関しては最善を尽くしてほしいと思います」 

デゲンハートはセッツァーの任命について次のようにコメントしています。「私はニコライ・セッツァーを高く 評価しています。その評価は、社内における様々な任務や、異なる事業分野での彼の貢献の結果として 生まれた緊密かつ信頼関係の中で進展してきました。戦略的洞察力と実行力によって、彼は社内外で認 知を得ています。監査役会の決定を歓迎し、ニコライ・セッツァー新会長とコンチネンタル・チーム全体に多 くの幸せが訪れ、大きな成功を祈っています」

セッツァーは、健康上の理由で辞任するエルマー・デゲンハートの後任に就任

「コンチネンタルは、約 150 年にわたり最高の価値創造のための強力なバリューアライアンスを形成して きました。自動車産業における大変革を考える中で、エルマー・デゲンハートと取締役会がコンチネンタル の競争力と成長能力を高めるために必要な戦略的方針を早い段階で設定しました。最も緊急な課題は、 全世界の経営幹部そして従業員と共に、テクノロジーカンパニーとして進行中の成長戦略を途切れること なく遂行し、収益性の高い成長に後押しされる新たなモビリティの時代へと、コンチネンタルを導くことで す」セッツァーは語りました。

監査役会は、ニコライ・セッツァー(49)を次期取締役会会長に任命、本人事は 2020 年 12 月 1 日に発効

セッツァーは、ドイツとフランスで工学技術管理を専攻、1997 年にコンチネンタルに入社しました。コンチ ネンタルにおける現在までの 23 年間のキャリアには次の経歴を含みます。ドイツ国内外での開発や営業 における経験を経て、2009 年 3 月ドイツ・ハノーバーに本部を置く乗用車タイヤ事業部長、2009 年 8 月 よりコンチネンタル AG 取締役。2011 年 8 月には乗用車タイヤ・商用車タイヤの両事業を含むタイヤ部門 長、2015 年 5 月から兼任業務として企業購買を統括しました。2019 年 4 月、セッツアーはオートモーティ ブ・グループに異動、ここでは新設されたオートモーティブ役員会の代表として、オートモーティブ事業分野 の統一戦略の維持を担っており、今後もオートモーティブ役員会代表を務めます。なお、2020 年 12 月 1 日付をもって、コンチネンタルの取締役会メンバーは現在の 9 名から 8 名に減少します。コンチネンタル の取締役会メンバーの人数は、2020 年 12 月 1 日に 9 名から 8 名になります。


ニコライ・セッツァーの経歴(英語)はこちらよりご覧いただけます。


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ビンセント・チャールズ メディアリレーション部長 Acting Spokesman, Business & Finance 電話: +49 511 938-1364 電子メール: Twitter:

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Ergebnisse 9M | 9M results

コンチネンタル第3四半期決算 不安定な市場環境が継続する中、業績やや回復

  • 連結売上高103億ユーロ (前年同期: 111億ユーロ)
  • 調整後EBIT 8.32億ユーロ (前年同期: 6.12億ユーロ)、調整後EBITマージン:8.1% (前年同期: 5.6%)
  • 既に報告済の減損処理および特別費用により、第3四半期単体のEBITはマイナス6.73億ユーロ (前年同期: マイナス19.71億ユーロ)、純利益マイナス7.19憶ユーロ (前年同期: マイナス19.86億ユーロ)
  • 買収・カーブアウト効果前のフリーキャッシュフロー: 18億ユーロ (前年同期: 3.43億ユーロ)
  • CEOエルマー・デゲンハート: 「経営的な観点からみれば、第3四半期は、非常に良い結果を達成できました。通年でも、買収・カーブアウト効果調整前のフリーキャッシュフローは黒字になると予想」
  • 2020年度の展望: グループ連結売上高約375億ユーロ / 調整後EBITマージン約3パーセント / 買収・カーブアウト効果調整前のフリーキャッシュフロー黒字
  • 未来型テクノロジーに対する数十億ユーロ級のシリーズ生産受注: 統合ブレーキシステムや電動車用高電圧ボックスなど

こちらは現地時間2020年11月11日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

コンチネンタルは2020年第2四半期に続き非常に不安定な市場状況の中、全体的に堅実な四半期業績を達成しました。経営的な観点から見れば、2020年第3四半期は、史上最低とも言える第2四半期よりも良好な収益状況でした。第3四半期のグループ連結売上高は103億ユーロ (2019年第3四半期: 111 億ユーロ)でした。連結範囲および為替レート変動の効果調整前、前年同期と比較して2.7%の落ち込みで済んでいます。2020年第2四半期には、前年同期で40%の落ち込みを見せていました。第3四半期の調整後営業利益 (調整後EBIT) は8.32億ユーロに増加しました (2019年第3四半期: 6.12億ユーロ)。これは、調整後EBITマージン8.1%に相当します(2019年第3四半期: 5.6%)。

コンチネンタルCEO、エルマー・デゲンハート (Dr. Elmar Degenhart) は、四半期報告において、次のように述べています。「経営的な観点から見れば、第3四半期は、非常に良い結果を達成できました。コロナ禍が勃発した直後に講じた措置の効果が表れています。私たちは徹底的にブレーキをかけることに躊躇しませんでした。中国と北米では、市場の回復に伴い徹底的に加速しました。機敏性の高さと厳格なコスト管理によって世界での競争性を高めています。引き続き困難な市場状況の中、満足できるという以上のパフォーマンスをお見せしていきます。まだいくらかの慎重さが必要とはいえ、将来を楽観することができる事実です。通年でも、買収・カーブアウト効果調整前のフリーキャッシュフローを黒字にできると予想しています」彼はさらに続けます。「しかしながら、この現在の動向に騙されて忘れてはいけないことがあります。それは、世界中の自動車業界が遅れを取り戻すのにあと数年かかり、今まさに根源的な技術改革の真っ最中であるということです。コロナ感染者数がまた増加していることで、世界市場は引き続き予測不可能な状態です。このため、危機的な状況によっていっそう明らかになることは、とりわけ柔軟な行動が競争性と将来性を担保するということです。私たちの構造改革プログラムや組織調整、そして戦略がまさにゴールとするところです。取締役会および監査役会の最新の決定に伴い、1つの重要なマイルストーンを通過しました。今後は未来のテクノロジーという採算性のある成長に一層注力してまいります」

北米、中国を動力とする市場展開 / 欧州は引き続き低迷

第3四半期の市場規模は、特に中国 (630万ユニット / +10.7%) と北米 (400万ユニット / +0.5%)で予想を上回りました。欧州におけるライトビークル生産台数 (420万ユニット / -8.0%)、とりわけドイツの生産台数(90万ユニット / -16.1%) はまだ回復しておらず、前年レベルをかなり下回るレベルで推移しています。第3四半期の暫定的な数字によれば、世界のライトビークル生産台数は3.5%の減産で、トータル2030万ユニット (2019年第3四半期:2100万ユニット)でした。

減損と構造改革関連費用の影響

2020年10月21日の報告資料に記載の通り、年間計画プロセス内で作成し、調整を行っている市場予想に基づき、2020年第3四半期にVehicle Networking and Information部門における6.49億ユーロののれん減損を計上、この大半は2008年度以前の買収に端を発するものです。また、計画プロセスにおいては、構造改革措置による影響も考慮されています。

その他、2020年第3四半期には構造改革プログラム「トランスフォーメーション 2019-2029」の枠内で発生した構造改革費用ならびに有形固定資産減損額6.87億ユーロを計上しています。第4四半期にも本プログラムに関連し、さらなる構造改革費用と有形固定資産の不確定の減損が予想されています。

これらの減損と構造改革関連費用が、2020年第3四半期のEBITのマイナス値の原因となっています。これは、株主に帰属する当期純利益に関しても同様です。2020年第3四半期の業績 (EBIT) はマイナス6.73億ユーロ (2019年第3四半期:マイナス19.71億ユーロ) となりました。これは、EBITマージン  マイナス6.5%に相当します(2019年第3四半期:マイナス17.7%)。利益はマイナス7.19億ユーロ(2019年第3四半期:マイナス19.76億ユーロ)です。

買収・カーブアウト効果調整前フリーキャッシュフローは堅調

2020年第3四半期の買収・カーブアウト効果前フリーキャッシュフローは、18億ユーロ (2019年第3四半期:3.43億ユーロ)でした。2020年第2四半期の値は、マイナス18億ユーロでした。「第2四半期の運転資金のマイナス効果は、第3四半期の営業安定化によって予想通り中和されました」このように説明するのは、コンチネンタル最高財務責任者ヴォルフガング・シェーファー(Wolfgang Schäfer) です。

2020年度の展望

コンチネンタルは、全世界のライトビークル生産台数について、前年比4~6%の落ち込みを予想しています。2020年度通年では、およそ18~19%の落ち込みになると予想しています。この予測生産台数とスペアタイヤ市場の展開予想をもとに、また、未だ収束しないコロナ禍において、生産・サプライチェーンおよび顧客需要について予想外の事態が起こらないという想定の下で、コンチネンタルの2020年度のグループ売上高は375億ユーロ、調整後EBITマージンが3%程度になるものと見ています。

オートモーティブ事業のAutonomous Mobility and Safety(自律モビリティ&セーフティ) 部門、Vehicle Networking and Information (車載ネットワーキング・インフォメーション) 部門、さらにパワートレイン事業に関して、売上高220億ユーロ、調整後EBITマージンがマイナス1.5%程度を予測しています。この見通しには、保証のための引当金や、予定より高額となった研究開発費を考慮しています。これらの要素は2020年第4四半期の調整後EBITに大きく影響を与えることになるでしょう。

ラバー事業分野に関して、2020年度の予測値として、売上高155億ユーロ、調整後EBITマージ10.5%程度を見込んでいます。

構造改革プログラム「トランスフォーメーション 2019-2029」に関連する構造改革費用、資産価値減損の費用計上が2020年第4四半期に予定されています。これらは調整後EBITに影響しませんが、EBITおよび株主に帰属する当期純利益に影響します。

財政投資前の資本支出率は、売上高の約6.3%になる見込みです。

コンチネンタルは、2020年通年で、買収・カーブアウト効果前のフリーキャッシュフローを黒字にできると予想しています。しかしながら、フリーキャッシュフロー額は前年よりもかなり落ち込む見込みです。

コンチネンタルグループの主要実績値

グループセクター別進展

オートモーティブ・テクノロジーズグループセクターの売上高は41億ユーロ (2019年第3四半期:47億ユーロ)、調整後EBITマージンは2.4% (2019年第3四半期:5.0%)でした。本源的売上成長率はマイナス6.4 %となりました。

コンチネンタルは、オートモーティブ・テクノロジーズグループセクターにおいて、この2020年第3四半期に統合ブレーキシステムなどの未来テクノロジー関連でドイツのプレミアムメーカーから数十億ユーロの受注を獲得しました。フォルクスワーゲン社の新しい電動自動車ID.3が、すでにコンチネンタルの安全・接続性テクノロジーとともに実働しています。テクノロジーカンパニーは、堅牢でほぼメンテナンスフリーのドラムブレーキ、省エネタイヤ、熱管理システム用ホースライン、センターディスプレー、車両とデジタル世界をつなぐ重要な接続ポイントとなる、完全ネットワーク化高性能コンピューターなどの重要なコンポーネントを納入しています。コンチネンタルはすでに、この高性能車載コンピューターで総額40億ユーロを上回る受注を世界の自動車メーカーから受けています。

ラバー・テクノロジーズグループセクターの売上高は43億ユーロ(2019年第3四半期:46億ユーロ)、調整後EBITマージンは15.0% (2019年第3四半期:11.8%)でした。本源的売上成長率は、マイナス1.4%でした。2020年第3四半期のEBITマージンがプラスに転じているのは、とりわけ徹底したコスト管理、原材料価格動向や中国・北米における堅調な販売ボリュームに支えられています。欧州における販売量は前年レベル以下にとどまりました。タイヤ部門では欧州の冬用タイヤ需要の低下を見込んでいます。

コンチテック部門は、2018年以来進めている構造改革措置と徹底したコスト管理が収益面で効果を見せています。2020年第3四半期の調整後EBITマージンは10.6% (2019年第3四半期:7.5%)で、二桁のマージン目標を達成しました。コンチテック部門では、2020年第3四半期、中国市場における規制導入に伴いトラック用エアスプリング需要が増大しました。しかしながら、原材料価格と大規模な支出削減による後押しは持続可能ではなく、ラバー・テクノロジーグループセクターのマージンレベルも長続きしないと考えています。

パワートレインテクノロジーグループセクターの売上高は19億ユーロ (2019年第3四半期: 19億ユーロ)、調整後EBITマージンは5.8% (2019年第3四半期:マイナス6.5%)でした。本源的売上成長率は2.4 %となりました。ヴィテスコ・テクノロジーズ は、駆動制御エレクトロニクスおよびセンサーでの売上増加の他、電動化コンポーネントの需要増で恩恵を受けています。このようなポジティブな展開が受注状況にも反映されており、第3四半期に電気自動車向けの完全統合型高電圧ボックスで数十億ユーロの受注がありました。このボックスは、複数機能 (充電プロセス制御、電源供給確保など) をまとめる動作電圧最大800ボルトに対応するように設計された変電所のようなものです。

オートモーティブ・テクノロジーズ (単位:百万ユーロ)

ラバー・テクノロジーズ (単位:百万ユーロ)

パワートレイン・テクノロジーズ (単位:百万ユーロ)

2020年第3四半期終了時点のコンチネンタルの従業員数は233,000人以上で、2019年末時点と比較し7,700人以上の減少に相当します。減少の理由は、コロナ禍での生産量低下、効率化、構造改革プログラム内の措置によるものです。

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コンチネンタルCEO、辞任を決定:健康上の理由による

  • エルマー・デゲンハート取締役会会長、2020年11月30日付け辞任を取締役会に本人より通知:「健康上の緊急治療

  • 監査役会会長のヴォルフガング・ライツェルは、デゲンハート氏の「卓越した模範的な業績と優れた実績」を称賛後継者の指名のため

  • 監査役会が緊急召集される

こちらは現地時間2020年10月29日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

ハノーバー発: このたびコンチネンタル社(Continental AG)の取締役会会長であるエルマー・デゲンハート氏/Dr.ElmarDegenhart(61)は、11年以上にわたりコンチネンタルのトップとして在職した後、本人の健康上必要な予防医療のため2020年11月30日をもって辞任する意向を監査役会に通知しました。同氏は同社監査役会に、2024年8月11日まで有効であった監査役会の取締役と契約の早期終了の受け入れを要請しました。これを受け、監査役会会長のウォルフガング・ライツェル氏は、本件に関しまもなく監査役会を招集して後継者を決定することを発表しました。 

Dr. Elmar Degenhart, Chairman of the Executive Board Continental AG © Continental AG

デゲンハート氏は、この度の辞任の理由を次のように説明しています。「これまで私はコンチネンタルのために多くの努力を費やしてきましたが、昨今、自身の健康のための医療予防措置を直ちに最優先せざるを得ないことを知りました。これまで私はコンチネンタルの今後の組織再編成、収益性の高い成長戦略とその実現にプログラムに心血を注いでまいりました。そして、この戦略が与えてくれるコンチネンタルのこれからの大きな成果と成功を心から楽しみにしていました。とりわけ厳しい環境下において、経営上最も難しいいくつかの案件の決定を下し、コンチネンタルの未来を決める重要な企業戦略を整えたばかりだからです。しかしながら、このたび私個人の健康上の状況を考慮したうえで、治療に専念することにいたしました。」

工学博士でもあるデゲンハート氏は、2009年8月12日から同社の取締役会を務めており、現在3期目となります。コンチネンタルの組織グループコミュニケーション、コンチネンタルグループ企業戦略、総合製品サービス品質管理、およびスタートアッププログラムを直接担当しています。

デゲンハート氏はまた、コンチネンタルのこれまでの大きな成長の軌跡を振り返り、次のように述べています。「コンチネンタルの経営の陣頭指揮を執り、その再生戦略と現在に至る収益性の高い成長をリードできたことは、私個人にとって大きな喜びと名誉です。就任以来11年にわたりお客様から寄せていただいた大きな信頼、株主、監査役会、取締役会の仲間、私の直下のチーム、グローバルコンチネンタルチームからの多大なご支援に心から感謝するとともに、コンチネンタル全社員の、成功に向けた真摯なコミットメント、素晴らしい数々の業績に感謝いたします。コンチネンタルは、これからもその独自の企業価値とネットワークカルチャーをもとに、新しい企業戦略によって将来大きな成功と成長にまい進することができると確信しています。」

監査役会メンバーを代表して、監査役会長ヴォルフガング・ライツェルは、デゲンハート氏個人と氏の長期にわたる輝かしい業績と卓越したパフォーマンスに対し「模範的なリーダーシップ、優れた実績」と称賛しています。「私たちは皆、このたびのデゲンハート氏の辞任の決断を心から残念に思います。しかしながら、今回の辞任決断となった経緯と背景を十分理解したうえで、彼の個人的な要望を尊重したいと思います。2009年8月にコンチネンタルのCEOに就任以来、デゲンハート氏とマネジメントチームは、当時危機的な環境にあった会社を強い指導力のもと成長軌道へと導き、再上場およびDAX30指定銘柄と今日の業界全体でのトップへと復活させました。彼の優れたリーダーシップの下で、コンチネンタルが当時有していた負債は通常レベルまで大幅に削減され、同時に自己資本は強化され、以前の高い投資適格格付けは完全に回復したのです。」

ライツェルはまたこのように述べています。「リーダーとして、そして人として、デゲンハート氏自身は、彼が常に唱えていた“価値を作ること、それ自体がまた新しい価値を生み出す”というリーダーシップ原則の規範と言えるでしょう。彼の成し遂げた輝かしい実績は、多くのステークホルダーからの称賛に十分に値するものです。デゲンハート氏が創った、体系立てられた高度に洗練された組織と、そこに永続的な命を与える企業文化を強化しつづけたことにより、コンチネンタルはさらなる収益性の高い成長と実現性の高い重要な組織基盤を築きあげたのです。」

監査役会会長は、今後のデゲンハート氏の後継者指名について、次のようにコメントしています。「CEO後継者指名にあたって監査役会が最も重視することは、これまでの取り組みを継続し、コンチネンタルが今後タイヤメーカーと自動車サプライヤーから、引き続き先駆的なテクノロジーとソフトウェアモビリティ企業へとトランスフォーメーションするためのシームレスなプロセスを実行継続するという点にあります。」

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Continental_PP_AEye-LiDAR

コンチネンタル、ロボティックビジョンとセンシングのパイオニア企業 AEyeに出資、LiDAR技術のポートフォリオを拡充

  • コンチネンタルは、カリフォルニア州に本社を置くLiDARのパイオニア企業AEyeへの部分出資に合意

  • AEyeが特許を持つ先進マイクロMEMS技術採用の1550nmアジャイルアーキテクチャをベースにした高性能長距離LiDARセンサーを共同開発

  • AEyeの技術を産業化・製品化し、乗用車・商用車におけるSAEレベル3以上の自動運転への活用を目指す

テクノロジー企業のコンチネンタルは、LiDARのパイオニア企業であるAEye, Inc.への部分出資を通じLiDARセンサーのポートフォリオを強化します。LiDARセンサーは、カメラやレーダーと並んで自動運転の鍵となる技術で、コンチネンタルにはこの分野だけで20年以上の経験を有しています。米国カリフォルニア州ダブリンに本社を置くAEyeは、増幅可能な1550nmレーザーに特許取得のフィードバック制御MEMS (微小電気機械システム) スキャナーを組み合わせた長距離LiDAR技術を開発した企業です。AEyeのLiDAR技術はソフトウェアによる設定が可能で、メーカー毎やアプリケーションに合わせて最適化が可能です。また、高い動的空間分解能と長距離検知を兼ね備えているため、乗用車にも商用車にも最大限に活用可能です。300メートル以上先にある車両や、200メートル以上先の歩行者を検知できる上、小さくて反射の少ないレンガのような物体でも複数の測定点で160メートル先から検知する能力を持ちます。この能力は、乗用車でも商用車でも自動運転には欠かせません。コンチネンタルは、このLiDAR技術を活用し、車載センサーを実現します。現時点で2024年末の量産開始を予定しています。


AEyeとの提携には、既存の短距離3Dフラッシュ型LiDAR技術を補完する狙いがあります。このLiDARは、今年末に量産に入り、世界的な高級車の高度自動運転をサポートすることになります。この高解像度3Dフラッシュ型LiDAR (HFL) の量産開始は大きな意味をもっています。これは、世界の自動車市場で初めて量産に入る高解像度ソリッドステート式LiDARセンサーなのです。

コンチネンタルのADAS (高度運転支援システム) 事業部長フランク・ペッツニック(Frank Petznick) は今回の提携について次のように説明します。「最適な短距離LiDAR技術と世界トップレベルの長距離LiDAR技術がそれぞれの長所を生かして融合されることになります。最先端のLiDARセンサー技術で車両の周囲環境全体をカバーし、乗用車・商用車の両方でSAEレベル3以上の自動運転を実現していく流れの中で、これは両社にとって非常に強みになります。」

AEye Inc.のCEOブレア・ラコルテ氏 (Blair LaCorte) は、コンチネンタルの出資を歓迎しています。「ADASソリューションを実現するためには、目的に合った性能、スケーラビリティ、パッケージ化、そして信頼性・安全性の長期確保が必要になります。その点、コンチネンタル社は、自動車センシング技術の分野でも自動車製品の産業化・製品化の分野でもリーダー的存在です。コンチネンタル社のチームと一丸となってAEyeのスケーラブルなモジュール型設計をカスタマイズし、そうして生まれたコンチネンタル社の高性能長距離LiDARシステムを世界大手の自動車メーカーに供給できる日を楽しみにしています。」

真価が問われる商用車アプリケーション

AD (SAEレベル3以上) の自動運転車は、車両周囲の物体や軌道候補の検知のために、カメラ、レーダー、LiDARを含むセンサー一式を必要とします。LiDARセンサーの強みは、高解像度で3Dピクセルレベルの確実な検知性能です。コンチネンタルは車載用LiDAR技術をカスタマイズし、短距離センシングと長距離センシングの両方を実現しています。短距離では、3Dフラッシュ型LiDAR技術により、1データフレーム当たり1回のパルスでシーン全体を照射・捕捉し、超高速かつ高精度で3Dイメージを取得します(グローバルシャッター技術)。長距離では、アジャイル型の1550nm LiDAR技術により、ソフトウェア設定可能なHD解像度(1平方度当たり1600点以上)と300メートルを超える検知距離で物体を確実に検知します。特許取得のMEMSをベースにしたAEyeのLiDARは、ソリッドステート方式の高い信頼性を備えつつ、悪天候下や悪条件の道路上でも性能が低下することはありません。

大型で制動距離が長い商用車においては、安全な自動運転の実現において特有の難しさがあります。商用車を自動化する場合、自動意思決定や自動対応の処理に十分な時間を確保するため、最大限のセンサー距離と解像度が求められます。

「環境センサー3分野すべての最新技術を統合すると、自動車メーカーにとって有益なシナジー効果を生み出すことができます」とペッツニックは話します。「コンチネンタルには、この3つのセンサー技術の分野とソフトウェア開発の分野における膨大な専門知識があります。1550nm MEMS LiDAR技術を手に入れることは、当社のセンサー戦略における新たな一歩です。」

こちらは現地時間2020年10月27日にアメリカ・サンタバーバラで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

PP VT Drivetrain Control VW ID3

ヴィテスコ・テクノロジーズ、フォルクスワーゲンの電気自動車ID.3にドライブコントロールユニットを供給

  • ドイツ、レーゲンスブルクに本社をもつヴィテスコ・テクノロジーズは、単独サプライヤーとして、フォ ルクス ワーゲン社のMEBプラットフォームにドライブコントロールユニットを供給
  • 既に量産体制を整え、いつでもソフトウェア更新が可能

今後数か月で多数の電動モビリティの新モデルが投入され、勢いがますます高まるでしょう。その流れの中心にあるのは、パワートレイン技術と電動化ソリューションのグローバルサプライヤーであるヴィテスコ・テクノロジーズで、代表的な電気自動車プラットフォーム、フォルクスワーゲン社のID.3に、主要コンポーネントであるドライブコントロールユニットを供給します。
ヴィテスコ・テクノロジーズ EC事業部の責任者、ヴォルフギャング・ブロイヤー(Wolfgang Breuer)は次のように述べます。「本製品で、フォルクスワーゲンの電動化エコシステムの一翼を担い、全駆動システムの分野にわたる私たちのシステム・エレクトロニクスの専門能力を証明するものとなりました」

本デバイスは、電動モーターを作動させ、アクセルペダルによるコマンドの調整、充電やエネルギーマネジメント、高電圧システムの管理など、電動駆動システムの重要な役割を果たします。また、他の車載制御装置のインターフェースにもなります

ヴィテスコ・テクノロジーズはフォルクスワーゲングループの新モジュラー電動ドライブプラットフォーム(MEB – German: Modularer E-Antriebs-Baukasten)向けに、サーバーベースのドライブコントロールユニットを新たに開発しました。このデバイスは、フォルクスワーゲンID.3において、電動モーターを作動させ、アクセルペダルによるコマンドの調整、充電やエネルギーマネジメント、高電圧システムの管理など、電動駆動システムの重要な役割を果たします。また、他の車載制御装置のインターフェースとなるほか、ソフトウェアのアップデートを可能にするコネクティビティ機能を備え、機能強化が常時可能になります。その結果、新コンポーネントの開発においては、機能安全性に加え、サイバーセキュリティ性を重視しました。

エレクトロニクス能力とソフトウェア専門技術

新たなドライブコントロールシステムの開発において、ヴィテスコ・テクノロジーズは、長年の経験から得たエレクトロニクス専門知識を活用しました。このハイテクなコンポーネントは、ヴィテスコ・テクノロジーズのソフトウェア開発と統合技術が高レベルであることを証明しました。本製品はヴィテスコ・テクノロジーズが開発したソフトウェアだけではなく、フォルクスワーゲンから提供されたソフトウェアの統合プラットフォームとして、すべてのデバイス機能をシームレスに実現します。両社のエンジニアチームが緊密に信頼関係を築き、およそ2年以内という期間で、量産を実現しました。

このコンポーネントは、MEBプラットフォームのフォルクスワーゲンの他ブランド電気自動車向けにも量産されます。

この新しいドライブコントロールユニットはフォルクスワーゲンの電動化の中心的なコンポーネントとして、ヴィテスコ・テクノロジーズが電動化分野のリーディングカンパニーであることを示しています。ヴィテスコ・テクノロジーズは、今後予測される電動化シナリオに対応する魅力的な製品ポートフォリオで、エレクトロニクス、そして電動化技術に戦略的に焦点を当てています。 

ブロイヤーは次のように締めくくります。「私たちは、エレクトロニクス、メカトロニクスにおける優れた専門性、そして電動化や電動ドライブにまでわたる完全なパワートレインシステムへの理解を応用しました。コントロールシステムと複雑なデバイス間の効率的な相互作用は、引き続き開発焦点となるでしょう」

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コンチネンタル第2四半期決算、歴史的低迷の市場を上回る

  • 第2四半期の世界の自動車生産台数は1,230万台(マイナス45%)
  • 有機的成長マイナス40%、売上高66億ユーロ(2019年第2四半期:113億ユーロ)
  • 調整後EBIT マイナス634百万ユーロ(2019年第2四半期:865百万ユーロ) 調整後EBITマージン マイナス9.6%(2019年第2四半期:7.7%)
  • 純利益7億4,100万ユーロ(2019年第2四半期:4億8,500万ユーロ)
  • 第2四半期に4億ユーロ以上の固定費を削減
  • 最高経営責任者 エルマー・デゲンハート: 「第二次世界大戦以来、自動車産業が直面する最悪の経済危機の谷底で、私たちは市場を上回ることができました。目標に向かって邁進します。 コスト削減の方策効果が、はっきりと迅速に表れています。」
  • 2020年の節約目標:固定費について5%以上、設備投資については25%以上
  • コンチネンタルでは、2020会計年度の詳細見通しについての発表を引き続き控える

こちらは現地時間2020年8月5日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

コンチネンタルの2020年の第2四半期売上高および収益は、新型コロナウイルス・パンデミックの影響を受け、予想通り大幅に減少しました。それにもかかわらず、コンチネンタルは市場を上回る業績を達成しました。コンチネンタルのCEO、エルマー・デゲンハート (Dr. Elmar Degenhar) は、水曜日、ハノーバーでの半期決算発表に際し、次のように述べています。「第二次世界大戦終戦以来、現在経験しているような自動車市場の低迷はかつてありませんでした。2020年の第1四半期と第2四半期、自動車業界におけるこの経済危機の谷底で、中国、米国、欧州において、それぞれの市場よりも好調でした」

第2四半期の連結売上高は66億ユーロでした(2019年第2四半期:113億ユーロ)。連結範囲および為替レート変動の効果調整前で40%減少しました。同時に、乗用車と小型商用車の世界生産台数は、第2四半期の暫定的なデータによると約45%減少の計1,230万台となっています (2019年第2四半期:2,210万台)。新型コロナウイルス・パンデミックに起因する一時的な工場閉鎖のため、第2四半期の欧州、北米における製造台数は非常に低い数字となっており、それぞれ200万台(マイナス63%)、130万台(マイナス69%)です。それに対し、中国での生産は、国の助成プログラムによるもので前年の数値を9%上回り、ライトビークル生産台数は590万台に達しました。

Continental CFO Wolfgang Schäfer: Half-Year 2020 Financial Results © Continental AG


第2四半期の調整後営業利益はマイナス6億3,400万ユーロでした(2019年第2四半期:8億6,500万ユーロ)。 これは、調整後EBITマージン、マイナス9.6%に相当します(2019年第2四半期:7.7%)。 純利益は マイナス7億4,100万ユーロとなりました(2019年第2四半期:4億8,500万ユーロ)。

「コンチネンタルは未来志向であり、危機的状況に十分に備えており、このような困難な状況においてそのことが証明されています。今後も目標に向かって邁進してまいります」、デゲンハートは述べました。コンチネンタルは、自動車OEビジネスに加え、インダストリービジネスおよび交換用タイヤビジネスにも強力な立脚点を備え、分野を超えた組織編成によって利益を得ています。「過去数年間、一貫してインダストリービジネスと消費者向けビジネスを強化してきました。これによって、自動車産業の浮き沈みの影響を受けにくい状態にあります」。第2四半期に、コンチネンタルのインダストリービジネスと最終顧客ビジネスは23%減少しましたが、同時期に45%減少した世界の自動車生産よりも大幅に堅調でした。

より厳しいコスト規律、投資の削減および労働時間の短縮

予想外に悪化する状況に際し、コンチネンタルは第2四半期において固定費を​​前年同期比で4億ユーロ以上削減しました。年間を見通し、支出予定であった固定費を前年比で5%以上節約することが、正しい手法であると考えています。「貸借対照表上で、依然として非常に堅調な位置にいます。私たちが即座に導入した緊縮措置が役立ちました。コストブレーキを強く踏んだことが、はっきりと迅速に作用し、余裕が拡大され、針路を保つことができてました」と、デゲンハートは述べています。

コンチネンタルは2020年の第2四半期に、有形固定資産およびソフトウェアへの設備投資を4億4,800万ユーロにまで削減しました(2019年第2四半期:7億8,500万ユーロ)。全事業分野が削減に貢献した結果、売上高の急落にもかかわらず、投資比率は前年同期の7.0%から6.8%低下にとどまっています。通年の投資額を前年比で4分の1以上削減する計画です。コンチネンタルは第1四半期末に、20%超の投資削減の可能性を試算しました。

第2四半期の研究開発費は8億900万ユーロでした(2019年第2四半期:9億1,700万ユーロ)。 売上高の急激な減少により、この比率は昨年同期の8.1%から12.2%に増加しました。

世界の全コンチネンタル工場は、6月初旬から生産を再開しています。しかしながら、一部の地域では、新型コロナウイルス・パンデミックにより、公共の生活が引き続き制限されており、世界的に大きく需要が低下したことに伴ない、一部の工場の稼働率は危機前のレベルを大幅に下回っています。パンデミックのさらなる進展とその結果に応じて、工場生産を一時的に再調整しなければならない場合も考えられます。現在、世界の全従業員の約25%が現在、時短勤務をしています。 6月にはドイツの従業員約3万人が月平均5日間、時短勤務をしました。

経済の不安定性のため、詳細な予測発表は公開せず

7月中旬の年次総会で発表した通り、コンチネンタルは2020年第3四半期の市場状況が厳しいものになると予想しています。自動車の製造数の増加は、2020年の第2四半期よりも売上高が高いことを示していますが、それでも2019年の第3四半期を大幅に下回る可能性があります。経済の不安定性は未だに大きいままです。コンチネンタルグループの経営業績は第2四半期中に改善しましたが、経済環境は新型コロナウイルス・パンデミックの進行のため、依然として大きな不確実性に特徴付けられています。そのため生産、サプライチェーン、需要への悪影響の程度を予測することはまだ困難です。したがって、コンチネンタルでは現在、2020年通年の詳細予測公表を引き続き控えています。ただし通年で、販売台数、売上高、調整後EBITがそれぞれの前年の数値のレベルを著しく下回ると予想しています。収益の減少は、2020年にフリーキャッシュフローが前年比で大幅に減少することに繋がると予想されます。

コンチネンタルは2020年の3四半期について、世界の自動車生産が前年の同じ四半期と比較してマイナス10からマイナス20%の範囲で大幅に減少すると予測しています。現在の市場観察者の推定によると、2020年の車両生産台数は7千万台以下で、これは、前年比で20%以上の減少となります(2019年:8900万台)。

非常に高水準の流動資金、資本支出は大幅減

2020年第2四半期の買収・カーブアウト効果調整前のフリーキャッシュフローは、マイナス18億ユーロでした(2019年第2四半期:-2900万ユーロ)。「第2四半期のマイナスのフリーキャッシュフローは、新型コロナウイルス・パンデミックによるビジネスの急激な減速の直接の結果です」と、コンチネンタルCFO ヴォルフガング・シェーファー(Wolfgang Schäfer)は述べました。この減少は主に前年同期と比較し、営業利益が低下したことと、マイナスの運転資本効果が原因です。後者は第2四半期の最終週の売上の価格変動の結果であり、ビジネスの流れが継続した場合に再び中和されるはずでした。第2四半期の報告日時点で、コンチネンタルは101億ユーロ(2020年3月:68億ユーロ)の現金および現金同等物を所有していました。5月と6月にコンチネンタルは合計21億ユーロを超える3つの債券を発行し、コア銀行との融資枠を30億ユーロ拡大しました。


コンチネンタルはスーパーコンピュータでAI開発を加速

「自動車生産は現在減少していますが、自動車産業の変革は衰えず続いています。一方で、一貫してコスト削減していかなければならず、もう一方では、新たなテクノロジーの開発に投資し続ける必要があります」デゲンハートは述べます。この一例は、コンチネンタルが長い間市場を牽引し、その地位を常に拡大している分野である、先進運転支援システムのビジネスです。

テクノロジーカンパニーは、先週、2020年の初頭から自動車業界唯一のスーパーコンピューターを使用し将来のテクノロジーの開発を推進していることを公表しました。世界のコンチネンタル拠点にいる開発者たちは、非常に複雑なデータを多用する開発のために、この新たなコンピューター・クラスターから、計算能力と記憶域スペースの両方を利用します。これらには人工知能のテーマに関連するあらゆるものが含まれ、例えば、支援、自動、自律運転における先駆的な将来の技術の開発のために必要となります。世界で最も高性能なコンピューターシステムのTOP500リストによれば、コンチネンタルのスーパーコンピューターは自動車業界でトップクラスにランクし、技術面では分野を先行し、同時にソフトウェアとネットワーク領域およびシステム構築におけるコアコンピタンスも強調する、開発活動を加速します。

「ソフトウェアは業界の酸素であり、巨大で収益性の高い成長を期待しています。なぜなら、車両にはより多くの機能が与えられることになるからです」と、デゲンハートは確信を持って述べます。コンピュータープログラムにより付加価値は高まり、毎年2桁台の成長を示唆しました。「2万人を超えるソフトウェアとITの専門家を擁するソフトウェアの牙城として、理想的な位置にあります」

例えば現代の自動車のデジタルの中心的部分である高性能コンピューターの開発により、30億ユーロを超える自動車モデルシリーズ期間にわたる売上を確保しました。顧客1社単体で、2022年までに250万台以上のそのようなコンパクトな高性能コンピューターを保持すると予想されます。コンチネンタルは、本分野で業界をリードする企業の1社となり、特に高性能な車両サーバーを最近VWのために開発しました。このInCarアプリケーションサーバー(ICAS1)は、VWのIDモデルシリーズの新しい電気自動車向けの高度な車両ネットワークを可能にします。例えば、無線リンクを介したセキュリティアップデートの迅速かつ確実なインストールが可能です。コンチネンタルは、2022年までに10を超えるプロジェクトを追加する予定です。

コロナブリッジ:生産性と雇用を確保する革新的な方法

「自動車業界の変革と新型コロナウイルスのパンデミックへの対応は、私たち全員にとって大きな課題です。 それらはコンチネンタルにも深く刻み付けられる改革をもたらします。私たちはそれを従業員と一緒に築き上げ、価値感に合致した、バランス良くフェアでなソリューションを探し、革新力を強化し、将来にわたる実行可能性を維持していきます」コンチネンタルの人事担当取締役アリアーネ・ラインハルト(Dr. Ariane Reinhar)は説明しました。「私たちは従業員の不安や、彼らの中に自分の職場について心配をしていることを理解しています。しかし、将来のチャンスを、まさにこの危機の中で活用していきたいと考えます。そのためには、従業員の代表者との包括的合意と、影響を受ける各拠点向けのソリューションを組み合わせる必要があります。革新的なアプローチを使って数億ユーロのコストギャップを埋め、同時に雇用と生産性を可能な限り確保するための「コロナブリッジ」を構築することに尽きます。「労働時間の短縮は、生産性を確保しつつ、雇用の見通しを維持し、トレーニングによって能力を拡大することができる妥当なアプローチです。さらなる時間を、資格の取得と研修に使い、各自の雇用適性が向上するのです」と彼女は付け加えました。




自動車業界外のビジネスが第2四半期により大きく発展

オートモーティブ・テクノロジーズの売上高は26億ユーロ(2019年第2四半期:48億ユーロ)、調整後EBITマージンはマイナス18.1%(2019年第2四半期:6.1%)でした。 有機的売上成長率はマイナス45.6%でした。

ラバー・テクノロジーズセクターの売上高は30億ユーロ(2019年第2四半期:45億ユーロ)、調整後EBITマージンは1.2%(2019年第2四半期:11.9%)でした。有機的売上成長はマイナス33.1%でした。

パワートレイン・テクノロジーズセクターの売上高は11億ユーロ(2019年第2四半期:20億ユーロ)、調整後EBITマージンはマイナス16.3%(2019年第2四半期:3.7%)でした。 有機的売上成長率はマイナス40.8%でした。

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ヴィテスコ・テクノロジーズ、新ブランドアイデンティティでレッド・ドット・デザイン賞2020受賞

高いデザインクオリティに対し送られる賞

  • ロゴデザインが「ブランドデザイン&アイデンティティ」カテゴリー受賞

  • 卓越した空間ブランドコミュニケーション: 審査会による新オリエンテーションシステムへの評価

  • B2Bセクターにおけるクリーンなドライブテクノロジーの表現が優れた見た目が注目を集める査会による新オリエンテーションシステムへの評価

最新ドライブテクノロジーのリーディングサプライヤーであるヴィテスコ・テクノロジーズはレッド・ドット・デザイン賞2020において、2つの賞を受賞しました。オートモーティブサプライヤーの際立ったデザインが「ブランドデザイン&アイデンティティ」と「空間コミュニケーション」のカテゴリーで評価されたことは名誉あることです。数週間前にヴィテスコ・テクノロジーズは、そのブランドデザインで2つのオートモーティブ・ブランド・アワードを受賞しています。2019年10月から独立組織として運営を開始したコンチネンタルのパワートレイン部門はコーポレートデザインで受賞したこの4つの賞を誇りに思っています。

業界内唯一の新イメージ

ヴィテスコ・テクノロジーズは、Thjnkグループに属する、ハンブルグのlovedと共に、全く新しいロゴデザインを構築し、ブランドデザインを発表しました。「ヴィテスコ」は情熱、ダイナミクス、ムーブメントを流れるような形状で表現しています。イニシャル「V」はダイナミックなブランドシンボルです。白色とともに使用される目を引く黄色がブランドカラーで、全てのデジタルチャンネルと同様に、建物や車両、場所やイベントといった様々な世界中のタッチポイントで展開されています。

卓越した空間ブランドコミュニケーション: 審査会は、ヴィテスコ・テクノロジーズにおける新オリエンテーションシステムを優れたデザインとして評価

「この外観は私たちの業界内ではユニークで、B2Bセクターにおいて、ヴィテスコ・テクノロジーズが持続可能なドライブテクノロジーとeモビリティのエキスパートだと認識されることに貢献しました。」とヴィテスコ・テクノロジーズのコミュニケーションズ責任者であるアンネ=カトリン・ブロイ(Dr. Anne-Kathrin Bräu)は説明します。「短期間で立ち上げなければならなかったこの新ブランドの構築は、とても複雑なプロセスでした。このプロセスは楽しくもありましたがとても過酷なものだったので、レッド・ドット・デザイン賞のような名声ある審査会で評価されたことは、いっそう嬉しく思います。」とも語りました。

ヴィテスコ・テクノロジーズはレッド・ドット・デザイン賞2020を2カテゴリーで受賞

レッド・ドット・デザイン賞について

レッド・ドット賞は世界中のデザイナー、代理店、企業にデザイン評価のプラットフォームを提供しています。2020年は50か国から合計6,992もの独創的なプロジェクトやブランドがこのコンテストに参加しました。「グッドデザインと独創性の探求」のモットーのもと、様々な国籍の24名の審査員が今年の参加者をオンラインで評価し、それぞれの作品とブランドをプロフェッショナルな視点で個々にかつ広範囲に審査しました。彼らは特に構造、アイデア、インパクトに注目し、高度なデザイン品質と独創性の点から、専門家を納得させたプロジェクトが受賞しました。

受賞ブランドとプロジェクトは、2020年10月からレッド・ドットのウェブサイトで紹介されています。インターナショナル・イヤーブック・ブランド&コミュニケーションデザイン2020/2021は2020年11月に発売の予定です。

レッド・ドット賞について: https://www.red-dot.org/de

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GPUクラスターにより得られる計算能力が、コンチネンタルのAIベースのソリューション分野のイノベーションパワーを後押し

コンチネンタル、車両AIシステム訓練用にNVIDIA DGX 搭載の自社スーパーコンピューターを構築

  • コンチネンタルとNVIDIAがNVIDIA DGX AIシステムをベースとした高性能クラスターを設計、自律運転開発のパフォーマンスを強化
  • 新たなクラスターは開発時間を数週間から数時間の単位に短縮
  • 主なユースケース: 深層学習、シミュレーション、バーチャルデータ生成      

こちらは現地時間2020年7月28日にドイツ・フランクフルトで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

自動車業界は変化しており、開発サイクルも短くなっています。技術的リーダーシップを高めるため、NVIDIA InfiniBand DGXシステム搭載の自社人工知能 (AI) 用スーパーコンピューターの構築に投資してきました。ドイツ・フランクフルトのデータセンターから運用、計算能力やストレージを世界中の開発者に提供しています。AIは、先進運転支援システムを強化し、モビリティをよりスマートで安全に、中期事業計画内にて自律運転の実現を目指します。

コンチネンタルのADAS事業部プログラムマネジメントシステム部長、クリスチャン・シューマッハ(Christian Schumacher) は次のように述べています。「スーパーコンピューターは私たちの未来への投資です。この最先端システムでは、少なくとも14倍以上の実験を同時に行うことができるため、ニューラルネットワークの訓練時間の削減が可能です。」

NVIDIA DGXクラスターにより、深層学習、シミュレーション、仮想データの生成が格段に加速される

NVIDIAとの協力でトップクラスの品質を実現

「パートナー選定にあたり、2つの事、品質とスピードを重視しました。」シューマッハは言います。「本プロジェクトは、1年以内の実現を目指すという意欲的なスケジュールで立ち上がりました。徹底的なテストとスカウティングを経て、コンチネンタルは世界最速のスーパーコンピューターに多く採用されているNVIDIA社を選択しました。」

NVIDIA社のエンタープライズ コンピューティング ヘッドのマヌバー・ダス氏 (Manuvir Das) は、次のように述べています。「NVIDIA DGX システムはコンチネンタルのようなイノベーターに、コスト効率と導入しやすいエンタープライズ向けソリューションを提供します。自律車両トレーニングにInfiniBand NVIDIA DGX PODシステムを使用することで、コンチネンタルは次世代の最もインテリジェントな車両と、その設計に使用されるITインフラを設計しています。」

複雑な運転シナリオの管理は自律型モビリティ実現に向けた最大の挑戦

AIをベースとしたソリューションはITの最高傑作

コンチネンタルのスーパーコンピューターは、NVIDIA Mellanox InfiniBandに接続された50以上のNVIDIA DGXシステムで構築されています。本システムは、公表されているスーパーコンピューターTOP500のリストに、自動車業界の首位システムとしてランク付けされています。必要に応じてクラウドソリューションを利用し、容量とストレージを拡張できる、ハイブリッドアプローチが選択されています。「スーパーコンピューターはITインフラエンジニアリングの傑作です。現在のパフォーマンスと機能を完全なものにし、将来の拡張に備えたスケーラビリティを確保するため、チームは細部にわたって計画を行いました。」シューマッハは今回のプロジェクトについて説明します。

先進運転支援システムは、AIを使用して車両が意思決定を行い、ドライバーをアシストし、最終的には自律運転を可能にします。レーダーやカメラなどの環境センサーがデータを提供、そのデータは、インテリジェントシステムによってリアルタイムに処理され、車両の周囲の包括的モデルを生成し(認知)、環境との相互作用についての戦略を考案 (判断)します。最終的には、計画どおりに車両が作動するよう、制御されなくてはなりません (操作)。しかし、システムが複雑になるにつれ、従来のソフトウェア開発方式や機械学習方式では限界に達しています。ディープラーニングとシミュレーションはAIベースソリューションの開発において基本的な方法となっています。

GPUクラスターにより得られる計算能力が、コンチネンタルのAIベースのソリューション分野のイノベーションパワーを後押し

主なユースケース: 深層学習、シミュレーション、バーチャルデータ生成

ディープラーニングによって、人工ニューラルネットワークは、機械が経験によって学習し、新たな情報を既存の知識と結びつけ、本質的に人間の脳内の学習プロセスを模倣します。子供はあらゆる車種の写真を数十枚見せられた後でも車を認識することができますが、ドライバーを支援したり自律的に車を操作するニューラルネットワークを訓練したりするには、数百万枚の画像を使用して数千時間の訓練を行う必要があるため、膨大なデータ量が必要となります。NVIDIA DGX POD はこの複雑なプロセスに要する時間を短縮するだけでなく、新技術の市場投入までの時間も短縮します。

ハンガリー・ブタペストにあるコンチネンタルのAIコンピテンスセンター長で、チームとともにAIベースのイノベーションのインフラ設計に携わるバラツ・ロランド(Balázs Lóránd) は、次のように述べています。「全体として、ニューラルネットワークの完全訓練への所要時間を、数週間単位から数日レベルまで短縮することを計算しています。開発チームは、この数年間で人数を増やし、経験を蓄積してきました。スーパーコンピューターを使用することで、必要に応じて計算能力をさらに拡張し、開発者の可能性を最大限活用できるようになります。」

現在のところ、主にコンチネンタルの試験車両からのデータをニューラルネットワーク訓練に使用しています。毎日約15,000 kmをテスト走行し、約100テラバイトのデータを収集しています。これは映画50,000時間分に相当します。データ再生や、試験走行をシミュレーションすることにより、記録データを新システム訓練に使用します。スーパーコンピューターを使用すると、データを合成によって生成することができます。仮想環境を移動することで学習する、非常に大きな計算能力を消費するユースケースです。

このことは、開発プロセスに次のような利点をもたらします。まず第1に、必要な訓練シナリオをシステム自体で即座に作成できるため、長期的に見れば、車両が物理的に生成したデータの記録、保存、マイニングが不要になるかもしれません。第2に、実際の車両では走行に数週間かかる距離を、仮想車両は数時間でテスト走行することができ、スピードが増します。第3に、データの合成生成により、変化する予測不可能な状況を、システムが処理することが可能となり、最終的には、変化する異常気象の中を安全に運行し、歩行者の動きに対して安全予知をし、より高度な自動化への道を開いていきます。

拡張性は、NVIDIA DGX PODシステム構想の背後にある主な推進力でした。技術を通じ、機械は、人間が制御する方法よりも速く、より包括的に学習することができ、その潜在的性能は進化段階ごとにますます拡大します。

このスーパーコンピューターはフランクフルトにあるデータセンターに設置されています。クラウドプロバイダーに近いこと、さらに重要なこととして、冷却システム、接続性、電源といった特定の要件を満たすAI対応環境として、この場所が選定されました。電力供給には、認定グリーンエネルギーを使用し、設計上、GPUクラスターはCPUクラスターよりもはるかにエネルギー効率に優れています。

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コミュニケーション本部 コンチネンタル・オートモーティブ株式会社 〒221-0031 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1-1-32 ニューステージ横浜 電子メール:

Dr. Elmar Degenhart | ASM2020
© Continental AG

「健全なモビリティエコシステムに、私たちの鼓動は高鳴る」

2020年度コンチネンタル年次株主総会

  • エコロジー、社会、経済という3つの気候保護にむけたソリューション
  • テクノロジー企業は、ソフトウエア、安全性向上のためのシステム、クリーンなドライブシステムの分野で成長を続ける
  • コンチネンタルCEOエルマー・デゲンハート「コンチネンタルは、この危機においてなお、自らの目標をしっかりと見据えている」
  • 2019年に開始した組織再編が最重要課題、2023年以降に年間約5億ユーロを削減
  • 全世界的な車両生産台数の減少に合わせたコスト構造の調整を継続、2022年までに数億ユーロのコストを削減

「コンチネンタルはこの危機においてなお、自らの目標をしっかりと見据えています。」コンチネンタルCEOエルマー・デゲンハート(Dr. Elmar Degenhart) は、ハノーバーでバーチャル開催した2020年度年次株主総会にて、このように述べました。この危機状況が続く中、コンチネンタルは2019年に着手した企業の組織再編を継続し、全世界的な車両生産の減少に合わせ、財政構造を調整していきます。コンチネンタルはデジタル化、自律運転をみすえた運転支援・自動運転、エミッションフリーのドライブシステム、この3技術分野に注力します。「早い段階でイノベーションにしっかりと取り組み、力強く、決然とそれらを継続していくからこそ、私たちは業界におけるパイオニアであり、そしてこれからもパイオニアであり続けるのです。」デゲンハートはさらに述べました。

コンチネンタルCEO、エルマー・デゲンハートと高性能コンピューター © Continental AG

コンチネンタルのテクノロジーは、競争力と将来性に向けられており、そしてそれらが持続可能な成長を促すのです。デゲンハートは説明します。「健全なモビリティエコシステムに、私たちの鼓動が高鳴ります。それらは、エコロジー、経済、社会の3つの要求がバランスよく内在するシステムです。」環境保護を促進、カーボンニュートラルをサポート、誰にでも手が届く価格で、人々のパーソナルモビリティを促進可能にすることで、コンチネンタルのソリューションがそのシステムに道を示します。「この大きな課題は、私たちが着手することから始まります。本年、可能な限り早い段階で、世界の全工場の電源を、再生可能なエネルギー源へと変更します。」デゲンハートは計画を明らかにしました。「2040年までに、私たちの製造現場はカーボンニュートラルに、そして2050年までに、バリューチェーン全体でCO2排出ゼロへとしていく考えです。」

車両のデジタルな心臓部分である高性能コンピューターで、 コンチネンタルは今日すでに、30億ユーロ以上の売上をあげています

ソフトウエア、安全性、クリーンなドライブシステムでの成長

利益を伴い、持続可能な成長に向け、コンチネンタルはデジタル化とソフトウエア開発に力を入れています。「ソフトウエアは業界の酸素です。なぜなら、それが全く新しいサービスをもたらすからです。ソフトウエアによる付加価値は、毎年2桁台の成長を見せています。」デゲンハートは説明しました。車両のデジタルな心臓部分である高性能コンピューターによって、コンチネンタルは今日すでに、30億ユーロ以上の売上をあげています。(当該の車種シリーズのライフタイムをベースに計算)「取引先の中には、単独で2022年までに250万個以上の高性能コンピューターを購入する顧客もあります。しかしながら、それは始まりにすぎません。私たちは2022年までに、このイノベーションで10以上のプロジェクトを予定しています。」

利益を伴い、持続可能な成長に向け、コンチネンタルはデジタル化とソフトウエア開発に力を入れています

モビリティ関連の新しいサービスには、同様にデジタル化が決定的な役割を果たします。「ほぼすべての製品、例えばタイヤやエアスプリングシステムに知能を与え、デジタル化します。タイヤデータへの重要は既に高く、そのデータはデジタルサービスを通じ車両フリートを扱う企業へと送られます。年間約10億ユーロの売上をあげる、このフリートビジネスをさらに拡大します。」2030年までに、本事業の売上は3倍になる計画です。「今後10年、製造効率向上に大きな可能性をもたらすのがデジタル化であるとみており、すでに人と一緒に働く協働ロボットを1600基投入しました。」デゲンハートは説明しました。

コンチネンタルにとって2つ目の成長分野は、運転支援と自動運転事業です。「これらのテクノロジーを事故ゼロおよび死者数ゼロを目指して開発しています。先進運転支援システム事業は、他に例をみないほど速い速度で進んでいます。」デゲンハートは言います。さらに、コンチネンタルでは、衝突安全分野のセンサーを年間3億5000万個以上販売しています。ブレーキ事業においては、2023年までにコンチネンタルが生産できる高性能なブレーキは4000万ユニットほどであると、デゲンハートは推定しました。

コンチネンタルの成長分野の1つは、運転支援と自動運転事業です

コンチネンタルの3つめの成長分野は、クリーンな車両ドライブシステムに向けたテクノロジーです。「E-モビリティの「E」は「電動」だけでなく、とりわけ「エミッションフリー」も意味しています。バッテリーか燃料電池かは問題ではありません。E-モビリティは成長市場なのです。そして、それによって、ヴィテスコ・テクノロジーズは大きなチャンスを得るのです。」デゲンハートは説明しました。多くのドライブシステム分野の製品群で、コンチネンタルは今後5年間に、年間30%の成長を予測しています。

危機脱出ロードマップ

「勝利者は、いかなる環境においても好成績を達成します。」デゲンハートは強調しました。「私たちは、トップテクノロジーとソフトウエアのプロバイダーとして世界的な王者クラスにいると、何としても言い続けます。そこで戦うには、競争力と将来性を極限まで高めなくてはなりません。」コンチネンタルは、従業員の健康を最優先に考えつつ、危機計画の遂行に一貫して取り組んでいます。

2019年に開始した組織再編は、危機下においてなお継続されています。「再建計画は将来につながる道です。最重要課題であり、ひきつづきそうであり続けます。」デゲンハートは株主を前にはっきりと述べました。「利益成長が見込めるポートフォリオを拡大し、さらに将来性のあるものにします。また、そのプロセスの速度を上げ、企業構造をスリム化します。」コンチネンタルは、2023年から年間約5億ユーロの削減を予定しています。

デゲンハートは、コンチネンタルの主要課題として、全世界的な車両生産の減少に適切に対応していくことを挙げました。市場リサーチによれば、2020年のライトビークル生産台数は最大7000万台とされています。2017年の9500万台超という最高記録のレベルに再び戻るのは、早くても2025年以降というのが、コンチネンタルの見解です。

「コンチネンタルはこの危機においてなお、自らの目標をしっかりと見据えています。」コンチネンタルCEO、エルマー・デゲンハートは、ハノーバーでバーチャル開催した2020年度年次株主総会にて、このように述べました © Continental AG

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コンチネンタルの企業活動を具象化し、デゲンハートは述べます。「今後数年間に架ける橋を築いています。再び成功へと導いてくれる『コロナ橋』です。」過剰生産の最小化、投資の減少、流動性資産と人件費、原材料コストの削減によって、コンチネンタルは2022年までに追加で数億ユーロの削減を予定しています。

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フランク・ペッツニック、コンチネンタルADASグローバル事業部長に就任

  • 前任のカール・ハウプトはコンチネンタルに36年以上在籍、2020年7月31日付で辞職
  • フランク・ペッツニックが2020年8月1日付でグローバル事業部長に就任
  • 取締役会メンバー、フランク・ヨーダン「フランク・ペッツニックが、チームとともに高度ドライバー支援システム(ADAS)の意欲的な成長計画をさらに推進します」

2020年8月1日付で、フランク・ペッツニック (49) がADAS事業部長に就任します

2020年8月1日付で、フランク・ペッツニック (Frank Petznick、49) がコンチネンタルのADAS事業部長、そして同時に自律モビリティー & セーフティー部門の役員に就任、電気工学の学位を持つペッツニックが現事業部長のカール・ハウプト(Karl Haupt、63) の後任となります。ハウプトのコンチネンタル在籍期間は36年以上、同事業部長の在籍期間は7年、2020年7月31日付で辞職いたします。2020年 7月1日付でテクノロジーカンパニーに入社したペッツニックは、自動車業界、また自動車サプライヤーで長年の経験を有しています。直近では、Hella社の取締役メンバーとして、自動運転プロダクトセンターのグローバル事業を担当していました。1998年にフォルクスワーゲンにてプロジェクトマネジャーとしてキャリアをスタートし、のちに電子制御システムのプロジェクトリーダーを務めました。2003年には開発サービスのプロバイダー、Bertrandtに移り、エレクトロニクスとインフォテインメント分野の様々な役職につきました。そののち、2008年から、Hella社で中国・上海とベルリンを拠点に地域的、またグローバルレベルで管理職を務めました。事業部の新責任者は、電子工学、そしてセンサー技術分野における革新的な新技術に関する長年の経験をコンチネンタルにもたらします。ペッツニックは、コンチネンタルAGの取締役会メンバーで自律モビリティ & セーフティー部門の責任者であるフランク・ヨーダンの直属となります。

コンチネンタル取締役会メンバー、自律モビリティ&セーフティー部門担当 フランク・ヨーダン

高度運転者支援システム: コンチネンタルにおける成長ビジネスであり、売上の原動力

ヨーダンは次のように述べています。「先進運転者支援システム、そして、自動運転の分野で経験豊富なペッツニック氏の入社を嬉しく思います。チームと共に、前任者が収めた成功を継続し、意欲的な成長計画を推進していきます。また、同時に、ハウプト氏のこれまでの貢献と、彼がもたらしてくれた成功に心から感謝し、今後のご多幸をお祈りします。」

現ADAS事業部長カール・ハウプト (63)

ハウプトはコンチネンタル在籍中に複数の事業部、コーポレート機能での要職を歴任、彼のリーダーシップの下、先進運転者支援システム分野の売り上げは、2013年から2019年の間に5倍に伸び、2019年単体の同事業の売上は20億ユーロで、コンチネンタルをアシステッド・ドライビング分野のリーディングポジションへと押し上げました。

センサー、ソフトウェア、インテリジェントなコネクティビティが、高度な運転支援システムの基盤を形成します。 テクノロジーカンパニー、コンチネンタルがこれらのシステムの研究を始めたのは20年以上前にさかのぼります。 コンチネンタルは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの主要地域に開発センターと生産拠点を有しています。コンチネンタルは、世界各国の多くの自動車メーカーに、お客様に合わせたソリューションの提供が可能です。

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Artificial Driver

人口知能の倫理指針

  • コンチネンタルは人工知能の使用に関する倫理指針を制定
  • 自己学習による決定は透明性があり、理解しうるものでなくてはならない
  • コンチネンタル・オートモーティブの最高技術責任者ディルク・アベンドルス「人口知能は明白な倫理指針に基づき使用されるべき」

人口知能(AI) は、モビリティにおいてその重要度が増しています。そのような理由から、テクノロジーカンパニーが業界における先駆者として、コンチネンタルは自己学習システムにおける倫理指針を定めました。コンチネンタル・オートモーティブの最高技術責任者、ディルク・アベンドロス(Dirk Abendroth)は、次のように述べます。「人工知能をプログラミングし、明確な倫理指針に従って使用する必要があります。スマートアルゴリズムは、自動運転など、自動車業界で大きな役割を果たします。 テクノロジーカンパニーとして、製品開発と内部プロセスのすべてが倫理基準に準拠していることを確認する責任があります。AIベースの意思決定は常に無差別でなければならない理由なのです。」 倫理指針は、EUにおけるAI関連の倫理ガイドラインなどの国際規制に対応しています。コンチネンタルの世界全拠点に適用され、全コラボレーションパートナーのガイドとして機能します。

人口知能の開発とその使用において、コンチネンタルの倫理規定の中心にあるのは平等性です

新しい規制の枠組みの焦点は、コンピューターベースの決定の透明性とデータセキュリティにあります。主な作業手順がコンピューターに引き継がれる場合、受け入れの基本的な前提条件は、人々がそのような自己学習システムがどのように機能するかを理解し続けることです。データはどこから取得されるのか? どの処理ステップがどんなアクションにつながるのか? データはどのように保存されるのか? 社内においては、たとえば人事管理において、人工知能の使用を含む作業プロセスが、平等性などコンチネンタルにおける他のルールに準拠しているのか?  このような質問、つまり基準が未来のモビリティを形成する上で不可欠です。 日常的な機能はAIなしでは考えることが難しくなりました。スマートフォンの音声アシスタント、医療セクターにおける診断方法、ナビゲーションアプリケーションなどがそれらの例です。コンチネンタルは、幅広い製品で人工知能に依存しています。これらには、物体認識、ターン・アシスト・システム、人と車両間のコミュニケーション手段としてのジェスチャー認識といったカメラベースの運転支援システムを含みます。AI機能を備えたこのようなシステムは、大量のデータをほぼリアルタイムで処理し、少しの情報で、より良い結果を提供することが可能になります。

こちらは現地時間2020年6月8日にドイツ・ハノーバー・/フランクフルトで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。原文リリースはこちら

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Ilona Tzudnowski

Ilona Tzudnowski External Communications CTO Organization 電話: +49 69-7603-2093 電子メール:

Enno Pigge

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ヴィテスコ・テクノロジーズとローム、SiCパワーソリューションで協力

Electromobility

  • ヴィテスコ・テクノロジーズはローム株式会社をSiCテクノロジーのプリファードサプライヤーとして選定

  • SiCテクノロジーをヴィテスコ・テクノロジーズの電気自動車向け高圧パワーエレクトロニクスに統合
  • 航続距離の伸長:SiCパワーデバイスは高効率特性を有し、
    電気自動車のバッテリーの電気エネルギーの有効活用が可能に
        

コンチネンタルのパワートレイン事業部門であり、車両電動化分野におけるリーディングサプライヤーであるヴィテスコ・テクノロジーズは、SiCパワーデバイスのリーディングカンパニーであるローム株式会社(以下、ローム)をSiCテクノロジーのプリファードサプライヤーとして選定し、電気自動車向けパワーエレクトロニクスにおける開発パートナーシップ(2020年6月より開始)に調印しました。ヴィテスコ・テクノロジーズは、SiCパワーデバイスを使用することで、電気自動車向けパワーエレクトロニクスの効率をさらに向上させることが可能となります。SiCパワーデバイスは、高効率特性を有していることから、電気自動車バッテリーの電気エネルギーをより有効に活用できます。これにより、電気自動車の航続距離伸長や、バッテリーサイズ削減に貢献することが可能となります。

ヴィテスコ・テクノロジーズのエレクトリフィケーション・テクノロジー事業部長、トーマス・スティーエル(THOMAS STIERLE) は次のように述べています。「電気自動車においてエネルギー効率は最も重要です。バッテリーは車両内で唯一のエネルギー源であるため、システム内の電力変換による損失を最小限に抑える必要があります。そのため、高効率特性を有するSiCパワーデバイスを私たちのパワーエレクトロニクスシステムにも活用し、開発を推進しています。」「車載インバーターとモーターの最大効率を引き出すために、プリファードサプライヤーとしてロームを選定しました。」

The next step towards efficient electromobility: Vitesco Technologies cooperates with ROHM in the field of SiC technology.

ローム株式会社 執行役員 パワーデバイス事業本部長 伊野和英(博士)は次のように述べています。「自動車分野で業界をリードするコンチネンタルグループのヴィテスコ・テクノロジーズとのパートナーシップに非常に期待しています。ロームは、SiCパワーデバイスのリーディングカンパニーであり、業界をリードするデバイス技術と駆動IC等を組み合わせたパワーソリューションの提供実績を誇ります。ヴィテスコ・テクノロジーズによって、SiCの潜在能力を最大限引き出す電気自動車向けシステムが開発され、持続可能なモビリティが実現することを望んでいます。」

SiCで最高のパフォーマンスを引き出す

ヴィテスコ・テクノロジーズでは、開発中の800Vタイプインバーターにおいて、すでにSiCテクノロジーを使用したシステムの開発とテストを行っています。インバーターとモーターを組み合わせ、システム全体から、SiCパワーデバイスとアプリケーション設計の最適な組み合わせを見極めることを目的としています。ヴィテスコ・テクノロジーズとロームは、当パートナーシップにより、SiCテクノロジーを用いて、量産化に最適かつ、インバーターの最大効率を実現するシステム構築に向け協力して取り組んでいきます。

Production of power electronics at Vitesco Technologies

ヴィテスコ・テクノロジーズのエレクトリフィケーション・テクノロジー事業部でイノベーションを統括するゲルド・ローゼル(Dr. Gerd Rösel)は、次のようにコメントしています。「SiCテクノロジーの適用は、将来のパワーエレクトロニクスシステムにおいて重要です。800Vバッテリーだけでなく、400Vバッテリー向けのSiC搭載インバーターソリューションについても、ロームと協力していきます。今回のパートナーシップは、SiC 需要の拡大が見込まれる時期や市場動向にもマッチしたものです。」ヴィテスコ・テクノロジーズでは、SiCソリューションの需要が大幅に増加すると予想される2025年に、最初のSiC搭載インバーターの生産を開始を予定しています。

Used in various fields of application, ROHM’s SiC solutions are high power performers. © ROHM

ヴィテスコ・テクノロジーズとロームは共にニュルンベルク(ロームグループのSiCrystal GmbH)に拠点を持っており、ヴィテスコ・テクノロジーズ本社からも近いため、地理的な面でも利点があります。

Further information on 800 V axle drive (PDF, 5.3 MB)

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コンチネンタルとパイオニア、統合コックピット開発における 戦略的パートナーシップの締結に合意

  • 両社は、特にアジア市場を共通のターゲットとする統合コックピット開発で協業

  • コンチネンタルは、将来のコックピットにおいて新しいユーザーエクスペリエンスを提供するためのプラットフォームとして、コックピット・ハイパフォーマンスコンピュータ(HPC)を採用
  • パイオニアは、マルチメディアやナビゲーションのアプリケーションを始めとする、インフォテインメントソリューションをコンチネンタルに提供

  • コンチネンタルのコックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータ(HPC):モジュールプラットフォームによる新しいユーザーエクスペリエンスの技術的基盤

コンチネンタル(本社:ドイツ・バーベンハウゼン)とパイオニア株式会社(以下パイオニア 本社:東京)とは、今後車両への搭載増加が見込まれる統合コックピットの開発において、戦略的な提携を行うことに合意しました。本協業は、両社のインフォテインメントに関する技術を組み合わせ、車室内における新しいユーザーエクスペリエンスを用いたインフォテインメントシステムを開発し、アジア市場を中心に提供していくことを目的としています。

本協業を通じて、パイオニアのインフォテインメントソリューションがコンチネンタルのコックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータ(HPC)に統合されます。パイオニアの広範囲なソフトウェアパッケージとコンチネンタルのHPCの統合は、車両メーカーにおけるコックピットシステムの開発に大きな可能性を提供します。

この統合により、車両アーキテクチャの統合のトレンドとコックピットにおける機能範囲の急速な拡大にともなうソフトウェアの複雑化へ対応でき、ドライバーや搭乗者へ最適な手法で幅広い情報を伝える統合コックピットの開発が可能となります。車両メーカーは、インフォテインメントの幅広いソフトウェアパッケージを活用したコックピットシステムを柔軟に開発できるようになります。

未来のユーザーエクスペリエンス:コンチネンタルとパイオニアの戦略パートナーシップ締結

今後、複数のスペシャリストパートナー間の戦略的な協業の強化が必要となる中、幅広い統合専門知識・ノウハウを持つコンチネンタルと、カーエンタテインメントにおけるインフォテインメントソリューションの知見を有するパイオニアによる本協業は、コックピットシステムの分野において、柔軟で包括的なコラボレーションモデルとなります。

コンチネンタルのヒューマン・マシン・インターフェースビジネスユニット責任者であるフランク・ラーベ(Dr. Frank Rabe)は次のように述べています。「ユーザーエクスペリエンスは、車両の知覚領域の開発において、ますます重要な役割を果たしています。特に、操作の安全性、快適なデザイン、高機能性が最も重要です。当社のコックピット・ハイパフォーマンスコンピュータ(HPC)は、さまざまなソースからのサブドメイン全体のシームレスな統合などを含む要件を完全に満たしています。パイオニアは、当社の完璧で最適な協業パートナーであると考えています。」

コンチネンタル製コックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータ:パイオニア製インフォメーションシステムとモジュール型高性能プラットフォームの統合イメージ

パイオニアのモビリティプロダクトカンパニーの責任者である髙島直人は、次のように述べています。「コンチネンタルは集合計器と車両安全システムに関する優れた知見を持っており、当社は、OEMとアフターマーケット両方で40年以上に渡るグローバルでのマーケティング経験を通じて得られたカーエンタテインメントの知見を持っています。両社の知見は、ますます高機能化が進む中、安全で直感的な操作が可能な次世代HMIの提供において欠かすことができません。両社は、究極のユーザーエクスペリエンスを提供することを目的として、互いの知見を持ち寄り、コンセプト実証を通じて新しいアイディアを生み出し、具現化する取り組みを始めています。」

コンチネンタルの柔軟なプラットフォームの優位性について

これまで、車両のヒューマン・マシン・インターフェースは基本的に、2つのディスプレイに実装された2つの独立した領域、すなわちドライバーへ情報を表示するメーターパネルと、ドライバーと助手席用のセンタースタックディスプレイで構成されていました。インフォテインメント関連は、センタースタックディスプレイに集中していましたが、情報、サービス、機能の相互コネクティビティに対する高まりにより、この構造はもはや理想的ではなくなっています。それに対し、コンチネンタルのコックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータ(HPC)を搭載した統合コックピットは、車両内のすべてのディスプレイと操作要素を統合したユーザーインターフェースを実現します。

この統合コックピットでは、コンテンツを表示制限に関係なく表示でき、ユーザーが個別に配置することも可能なので、予想される重大な場面毎に本当に必要な情報のみ優先して表示します。これにより、ドライバーが受け取る情報が多すぎたり、気が散ったりすることがなくなります。一方、自動運転モードでは、すべてのサービスとアプリがドライバーへ提供されます。継続的に更新または修正できる単一のハードウェア上で、操作システムと異系統なすべてのシステムを分離する構造により、これらの快適性と安全性の向上が図られています。その実現のためには、ハードウェアに関係なく、単一の高性能コンピュータで多くのソースに付随するソフトウェアを提供する必要があります。本協業を通じて、両社は、コンチネンタルの高性能なプラットフォームを柔軟に活用することができます。

前述のラーベは次のように補足しています。「特にアジア市場は自動車のデジタル化分野に高い関心があり、ダイナミックです。このたびの戦略的協業を通じて、双方にとって強みと知見を理想的に組み合わせることができると信じています。このプラットフォームは、ソフトウェアを柔軟に実装でき、コックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータは協業を促進する技術的基盤となります。」

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コンチネンタルはドライブベルト以外にも、取付用部品、風圧抵抗を軽減するためのフィルム、油圧パイプを供給しています

ギアボックスの代わりにベルトを使用: コンチネンタル、Goldwindの風力タービンに効率のよいドライブベルトを供給

  • 新アプローチ: ナセル内のギアボックスを、特許取得済みの独自設計によるベルトに交換
  • 投資:  200万ユーロを投資。ダンネンベルク拠点にてタイミングベルトの生産を拡大

テクノロジーカンパニー、コンチネンタルは、中国の風力タービンメーカーである、Xinjiang Goldwind Science and Technology(新疆金風科技股分有限公司:以下Goldwind)にドライブベルトを供給します。このベルトは特許取得済みの独自構造で、ドイツのダンネンベルク拠点で製造しており、歯車や油圧装置に依存することなくローターブレードの調整が常時可能となります。このベルトは、タイミングベルトの製造に使用する2種類の技術を組み合わせて開発され、Goldwindに最適な製品を実現しました。コンチネンタルは2018年、Goldwindからの年間100km以上に上るドライブベルトの需要にこたえるため、およそ200万ユーロを投資しニーダーザクセン州にある拠点に新設備を導入しました。

洋上にある風力タービンは、塩気を含む空気への耐食性が必要です

タイミングベルトは複雑なギアボックスに代わる製品として有望

Goldwindは、ブレードの調整にギアボックスではなくドライブベルトを使用する数少ないプロバイダーの1社です。風力の変化に柔軟に対応するためにドライブベルトの使用は不可欠になりつつあります。コンチネンタルのダンネンベルグ拠点の責任者であるロルフ・マーウィーデ(Rolf Marwede)は次のように述べます。「タイミングベルトはGoldwindにとってなくてはならないもので、これにはいくつか利点があります。たとえば、ベルトを使ったシステムは構造がより単純なため、ナセル上部での振動や干渉を受けにくい、という点があります。また当社のベルトが耐摩耗性と耐久性に優れている、という点もあげられます」

マーウィーデはさらに続けます。「当社が供給するベルトは潤滑油を必要とせず、全体のメンテナンスにほとんど手がかかりません。しかも耐食性に優れています。特に洋上にある風力タービンは、常に塩気を含んだ空気にさらされるため、この耐食性が従来の金属を使った設計と比較した際の最大の利点となっています。ギアボックスを使ったタービンと比較してドライブベルトを使用したものは設計が単純で費用効果が高く、長期的な視点からも効率的です。と欠陥があった場合の修理も、ギアボックス全体ではなくベルトのみを交換すればよいため、非常に素早く行うことができます」

Goldwindからの需要に応えるため、ダンネンベルグの新施設に約2億ユーロを投資しました

2つの製品グループの最高技術を結集

Goldwindにとって重要なことは、従来のギアボックスに代わる、メンテナンスに手のかからない、より単純なシステムを開発することでした。こうした条件にぴったりと当てはまり選定されたのが、コンチネンタルのシンクロドライブ技術をベースとして開発されたこのベルトでした。このベルトには、心線として亜鉛メッキが施されたスチールコードが埋め込まれ、ポリウレタンでコーティングが施されています。ベルトの片面には歯が付いており、テンショナーとの噛み合わせも抜群です。ポリウレタンは特に耐摩耗性に優れています。

スチールコードとストランドはインパクトがそれぞれ逆方向にかかり、その結果ニュートラルな走行特性を生み出すため、ベルトは極めて型崩れしにくい構造になっています。ベルトは繰り返し曲げることができ、その回数がおよそ1,200万回にも上ること自体は珍しいことではありません。しかし、Goldwindに供給するベルトの非常にユニークな点は、コンチネンタルのノルトハイム拠点で製造される特別な布にあります。ドライブベルトを製造する専門の技術者は、シンクロチェーン技術で培った知見を採用しています。マーウィーデは次のように説明します。「この布は摩耗を抑え、騒音を吸収するだけでなく、タイミングベルトの安定性も強化します。その結果、ベルトの性能を大幅に向上させることができました。この布により歯の強化、なじみ性の改善が図られるため、効率性も高まります。つまり、2つの製品グループの力を結集することで、Goldwindに適した理想の製品を開発したのです」

タイミングベルトの素材は摩耗と騒音を抑え、安定性が向上します

ダンネンベルクのコンピテンスセンター、将来の生産拡大に対応可能

コンチネンタルはダンネンベルグ拠点場でGoldwind向けのベルトを製造していますが、この拠点はポリウレタンベルト生産のコンピテンスセンターでもあります。コンチネンタルは昨年、このベルト製造を目的として新設備を導入しました。この設備が稼働する建物は2017年に新しく建てられたもので、さらなる生産拡大に対応できるスペースを有しています。マーウィーデは次のように締めくくります「この拠点1か所だけで、シンクロドライブベルトとシンクロチェーンベルトだけでなく、それら2つの製品技術を組み合わせたGoldwind向け製品のような製品も製造することができます。以前はこのようなことは不可能でしたが、これが可能になったことで、当社は以前にも増して最適なパートナーになりました」

コンチネンタルのベルトは歯車や油圧装置に依存することなくローターブレードの調整が可能です

クリーンな代替エネルギーおよび理想的な補完エネルギーとしての風力

このようにコンチネンタルは、Goldwindとのパートナーシップを、持続可能性と資源保護というテーマに一層焦点を当てていくうえで重要な土台であると考えています。コンチネンタルはドライブベルト以外にも、Goldwindに取付用部品、風圧抵抗を軽減するためのフィルム、油圧パイプを供給しています。

風力資源は無限です。風力タービンはクリーンで、こうしたタービンから発電される電力は他の資源から発電されるエネルギーを補完するものとして理想的であると捉えられています。2019年末時点で、世界には合計およそ650ギガワットを発電できる風力タービンが導入されています。比較のために例を挙げると、40ギガワットあればドイツの全家庭で使用される電力量を賄うことができると考えられます。既に200ギガワットを超える風力発電設備が導入が進んでいる中国は、世界でも群を抜いた、最大の風力発電市場といえます。

こちらは現地時間2020年5月25日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。英文本文はこちらよりご覧ください

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Jochen Vennemann

Jochen Vennemann External Communications Manager ContiTech 電話: +49 511 938-18024 電子メール:

コロナウイルスに対する取り組み

新型コロナウイルスに共に立ち向かう:コンチネンタル社員の世界での取り組み

  • コロナウイルス感染拡大抑制に向けた世界中の従業員の取り組み
  • 人事担当取締役会メンバー、アリアーネ・ラインハート「この危機状況下での従業員の結束、イニシアチブと創造性を誇りに思う」
  • 再利用生産: コンチネンタルの知見を活かし、個人防護具、医療分野向け製品を製造
  • 危機状況下の学び: 在宅勤務中にも50以上の認定資格トレーニングを提供 

世界のコンチネンタル社員が協力し、保護具の製造を含む様々なイニシアチブを通じ、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた支援を行っています。ソーシャルディスタンスが求められるこの時期において、自らのアイデアを提言、革新的なコンセプトで協業し、健康や公益保護に貢献しています。

ドアノブに直接触れることなく、前腕でドアを開けることができるアタッチメント

「この危機状況下での従業員の結束、イニシアチブと創造性を誇りに思います。コンチネンタルの4つの企業価値のうちの1つ『支え合い』が特に証明されています。連帯感、思いやり、共感、責任感をもって、今回の困難に立ち向かい、私たちの企業価値が、このようにして社会に向けたバリューを創造します。」コンチネンタルの人事担当取締役会メンバー、アリアーネ・ラインハート(Dr. Ariane Reinhart)が説明します。「『ソーシャルディスタンス・社会的距離』を『ディスタントソーシャライジング・距離を保った交流』へ、言い換えれば、現時点の可能性の中で、安全ガイドラインに沿ったやり方で社会的距離を維持しながら、グローバルコミュニティとしてより一層密接に成長していくことができるのです。」

3Dプリント技術を利用し、従業員が個人防護具を製造

スペインのルビ拠点では30名以上の従業員がCoronavirus Makersイニシアチブに参加し、3D プリンターを使用し、認定フェイスシールドを小ロット製作しています。

全世界の従業員は、現在、プロジェクトグループや社内のツールなど様々なネットワークチャネルを通じてアイデア交換し、互いに助け合うプロジェクトを開始しています。例えば、スペインのルビ拠点では30名以上の従業員がCoronavirus Makersイニシアチブに参加し、医療防護資材の製作に向けて知識を提供しています。会社保有、もしくは個人所有の3D プリンターを使用し、認定フェイスシールドを小ロット製作しています。欧州、アジア、米国の他拠点とも積極的にネットワークを活用し、医療従事者向けフェイスマスクに必要な部品を製造しています。

ドアハンドルに直接触れることなく、前腕でドアを開けることができるアタッチメント

ドイツ・レーゲンスブルクでは、従業員のアイデアからドアハンドル用アタッチメントをデザインし、3D プリンターで従業員向けに製造しました。ドアハンドルに直接触れることなく、前腕でドアを開けることができるようになります。



危機発生時にコンチネンタルのノウハウを活用

コンチネンタルのエキスパートが国境や部署の垣根を超えて協力し、知識や所有する機械を必要とされている場所に活用しています。アメリカ・バージニア州のウィンチェスター工場では通常、乗用車や商用車の内装・外装フィルムを生産しています。急な依頼に応じ、生産設備と工場でのノウハウが1日あたり6000枚以上のフェイスシールド生産に活かされ、地元の病院、診療施設、警察署や消防署へと届けられました。

他にも、考案中もしくは導入の初期段階にある活動があります。その焦点は、コンチネンタルのソフトウェアソリューションで感染流行プロセスの予測値を改善するもの、感染防止から守る特殊表面材の利用、医療用デバイス向け電子部品の開発製造です。

アメリカ・バージニア州のウィンチェスター工場では通常、乗用車や商用車の内装・外装フィルムを生産しています。急な依頼に応じ、生産設備と工場でのノウハウが1日あたり6000枚以上のフェイスシールド生産に活かされた。 © Continental AG

「バーチャル教室」でのトレーニング

この危機的上状況下においても、従業員に認定資格を受ける機会を提供するため、コンチネンタルでは、社内の技術トランスフォーメーション機関(Continental Institute for Technology and Transformation)の内容を調整しました。対面形式でトレーニング活動を行う機関として昨年設立されたCITTの進行中の全コースを2020年3月中にオンライン形式に移行、オンラインで資格取得できるようにしました。CITTモバイルラーニングという名前で、トレーニング開始を在宅で継続することが可能になっています。

50名以上の参加者が在宅で理論的検討を終了、さらに200名以上の従業員が加工力学やメカトロニクスエンジニアになるための実習を続けています。ラインハートは次のように述べます。「この成功が示すのは、熱心な指導者と生徒があれば、オンライン上でも教えることが可能であるということです。今後数カ月でプログラム数を500程度に拡大していきます。」

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コミュニケーション本部 コンチネンタル・オートモーティブ株式会社 〒221-0031 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1-1-32 ニューステージ横浜 電子メール:

Quarter 1

2020年第1四半期決算: コンチネンタル、コスト管理を強化

  • 第1四半期のグループ売上高は98億ユーロ; 調整後EBITマージン4.4%、本源的売上高は10.9%減

  • 最初の3カ月を終え、高い流動性 (68億ユーロ)、買収・カーブアウト効果計上前フリーキャッシュフローはわずかにプラス (5,900万ユーロ)

  • CEOデゲンハート:「新型コロナウイルス危機の財務上への影響は、第2四半期に入り、より顕著になるであろう」

  • 現在の市場状況を考慮し、本年度の投資を少なくとも20%削減を目指す

  • 2020年度の売上高と利益は前年を大幅に下回るものと予想

  • 取締役役員は、さらに3か月間 (7月末まで) 報酬の10%を辞退

  • 生産再開: 全生産拠点の約5分の1において、一時的に生産停止の状況
  • パンデミック期間においても安全に生産活動を行うため世界レベルでの保護戦略を策定済、マスクの自社生産を計画

2020年5月7日 ドイツ・ハノーバー コンチネンタルの第1四半期の売上高と利益は大幅に減少しました。 その主な原因は、新型コロナウイルスによって引き起こされた中国における生産停止とそれに伴う影響です。現在の推定によると、この期間中に、中国における乗用車と小型商用車の生産は、前年比で約50%減少しました。 欧州 (約20%減) と北米 (約10%減) の市場も低調でした。この期間に、世界の自動車生産台数は約25%減、計1,730万台となりました。絶対数では、前年比で世界全体で生産台数が約570万台減少したことになります。

CFO シェーファーよる2020年第1四半期決算報告 © Continental AG

2020年4月27日、テクノロジーカンパニーは第1四半期の主要実績を発表、その売上高は98億ユーロ (2019年第1四半期:110億ユーロ) で、前年を10.9%下回りました。連結範囲や為替レート変動の影響を除外して、有機的に見ても10.9%の減少となります。調整後EBITは4億3,200万ユーロ (2019年第1四半期:8億8,400万ユーロ) に減少し、前年同期のほぼ半分となりました。 調整後EBITマージンは4.4%でした (2019年第1四半期:8.1%)。

2四半期はコンチネンタルにとって、売上高と収益の面で今年度最低レベルの四半期になるものと予想されます。その原因は欧州と米国における新型コロナウイルス・パンデミックの影響によるもので、その実態が第2四半期に初めて明確になります。コンチネンタルのCEO 、エルマー・デゲンハート (Dr. Elmar Degenhart)は、「コロナパンデミックの財務影響は、第2四半期にいっそう顕著になるでしょう。通常は、欧州と北米で売上全体の4分の3を構成していますが、現在、中国で自動車生産が再び安定しつつあるのに対し、これらの地域では3月末以来、新型コロナパンデミックからの深刻な影響を受け続けています」と述べるとともに、現在の事業の配分状況の再検討のもとで、収益のバランス再調整し、中期的にアジアでのシェアをグループ売上高の30%にまで引き上げるという、コンチネンタルの意図を明確にしました。

コンチネンタルでは、4月末に発表したとおり、状況が大きく変化し続けているため、現時点で2020年の見通し詳細の発表タイミングにしては明確にすることができません。しかし、DAX上場企業として、年間を通じて、売上高と利益が前年の数値を大幅に下回るものと予想しています。

コスト管理をさらに強化、フリーキャッシュフローはプラスに

コンチネンタルは、第1四半期にコスト管理をさらに強化しました。緊急度の低いプロジェクトや投資を当面延期し、現会計年度に投資を少なくとも前年比20%削減することを目指しています。コンチネンタルの最高財務責任者 (CFO) 、ヴォルフガング・シェーファー(Wolfgang Schäfer)は、「新型コロナパンデミックにより、3月初旬以降、経済環境の悪化がいっそう顕著になっています。そのため、コストブレーキへの圧力をさらに強めており、現在、全支出と投資の必要性を慎重に検討しています。即効性のある節減がきわめて重要であり、それが第2四半期の実績数値に明確に現れるでしょう。重要な開発プロジェクトの推進と来たるべき量産再開への準備を全力で進めています」と説明しています。

この期間中、有形固定資産およびソフトウェアへの投資は1億6,700万ユーロ減、4億7,500万ユーロとなりました。 グループ売上高に対する投資比率は4.8% (2019年第1四半期:5.8%) でした。

コスト管理は、買収・カーブアウト効果計上前のフリーキャッシュフローにすでにプラスの影響を及ぼしています。第1四半期には5,900万ユーロとなり、前年値 (マイナス5億8,000万ユーロ) を大幅に上回りました。シェーファー  は「第1四半期に、フリーキャッシュフローがプラスに転じました。これは、当社が即効性のある危機管理を行っている証拠です。季節的な条件により、フリーキャッシュフローは、通常、第1四半期にマイナスになります」と指摘しています。この改善の主な要因は、運転資本の支払いが減少したこと、投資が減少したこと、およびSAS Autosystemtechnik GmbHの50%の当社持分を売却したことによるものです。

第1四半期の研究開発費は9億1,300万ユーロで、グループ売上高に占める割合は9.3%、前年同期では8.2%でした。割合増加の背景には、新型コロナパンデミックの影響による2020年の第1四半期における売上高の減少があげられます。

第1四半期終了後も流動性は高水準を維持

2020年3月31日時点において、コンチネンタルは現金ならびに現金同等物を25億ユーロ、未使用のクレジットラインを43億ユーロ保有しています。デゲンハート は次のように強調します。「68億ユーロの流動性により、コンチネンタルのバランスシートは健全です。強固な基盤をもち、独立して事業活動を行い、世界全体が困難な状況にあっても効率的に機能しています」

構造改革プログラム「トランスフォーメーション 2019-2029」を一貫して推進

コンチネンタルは、現在の市場環境とは関係なく、構造改革プログラム「トランスフォーメーション 2019-2029」を継続実行中です。「構造改革プログラムにより、長期的な競争力と将来の実行可能性を強化します。中・長期的に効果を証明できるような持続可能な節減計画です」デゲンハートはこのように説明します。 3月初旬に発表の通り、中期的に悪化していく可能性のある市場を考慮し、コンチネンタルは、さらなる対策を現在検討中です。追加情報については改めて発表いたします。


世界の約5分の1の拠点が一時的な生産停止中

新型コロナウイルスの大流行により、コンチネンタルは、従業員を保護し、需要の減少に対応するため、3月中旬に世界の計249生産拠点のうち40%以上で、数日から数週間にわたって、一時的に生産を停止させていましたが、最近、多くの拠点で生産を再開しました。これについてデゲンハート は、「業界全体が生産停止からの再開する事態は、誰にとっても初めての経験です。そのため、コンチネンタルでは数週間をかけ、集中的な準備を行いました。 サプライチェーンの全要素が同時に再び組織化され、従業員の安全が保証されなければ、これは成功しません。ビジネスリーダーと立法者たちが国レベルおよび国際的なレベルで緊密に調整することが不可欠です」と力説します。

5月初めの時点で、世界全体249のコンチネンタル生産拠点の5分の1で生産がなおも一時的に停止しています。主に北米、ロシア、インドの拠点が該当します。 ドイツでは現在、1拠点のみがまだ生産を停止しています。

一時的な生産停止と需要の落ち込みにより、コンチネンタルでは、全世界のおよそ240,000名の従業員のうち、60%が現在、時短勤務を行っています。ドイツでは 4月に、全部門と全部署において約30,000名の従業員が時短勤務のスキームにのっとり、平均して6日間の時短勤務を行いました。新型コロナウイルスの流行が持続し、経済環境が依然として不透明な状況のため、ドイツでは5月に入っても時短勤務を実施する予定です。 適用率は地域の状況によって異なります。

取締役はさらに3ヶ月分の報酬の一部を自主返納

世界でコロナ危機により影響を受けているコンチネンタルの従業員への連帯のしるしとして、取締役会は、当初1か月としていた役員報酬10%の辞退を、7月の終わりまで、さらに3か月間延長することを決定しました。

世界レベルでの生産現場保護コンセプト

パンデミック期においても安全な生産活動を行うため、世界の全拠点に適用するコンセプトを立ち上げ、展開しました。全職場のリスク評価に基づき、プレキシガラス製の仕切りの設置、全拠点での清掃・消毒回数の大幅な増強、シフト短縮または時差シフト、人と接触しないシフトへの移行、および社員食堂の営業時間の延長、食堂や休憩室の座席間距離の拡大といった、目的に合わせたさまざまな保護対策が講じられています。

生産に直接関わらない従業員の大多数は、業務中の個人間の接触頻度を極力少なくするため、在宅勤務を行っています。会社の敷地内で実施される特定のタスクの実施についても従業員の健康を保護するグローバルなコンセプトを策定しました。

保護マスク:自社ニーズを自社生産でカバー

コンチネンタルの保護コンセプトでは、基本的にマスクの着用が義務付けられており、各職場のリスク評価に応じ、様々なタイプのマスクを使用します。コンチネンタルでは2020年9月から、自社生産で増大するマスクのニーズをカバーします。デゲンハート は、「マスクの自社生産は、従業員の健康と安全を保護することを意図した決断です。同時に、健康管理のために緊急に必要とされている保護マスクの市場購入における緊迫した状況を緩和したいと考えています」と述べています。このため、コンチネンタルはドイツ、米国、中国に生産ラインを立ち上げ、1週間に100万枚にも及ぶ保護マスクの自社ニーズをカバーする予定です。

2020年の第1四半期末のグループの全従業員数は239,649人でした。 2019年末と比較して1,809人の減少となります。

各グループセクターの事業実績の詳細は本社発行のプレスリリース英語版 (DOCX, 72.0 KB)  にてご覧いただけます

4月初旬時点での各事業分野の売上と収益は予想より良好に推移

オートモーティブ・テクノロジーズグループセクターの売上高は41億ユーロ (2019年第1四半期:47億ユーロ) 、調整後EBITマージンは1.8% (2019年第1四半期:6.0%) でした。本源的売上高はマイナス11.5%でした。

ラバー・テクノロジーズグループセクターの売上高は40億ユーロ (2019年第1四半期:44億ユーロ) 、調整後EBITマージンは9.8% (2019年第1四半期:12.2%) でした。 本源的売上高はマイナス10.8%でした。

コンチネンタルでパワートレインビジネスを行う、パワートレイン・テクノロジーズグループセクターの売上高は18億ユーロ (2019年第1四半期:20億ユーロ) 、調整後EBITマージンは0.7% (2019年第1四半期:3.9%) となりました 。 本源的売上高はマイナス9.1%でした。

こちらは現地時間2020年5月7日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

本社発行決算関連資料: Results Q1 | 2020

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ヴィテスコ・テクノロジーズ、オートモーティブ・ブランド・コンテストでダブル受賞

  • 「ブランドデザイン」、「デジタル」部門で受賞
  • 新しくモダンなイメージが全チャネルをカバー、他に類を見ないイメージ

 

名誉あるオートモーティブ・ブランド・コンテスト2020において、ヴィテスコ・テクノロジーの新ブランドが「ブランドデザイン」と「デジタル」部門で受賞しました。2019年10月、コンチネンタルのパワートレイン部門は新名称の下で独立、全く新しいブランドとそのブランド価値で、ヴィテスコ・テクノロジーは電動ドライブトレインを中心とした継続可能な戦略を遂行してきました

新しくモダン、他に類を見ないイメージ

「ヴィテスコ」という新しい名前はラテン語で命や生活を表す「Vita」から取られ、エネルギー、スピード、俊敏性を表し、その流れるような形状が企業ロゴに反映されています。イニシャル「V」はダイナミックなブランドシンボルです。ブランドアイデンティティにおける大事なブランドカラーは、白色とともに使用される、目を引く黄色です。この全く新しく、新鮮なイメージで、ウェブサイト、ソーシャルメディア、イントラネットといった、全デジタルチャネルに展開され、過去のアイデンティティから脱却しただけではなく、オリジナル性を作り上げています。

「新会社を設立する場合と異なり、新ブランドの誕生という今回のケースは、特に複雑なプロセスでした」このように語るのは、ヴィテスコ・テクノロジーズのコミュニケーションズ責任者であるアンネ=カトリン・ブロイ(Dr. Anne-Kathrin Bräu)です。「ポジティブな雰囲気で、かつ新アイデンティティ、ミッション、ビジョン、そして独自のプロファイルを持つブランドの立ち上げを限られた時間で検討しなくてはなりませんでした。タイトな期間に関わらず、素晴らしいスタイルですべてを達成できたという事実がこの受賞によりハイライトされ、全チームの誇りになります。」コアチームは、新ブランドデザイン構築プロジェクトを主導したthjnkグループと、そのグループ会社デザインエージェンシーlovedのサポートを受けました。

ヴィテスコ・テクノロジーズのモダンなイメージが全チャネルをカバー

2011年に始まったオートモーティブ・ブランド・コンテストは自動車業界唯一の国際デザインコンテストで、本業界の主要イベントとなりました。13カテゴリーと4つの特別カテゴリーに贈られる本賞は、全メディアと製品に対してそのブランドを首尾一貫して使用していることに焦点が当てられています。このコンテストは、ドイツ連邦議会下院のイニシアチブのもとドイツ企業のデザイン技術向上を目的として1953年に設立されたドイツデザイン評議会によって開催されています。320社以上に支持され、この組織は、世界における広報コンピテンス、デザイン、イノベーション、ブランド分野の知識トランスファーの中心的存在となっています。

ヴィテスコ・テクノロジーズのモダンなイメージが全チャネルをカバー

オートモーティブ・ブランド・アワード授賞式は2020年秋に開催される予定です。

オンラインで受賞作品が紹介されています。Link

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Simone Geldhäuser

Simone Geldhäuser Press Spokesperson Vitesco Technologies 電話: +49 941 790-61302 FAX: +49 941 790-9961302 電子メール:

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ヴィテスコ・テクノロジーズ、新R&Dセンターを中国にオープン パワートレインの電動化が戦略的焦点であることを明示

  • 天津に開所するこの施設で、アジアパシフィック地域における、ゼロエミッションを推進するテクノロジーの研究開発能力を拡張
  • ヴィテスコ・テクノロジーズは天津の近代的かつ高自動化された工場で、革新的な完全一体型電動アクセルドライブシステム(e-Axle)を2019年から生産中 

こちらは現地時間2020年4月21日にドイツ・レーゲンスブルグ、中国・天津で発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

コンチネンタルのパワートレイン部門、ヴィテスコ・テクノロジーズは中国の主要港である天津に研究開発センターを建設します。天津経済開発地域(TEDA)の管理委員会と当契約の調印を終え、ヴィテスコ・テクノロジーズは2021年に完成予定のこの新研究開発センターでハイブリッド及び電動パワートレイン技術の開発を行います。

写真左より Freeman Cao (l), head of the Asia Electrification Technology business unit, Vitesco Technologies, and Xianghua Jin (r), Tianjin TEDA government representative - signed the MoU (Memorandum of Understanding). なお、本写真は新型コロナウイルス感染症拡大前に撮影されたものです

ヴィテスコ・テクノロジーズのエレクトリフィケーション・テクノロジーズ事業部長、トーマス・ステイーエル(THOMAS STIERLE)は次のように述べています。「私たちの戦略がパワートレインの電動化に注力しているのは明確で、電動化のパイオニアとして10年以上の経験と、幅広く、とても魅力的な製品ポートフォリオを有しています。天津の新センターは、今後電動化の高成長が期待される、まさにこの場所の中心に有する既存の開発施設を発展させるものです。」この新施設の延べ床面積は9,000平方メートルで、オフィスに加え、電動ドライブ技術を試験及び評価できる、幅広い先進設備を導入したテストラボが入る予定です。ヴィテスコ・テクノロジーズにとって、天津は中国における重要な拠点の一つであり、高品質な大量生産を可能にする自動生産ラインを有する工場がすでに稼働しています。2019年10月、PSA及び現代自動車向けの完全一体型電動アクセルドライブシステム(e-Axle)の量産はここからスタートしました。また、他の自動車メーカーからも、これから投入される電気自動車向けのドライブシステム向けサプライヤーとしてヴィテスコ・テクノロジーズを指名いただいています。このコンパクトで軽量、パワフルな電動ドライブはEモビリティが誰にでも手の届くものに、そして、マスマーケットにふさわしいものへと変えてくれることでしょう。

完成予想図: 中国・天津V.T. EモビリティR&D センター

エレクトリフィケーション・テクノロジー事業部のアジア担当責任者、ヤンフェイ・カオ(YANFEI CAO)はこう述べています。「天津のこの新R&Dセンターはヴィテスコ・テクノロジーズにおける新たなマイルストーンです。世界最大の自動車市場である中国において、現地のお客様との密接な関係を構築し、電動化技術を有する車両開発の最適なサポートを可能にします。」この新R&Dセンターは上海のR&Dセンターと密接に連携し業務を進めます。

この新R&Dセンターは、システム、ソフトウェア、電動化、メカトロニクス、及びテストなど様々な分野のエンジニアと同様にサポート機能から成り、魅力ある施設となるでしょう。

2019円10月、PSA及び現代自動車向けの完全一体型電動アクセルドライブシステム(e-Axle)の量産は天津工場でスタートしました

ヴィテスコ・テクノロジーズは世界中のお客様の要望に合わせ、幅広い範囲の電動化ソリューションを提供します。その製品群は48Vマイルドハイブリッド技術からパワーエレクトロニクス、充電、バッテリーマネジメントシステム、e-Axleといった、高電圧ハイブリッドとフルバッテリー電動パワートレインのキーコンポーネントです。

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Simone Geldhäuser

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Yuhui Qian 钱宇辉 大陆集团企业传播经理 上海市大连路538号 200082 電話: +86 21 6080 3613 電子メール:

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低圧ホースアセンブリはCPAPシステムといった医療用ガスを使用する呼吸装置に使用

© Continental AG

コンチネンタル、イタリア・ベルガモ地域、ロンバルディア州の医療機関向けに医療機器用ホースを製造

  • コンチネンタルでは新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックにより余儀なく減産する中、イタリアの医療機関向けに要求を受けバッチ製造を行う 

  • マルコ・タンボリーニ:「ベルガモ、そしてイタリア社会のためにまずできる支援」 

  • 低圧ホースアセンブリはCPAPシステムといった、医療用ガスを使用する呼吸装置に使用 

  • ポリ塩化ビニル(PVC)製ホースは空気、酸素、亜酸化窒素、ヘリウムや二酸化炭素の移送に使用可能 

テクノロジーカンパニー、コンチネンタルは、イタリアのダべリア拠点において、ベルガモ地域、またロンバルディア州の医療機関向けにホース製造を行いました。「コンチネンタルでは新型コロナウイルスパンデミックにより、北イタリアの工場では減産していますが、切迫した医療分野向けに特別に依頼されたバッチ製造を行いました。そのため、一時的に製造ラインを稼働再開しました。医療分野での支援により、ベルガモ、そしてイタリア社会のために貢献できたと思います。この困難な時期において、医療従事者の方々が極めて重要な活動を行ってくださっています。」このように説明するのは、サーモプラスチックホース製造のイタリア拠点責任者マルコ・タンボリーニ(Marco Tambori)です。ホースは空気と他医療用ガスの移送のために製造されました。たとえば、持続陽圧呼吸療法システム等の呼吸装置に低圧力をかけた空気を送り込み、自発呼吸が維持できるようサポートします。 

コンチネンタルでは新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックにより余儀なく減産する中、イタリアの医療機関向けに要求を受けバッチ製造を行う © Continental AG

こちらは現地時間2020年4月9日にドイツ・ハノーバーで発行されたプレスリリースの一部参考訳です。英文リリース全文はこちらをご覧ください。なお、英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

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Jochen Vennemann

Jochen Vennemann External Communications Manager ContiTech 電話: +49 511 938-18024 電子メール:

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コンチネンタルが新開発 ら眼3Dディスプレーを量産

  • 専用の3Dメガネを必要としないら眼3Dディスプレイをヒュンダイ・新ジェネシスGV80向けに量産開始
  • 3D テクノロジーはドライバーの視線を検知するインテリアカメラを活用
  • コンチネンタル「クロス・ドメインハブ」:新開発ハイパフォーマンス・コンピュータにより車載ディスプレイ複数画面の統合化を実現
  • 次世代3D対応ディスプレーを開発中


テクノロジー・カンパニーであるコンチネンタルは、このたびヒュンダイの新型ジェネシスGV80ハイラインバリアント向けに新開発の ら眼3Dディスプレーの量産を開始します。この新開発3Dディスプレーでは画面上に3次元立体スケール、車両位置ポインター、および周辺の構造物を表示するだけでなく、ドライバーの視線に一時停止の警告を表示することも可能としています。このディスプレーでは 3次元の警告信号を見るのに特殊な3Dメガネは必要ありません。「パララックス・バリア(視差バリア:ドライバーの視野を分割する傾斜スラット)」によりわずかにオフセットした2つの異なる画像を左右の眼球がとらえることにより、あたかも実際の対象物を見ているかのような3次元画像を実現しています。

この3D効果を得るためには、ドライバーの視線を検出し、3Dで見えるよう、頭部の位置に応じて調整するコンチネンタルのインテリアカメラが重要な役割を果たします。同時に走行中の安全性確保のため、ドライバーが ら眼3Dスクリーンに長時間注視したために注意が散漫化した場合や疲労した場合を特定検出し即座に警告を発します。 このダッシュボード上の計器クラスターを ら眼3Dで視覚化する最大のメリットは、ドライバーがADASシステム、従来のディスプレー、通信サービス、インフォテインメントアプリケーションからの過剰な情報量を制御できることにあります。

「ら眼3Dテクノロジーを採用したディスプレーが量産されることにより、マン・マシン間のインターフェースをまったく新しいレベルに引き上げ、近未来の“コネクテッド・コックピット”での直感的なHMIの基盤を築いています」 コンチネンタルのヒューマン・マシン・インターフェース事業部長のフランク・ラーベ(Dr. Frank Rabe)は語ります。 「さらに、この安全性と快適性の向上が車載電子機器のリーンアーキテクチャに犠牲を強いることがないようにするために、センターコンソールまたはダッシュボードのさまざまなディスプレーを“クロス・ドメインハブ”に統合しました。」

コンチネンタルは、車載3Dテクノロジー搭載のディスプレーを量産開始

“クロス・ドメインハブ”でディスプレーとコントロールユニットを統合

今後のトレンドとして、車載システムの複雑さを軽減し、重量とスペース軽減化のために、車載入出力デバイスに必要な制御ユニットの数は少なくなるでしょう。 “クロス・ドメインハブ”はコンチネンタルのハイパフォーマンス・コンピュータであるとともに、ヒュンダイ新型ジェネシスで使用されているコンチネンタル製3Dディスプレーの基盤ユニットです。これは、現代のE / Eアーキテクチャの発展において大きなマイルストーンと言えます。その意味するところは、車載E/Eアーキテクチャが多くの車載制御ユニットから解放され、いくつかの高性能コンピューターに変容することと言えます。 コンチネンタルの次世代“クロス・ドメイン”ソリューションにおいては、複数の車載ディスプレーが1つのユニットのもとに統合されています。ドライバーは、たとえば指や掌によるジェスチャ制御で、ナビゲーションマップを助手席側のディスプレーから自分のスクリーン画面にドラッグし、ドライバーが望むまさにその場所に置くことで複数のディスプレーコンテンツを簡単に配置することができます。自動運転モードにセットすると、それまで前席でしか見ることができなかったすべてのドライビングサービスとアプリケーションが、コックピットの幅全体にわたるひとつのワイドディスプレーで見ることができます。

ライトフィールドディスプレイ:誰もが車載3D映画を楽しめるために

助手席乗員と後部座席乗員どちらも社内で3D体験を楽しめるようにするため、コンチネンタルは現在、シリコンバレーに本拠を置くレイア社Leia Inc.の“ナチュラル3Dライトフィールドテクノロジー” を使った新しい3Dディスプレーを開発しています。この新技術では、従来必要であった乗員の頭部位置検出用のカメラが不要となります。これによりディスプレー自体の重量、必要空間およびコストを節約する効果だけでなく、ビデオ会議やオンラインショッピングから拡張現実ゲームや3D映画に至るまで、コネクテッドカーのすべての乗員にデジタルサービスの新しい世界を開きます。前出の「パララックス・バリア」の代わりに、このシステムはレイア社独自の「回折光フィールドバックライト(DLB)」技術を使用しています。これはディスプレーパネルの下に回折格子とナノ構造を備えた光導波路で、光を屈曲させることでナチュラルな3D効果を生み出します。コンチネンタルは、この革新技術を実装投入する予定で2022年までに量産が計画されています。

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Sebastian Fillenberg

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ヴィテスコ・テクノロジーズ、欧州自動車メーカーから 大量受注を獲得

  • ヴィテスコ・テクノロジーズの電動化戦略の一環として、世界で初めて電気加熱式触媒コンバーターの大量生産開始
  • 2022年後半に生産開始となる数百万台ユニットの電動バン向けプロジェクトの契約
  • 施行予定の厳格な排気ガス規制ユーロ 7に準拠する革新的な電気触媒コンバーター   

レーゲンスブルク、2020年3月12日 車両の電動化分野における大手サプライヤー、コンチネンタルのパワートレイン部門でもあるヴィテスコ・テクノロジーズは、ディーゼル触媒コンバーター向け革新的な電気加熱式エレメントの大口契約を欧州自動車メーカーから獲得しました。このEMICATブランドの触媒技術は、48Vハイブリッドバン2車種に搭載される予定です。数百万台の契約となる、本製品の生産開始を2022年後半に予定しています。

触媒コンバーターの急速加熱能力が、排ガス後処理の全体的な効率を高めます。つまり、車両が次世代の極めて厳しい規制要件となるユーロ7への対応準備ができます。ヴィテスコ・テクノロジーズが開発したEMICAT電気触媒は、燃焼エンジンを対象としたスマート電化のソリューションの一例です。排出ガスの温度があまりにも低く、排ガス後処理には適さない場合でも、効果的な後処理を実現します。例えば、都市部を低速で走行する車両のディーゼルエンジンが、ほとんど熱を発生しない場合を指します。使用する48V電流は車両のマイルドハイブリッドシステムの回生によって得られます。 

The innovative e-catalyst is part of Vitesco Technologies’ electrification strategy

ヴィテスコ・テクノロジーズのセンシング&アクチュエーション事業部長、クラウス・ハウ(Klaus Hau)はこのように述べています。「高出力ドライブトレインの電動化が、EMICAT®のような排出量削減を目的とした革新技術を確実にサポートし、きわめてクリーンな未来のモビリティーのあらゆる運転状況下でのロバストな排出コントロールを実現します。EMICAT®は実路走行排気の決定的な弱点、すなわち極端に冷却された排ガスを除去します。世界初となる触媒コンバーターを連続生産できるということは、あらゆる運転状況下における排ガスの安全性が重要であることを裏付けています。」

Klaus Hau: „EMICAT® eliminates a decisive weak spot with regards to real driving emissions, namely excessively cold exhaust gases.”

排ガスの安全性  - コールドエンジンで始動した場合でも基準内

現代のディーゼルエンジンは高効率で、一定の動作状況下ではエンジンが暖かくなることはほとんどありません。熱損失は効率低下につながり、原理上これは望ましいことです。しかし、排ガス中の汚染物質は、排ガス、つまり触媒コンバーターが十分に高温な場合にのみ、触媒コンバーターで無害な物質に変換されます。かつてエンジンのコールドスタート時にのみ頻繁に起こっていたような、低速で進む市街地走行時にはあまり当てはまりません。「テストサイクルにおける汚染物質の大部分はコールドスタート中に放出されるため、厳しい排出基準に準拠するために重要な意味をもちます」とヴィテスコ・テクノロジーズの触媒コンバーター・フィルター製品責任者であるロルフ・ブリュック(Rolf Brück)は説明します。

This EMICAT® technology will be used in two of the manufacturer's 48-volt hybrid van models

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48Vマイルドハイブリッドのバンでは、回生で集めた電力を使用して触媒コンバーターシステムを加熱します。「その後、排ガス後処理も確実に機能します」ブリュックは補足します。

実験車両で確かな試験を終えた完全システム

ディーゼルエンジンのマイルドハイブリッドデモ車両で、ヴィテスコ・テクノロジーズはEMICAT®が4kWの加熱出力で得られる効果を実証しました。48Vシステム搭載のスーパークリーン電動ディーゼル車では、窒素酸化物排出量が40%減少し、二酸化炭素排出量はWLTPテストで3%減少しました。遅々として進まない「ロンドンの交通」サイクルでは、窒素酸化物排出量は実に62%減少しました。スーパークリーン電動ディーゼル車では、排ガス後処理の効率は97%にまで上昇します。

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Fiscal Year

コンチネンタル、2019年の年間目標を達成 健全なモビリティエコシステムに注力

  • 売上高微増、445億ユーロ (2018年: 444億ユーロ)
  • 市場成長率:マイナス約6%、有機的な売上成長率はマイナス2.6%
  • 調整後営業利益:32億ユーロ (2018年:41億ユーロ)、調整後EBITマージン:7.4% (2018年: 9.3%)
  • 営業利益 (マイナス2億6800万ユーロ)、純利益 (マイナス12億ユーロ) 、これらは既に報告済の現金支出を伴わない減価償却によるもの
  • 買収およびカーブアウト効果前のフリーキャッシュフロー:13億ユーロ (2018年:19億ユーロ)
  • 配当案:1株あたり4.00ユーロ (2018年:4.75ユーロ)
  • 2020年の市場の見通し:全世界の自動車生産は3年連続で減少する見込み(-2〜-5%)
  • 環境悪化に対応する競争力強化のための追加措置、2020年5月にはその初期結果を期待
  • 2020年度の予測:連結売上高は約425〜445億ユーロ、調整後EBITマージン約5.5〜6.5%

2020年3月5日 ドイツ・ハノーバー 市場環境が著しく悪化する中、コンチネンタルでは2019会計年度の修正目標を達成しました。 テクノロジーカンパニーが木曜日、ハノーバーにおいて開催した年次記者会見の場で発表しました。 暫定値によると、DAX上場企業の前会計年度における売上高は445億ユーロ(2018年:444億ユーロ)、調整後EBITマージンは7.4% (2018年:9.3%)であり、調整後営業利益32億ユーロ (2018年:41億ユーロ)となりました 。最新の推定値によると、2019年の自動車生産は全世界で約6%減少、同期間のコンチネンタルの組織的売上高の伸びはマイナス2.6%であり、市場を上回る成長をとげることができました。
2019年10月末に報告の通り、同期間には25億ユーロの現金の支出を伴わない減価償却を実施しました。 会計基準に求められるのれんの減損処理の結果、営業成績はマイナス268百万ユーロ (2018年:40億ユーロ)、そして純利益マイナス12億ユーロ (2018年:29億ユーロ)となっています。
こうした不利な状況や多額の資本支出を伴ったにもかかわらず、コンチネンタルでは前会計年度に資金調達前の合理的なキャッシュインフローを達成、取得ならびパワートレイン部門の法的な独立による効果前のフリーキャッシュフローは13億ユーロに達しました。
コンチネンタルの取締役会はこれに基づき、健全なバランスシート構造を考慮し、2019会計年度の配当金は1株あたり4.00ユーロ (2018年:4.75ユーロ) を提案します。 
コンチネンタルの最高経営責任者、エルマー・デゲンハート(Dr. Elmar Degenhart) は前会計年度を振り返り、次のように述べます。「困難な時期にも、コンチネンタルは市場を上回る業績を継続達成しています。昨年は、自動車産業全体が明かな低迷の兆候を残しました。 運営面では全体的に非常に良好でしたが、2019年の結果として、特にオートモーティブ部門においては満足できない状況でした。」また、全体的に厳しい状況におかれる中、配当提案が前年比で若干低く設定されていることについても言及しました。

2020年の市場の見通し:全世界の自動車生産は3年連続で減少

コンチネンタルでは、2020年に経済環境回復を予想していません。2020年に全世界の乗用車と小型商用車の生産が3年連続で減少するであろうと予想しており、その減少幅は、前年比で2〜5%になるであろうと考えています。 この評価は、現時点で確定できる生産量に対し、コロナウイルスの影響も考慮しています。 コンチネンタルでは現在、今年度の最初の3か月における全世界における自動車生産が前年度同時期比で10%以上減少すると見込んでいますが、この期間中に中国では少なくとも30%の減少が予想されています。 この市場の見通しには、コロナウイルスの継続的な拡散による生産やサプライチェーンの中断、また需要への損失は含んでおりません。 現時点でこれらの損失を推定することはできません。
「2020年にも厳しい経済環境が続くでしょう。」このように語るのはコンチネンタルのCFO、ヴォルフガング・シェーファー(Wolfgang Schäfer)です。 そして、「生産量減少に加え、コロナウイルスの感染拡大による混乱、さらに解決されていない貿易問題や欧州における排出規制の大幅強化、ビジネスプロセスと製品の急速なデジタル化といったことが世界規模でネットワーク化されている自動車産業に影響を与えています」とも語っています。

2020年度事業予測:市場縮小で売上成長減

2020年度は市場の不確実性が継続しており、低調なスタートになっています。 市場と関連産業におけるトレンドに関連した予測に基づき、コンチネンタルでは2020年の連結売上高を約425〜445億ユーロ、そして調整後EBITマージンを約5.5〜6.5%になると予想しています。 新オートモーティブテクノロジー事業セクターと旧パワートレイン部門の売上高計は約255〜265億ユーロ、調整後EBITマージンは約3〜4%になると予想されます。 ラバーテクノロジー事業セクターの売上高は約170〜180億ユーロ、調整後EBITマージンは約10〜11%になると予想します。

構造変革プログラム「Transformation 2019 - 2029」:追加措置の評価

「Transformation 2019-2029」構造変革プログラムは、自動車産業の世界的な衰退、ドライブシステム分野の破壊的な技術変化、製品とビジネスプロセスのかつてない高速デジタル化に対するコンチネンタルの応えです。「2020年は構造改革の移行年となります。 私たちの構造変革プログラムと新組織構造は、中期的に目覚ましい進歩をもたらすでしょう。」デゲンハートは自信を持って語ります。
デゲンハートは、2019年9月の構造変革計画発表以降の世界経済環境の悪化にも触れました。 乗用車と小型商用車の生産の絶対的な減少は、今や危機的な年であった2008/09年の次元に達しています。 現在のコロナウイルスの伝播、それに関連した中国における生産制限もこれに寄与しています。
「当社が関わる諸業界における不確実性は急速に高まっています。経済回復は、期待よりも長い時間を要するでしょう」とCEOは語ります。「そのため、現行の構造プログラムに加え、弱体化する全体的な状況とその中期的なインパクトに効果的な対応できるよう、追加措置を検討しています。 成功に必要な2つの主要なゴールを追求しています: 継続的な生産性向上、長期的な競争力です。「このプロセスの初期結果が2020年5月には見えてくるとみており、それについては時機を見てご報告する予定です。」
コンチネンタルでは、2019年9月末に構造計画を発表した際、さらなる調整の可能性について既に言及していますが、定義した措置に対し望ましい収益目標を達成できない場合の追加プロジェクトの導入については除外していません。

デゲンハート:「コンチネンタルは、この先の不確かな状態に、早い段階から必要な準備を講じた」

全世界の自動車産業における中長期的な課題に関して、デゲンハートは自信を持って語ります。「コンチネンタル、そして関連産業では現在、大きな変化が起きています。 それは私たちの事業を構成するすべてのものに影響を及ぼすものです:製品、プロセス、ビジネスモデル、そして構造。 私たちは非常に大きな課題に直面していますが、これはコンチネンタルにとっては大きな機会になると考えています。」 コンチネンタルは早い段階でしっかりとした技術基盤と強固なバランスシートを整えました。「前回自動車業界に起きた不況時よりもはるかに準備が整っており、将来の成功に向け、明確な計画を持っています。」

収益性の高い成長分野に注力

この計画の重要な部分は、収益性の高い成長分野での事業強化に完全集中することです。 これらに含まれるのは、支援型で自動化され、コネクテッドな運転、新しい車両アーキテクチャや新しい高性能コンピューターを使用した車両の接続性の実装、プラスチック、ゴムまたはエレクトロニクスからなるインテリジェントな製品を活用したソフトウェアとデータ事業、産業および消費者向け事業です。資本展開の優先度は収益性を伴う成長です。これは企業文化のさらなる強化と密接に関連します。 その重要な要素とは、コンチネンタルの企業価値、意思決定の責任をさらに分散化すること、将来志向の従業員トレーニングを含みます。 「コンチネンタルのようなサプライヤーが、環境的、経済的、社会的気候も保護する健全なモビリティエコシステムに重要な貢献を行うのです」とデゲンハートは語ります。

コンチネンタルは将来のモビリティに大々的な投資を継続します

昨年、コンチネンタルでは引き続き高レベルの設備投資を行いました。 「私たちは将来のモビリティに数十億ユーロを投資しています。 こうした困難な時期にこのようなことを達成できる企業は全世界でもほとんどないでしょう。同時に、全分野において徹底した原価管理を大幅に向上させました。」CFOシェーファーが説明しました。 
2019年度単年で、約67億ユーロ (2018年:63億ユーロ)を研究開発、そして有形固定資産およびソフトウェアに投資しました。

コンチネンタルの財政基盤は健全

2019年12月31日現在、コンチネンタルの流動性準備は80億ユーロ (2018年:63億ユーロ)で、うち33億ユーロ (2018年:28億ユーロ)は現金および現金等価物、47億ユーロの未使用のクレジットライン(2018年:35億ユーロ)です。 「コンチネンタルは堅実に資金調達しており、 したがって、向こう数年間は万全に整っています」とシェーファーは語ります。「2019年には4種の債券を発行し、リボルビングクレジットラインを確保することで極めて良好な条件を達成しました。 改善された結果は当社の実績であり、バランスシート構造が堅実であることをさらに裏付ける証拠となります。」コンチネンタルは、持続可能な事業に報いる新リボルビングクレジットライン基準を最初に組み入れた企業の1社です。

2022年末までにソフトウェアおよびIT専門スタッフ数が10%増加

未来のモビリティは、主にエレクトロニクス、ソフトウェア、センサーシステムに関連し、現在それらの製品が自動車産業事業の売上の7割を占めており、まもなく8割になります。 新機能により車両に搭載されるソフトウェアは今後10年間で10倍に増加するでしょう。「コンチネンタルはソフトウェアブームの恩恵を受けるでしょう。」デゲンハートは語ります。
コンチネンタルで新たなトレンドと新技術の開発に携わるエンジニアの数は51,000名、うち20,000名以上がソフトウェアおよびITエキスパートです。2022年末までに22,000名に増員する予定です。 現在、人工知能(AI)の分野単独で900名以上の従業員が働いており、2022年までには1,900名がAIの知識を有する状態になるでしょう。 コンチネンタルでは、24時間体制でソフトウェアプロジェクトを推進するため、ソフトウェアコンピテンスセンターをアジア、欧州、米国と世界的に展開しています。 昨年末時点でのコンチネンタルのグローバルチームは、59の国と市場で241,000名以上の従業員 (2018年:243,000名以上)で構成されていました。

コンチネンタルでは、高性能コンピューターの制御ユニットで新機能を実現

現在、車両に搭載されている最大100個のエレクトロニクスが、将来的には約10個になるでしょう。 コンチネンタルでは、独自のソフトウェアとアルゴリズム、そして高性能コンピューターのソフトウェア提携先から入手するアプリケーションを元に、さまざまな機能パッケージを統合します。「未来の自動車に必要となる膨大な数のソフトウェアを統合し、同期できるシステムサプライヤーはほんの少数です。 コンチネンタルはそれらの1社であり、世界の大手自動車メーカー複数社から受注を受けています」とデゲンハートは説明します。

コンチネンタルはすでにシリーズ生産用に高性能コンピューターを提供

コンチネンタルはすでに、大量生産される複数の新車向けに高性能コンピューターを提供しています。 
コンチネンタルの高性能コンピューターは、高度な車両ネットワーク接続を可能にします。 これには、新機能をインストールするオプションが含まれますが、無線接続で送信される車両のセキュリティ更新も含まれます。 それらは車内でまったく新しいアプリケーションを使用できるほど強力なものでもあります。 「多すぎるものが少なくなっていく。新しい車両コンピューターは複雑さを軽減し、特に電気自動車の運転において新次元の快適性を可能にします。 システムのおかげて、車両がインターネットの一部になります。先駆的な仕事であり、私たちをコネクテッドカー向けソフトウェア能力の最先端企業に押し上げてくれました」とデゲンハートは語ります。
コンチネンタルの専門家は、利用可能な2030年の車両モデルに必要な処理能力は現在の50倍に及ぶと予測しています。 処理能力は不可欠なものであり、車内のソフトウェアの継続的な更新が可能になります。つまり、複雑な機能を変化するお客様の要件と、さらに増加する要件に適合させることが可能になります。

将来の自動車の車内:ディスプレイとカメラ、インテリジェントサーフェス

強力な車載コンピューターは、車内で完全に新しい操作コンセプトを実現します。 将来的にディスプレイとカメラ、そして汎用性の高いインテリジェントサーフェスでは、能動的な触覚フィードバックがシームレスに統合されます。 たとえば、いくつかのディスプレイやタッチディスプレイで構成される、車両幅全体にまたがる大きな湾曲したガラス面が装備されることになるでしょう。ディスプレイに埋め込まれたインタラクティブな操作エレメントによって補完するため、それらは必要になるまで見えない状態で待機します。
プリンテッド・エレクトロニクスの活用により、将来の車にまったく新しい動作コンセプトを実装できるようになります。 プリンテッド・エレクトロニクスは超薄型センサー、LED、その他の電子部品をさまざまな表面や材料への統合を可能にします。現在開発しているこの技術を活用し、その他多くのアプリケーションを他業界でも実装することができるようになるでしょう。 将来的には、たとえば、ブランドメーカーがコンチネンタルの技術を備えたインテリジェントなパッケージを採用し、自社の高品質製品を劣悪なコピーと恒久的に差別化することができるようにもなります。 消費者はスマートフォンとネットワーク接続することでデジタルベースの信頼性チェックを実行することができます。

継続的に受注量の多い運転支援システム

将来の運転支援・自動運転システムの鍵は、コンチネンタルの強力なセンサーシステム、ソフトウェア、そしてエレクトロニクスです。 2019年の売上高は20億ユーロで、運転支援および自動運転の分野で主導的な地位を占めています。 コンチネンタルでは、これからも引続き無人運転の予備段階であるこれらの安全技術で力強く成長していきます。 この分野における受注は昨年だけでも約40億ユーロに達しました。 技術の視点から見れば、コンチネンタルは、包括的な製品群と専門性を有し、高速道路における高度自動運転を既に実現することができる世界でも数少ないプロバイダーの1社です。 コンチネンタルはシステムプロバイダーとして、必要なすべてのコンポーネントを一手に提供することができます。

コンチネンタルがタイヤをソフトウェアで再発明

コンチネンタルは2019年に世界で合計1億4,200万本を超える乗用車用タイヤを生産しました。 現在、コンチネンタルは世界のトップ3の乗用車タイヤメーカーの1社です。 将来、コンチネンタルのタイヤはますますインテリジェントなものになります。ドライバーに温度と空気圧だけでなく、トレッドの深さについても確実に知らせることができるようになるからです。 損傷を早期に認識して警告を与えることができるため、タイヤ寿命が延び、ダウンタイムを最小限に抑えます。Conti-C.A.R.E. システムにより、タイヤとリムがタイヤの空気圧を独立して調整することができるようになります。結果、快適性が大きく向上し、安全性が高まり、タイヤ寿命が長くなり、ダウンタイムは短縮し、エネルギー消費量を抑えられます。ラバーとセンサーシステムとソフトウェアをスマートに組み合わせることで、特に車両フリートやシェアード・モビリティ・システムの事業者向けに、新たに急成長しているビジネスモデルを実現可能なものにします。

主要事業分野の営業実績