Dr. Elmar Degenhart | ASM2020
© Continental AG

「健全なモビリティエコシステムに、私たちの鼓動は高鳴る」

2020年度コンチネンタル年次株主総会

  • エコロジー、社会、経済という3つの気候保護にむけたソリューション
  • テクノロジー企業は、ソフトウエア、安全性向上のためのシステム、クリーンなドライブシステムの分野で成長を続ける
  • コンチネンタルCEOエルマー・デゲンハート「コンチネンタルは、この危機においてなお、自らの目標をしっかりと見据えている」
  • 2019年に開始した組織再編が最重要課題、2023年以降に年間約5億ユーロを削減
  • 全世界的な車両生産台数の減少に合わせたコスト構造の調整を継続、2022年までに数億ユーロのコストを削減

「コンチネンタルはこの危機においてなお、自らの目標をしっかりと見据えています。」コンチネンタルCEOエルマー・デゲンハート(Dr. Elmar Degenhart) は、ハノーバーでバーチャル開催した2020年度年次株主総会にて、このように述べました。この危機状況が続く中、コンチネンタルは2019年に着手した企業の組織再編を継続し、全世界的な車両生産の減少に合わせ、財政構造を調整していきます。コンチネンタルはデジタル化、自律運転をみすえた運転支援・自動運転、エミッションフリーのドライブシステム、この3技術分野に注力します。「早い段階でイノベーションにしっかりと取り組み、力強く、決然とそれらを継続していくからこそ、私たちは業界におけるパイオニアであり、そしてこれからもパイオニアであり続けるのです。」デゲンハートはさらに述べました。

コンチネンタルCEO、エルマー・デゲンハートと高性能コンピューター © Continental AG

コンチネンタルのテクノロジーは、競争力と将来性に向けられており、そしてそれらが持続可能な成長を促すのです。デゲンハートは説明します。「健全なモビリティエコシステムに、私たちの鼓動が高鳴ります。それらは、エコロジー、経済、社会の3つの要求がバランスよく内在するシステムです。」環境保護を促進、カーボンニュートラルをサポート、誰にでも手が届く価格で、人々のパーソナルモビリティを促進可能にすることで、コンチネンタルのソリューションがそのシステムに道を示します。「この大きな課題は、私たちが着手することから始まります。本年、可能な限り早い段階で、世界の全工場の電源を、再生可能なエネルギー源へと変更します。」デゲンハートは計画を明らかにしました。「2040年までに、私たちの製造現場はカーボンニュートラルに、そして2050年までに、バリューチェーン全体でCO2排出ゼロへとしていく考えです。」

車両のデジタルな心臓部分である高性能コンピューターで、 コンチネンタルは今日すでに、30億ユーロ以上の売上をあげています

ソフトウエア、安全性、クリーンなドライブシステムでの成長

利益を伴い、持続可能な成長に向け、コンチネンタルはデジタル化とソフトウエア開発に力を入れています。「ソフトウエアは業界の酸素です。なぜなら、それが全く新しいサービスをもたらすからです。ソフトウエアによる付加価値は、毎年2桁台の成長を見せています。」デゲンハートは説明しました。車両のデジタルな心臓部分である高性能コンピューターによって、コンチネンタルは今日すでに、30億ユーロ以上の売上をあげています。(当該の車種シリーズのライフタイムをベースに計算)「取引先の中には、単独で2022年までに250万個以上の高性能コンピューターを購入する顧客もあります。しかしながら、それは始まりにすぎません。私たちは2022年までに、このイノベーションで10以上のプロジェクトを予定しています。」

利益を伴い、持続可能な成長に向け、コンチネンタルはデジタル化とソフトウエア開発に力を入れています

モビリティ関連の新しいサービスには、同様にデジタル化が決定的な役割を果たします。「ほぼすべての製品、例えばタイヤやエアスプリングシステムに知能を与え、デジタル化します。タイヤデータへの重要は既に高く、そのデータはデジタルサービスを通じ車両フリートを扱う企業へと送られます。年間約10億ユーロの売上をあげる、このフリートビジネスをさらに拡大します。」2030年までに、本事業の売上は3倍になる計画です。「今後10年、製造効率向上に大きな可能性をもたらすのがデジタル化であるとみており、すでに人と一緒に働く協働ロボットを1600基投入しました。」デゲンハートは説明しました。

コンチネンタルにとって2つ目の成長分野は、運転支援と自動運転事業です。「これらのテクノロジーを事故ゼロおよび死者数ゼロを目指して開発しています。先進運転支援システム事業は、他に例をみないほど速い速度で進んでいます。」デゲンハートは言います。さらに、コンチネンタルでは、衝突安全分野のセンサーを年間3億5000万個以上販売しています。ブレーキ事業においては、2023年までにコンチネンタルが生産できる高性能なブレーキは4000万ユニットほどであると、デゲンハートは推定しました。

コンチネンタルの成長分野の1つは、運転支援と自動運転事業です

コンチネンタルの3つめの成長分野は、クリーンな車両ドライブシステムに向けたテクノロジーです。「E-モビリティの「E」は「電動」だけでなく、とりわけ「エミッションフリー」も意味しています。バッテリーか燃料電池かは問題ではありません。E-モビリティは成長市場なのです。そして、それによって、ヴィテスコ・テクノロジーズは大きなチャンスを得るのです。」デゲンハートは説明しました。多くのドライブシステム分野の製品群で、コンチネンタルは今後5年間に、年間30%の成長を予測しています。

危機脱出ロードマップ

「勝利者は、いかなる環境においても好成績を達成します。」デゲンハートは強調しました。「私たちは、トップテクノロジーとソフトウエアのプロバイダーとして世界的な王者クラスにいると、何としても言い続けます。そこで戦うには、競争力と将来性を極限まで高めなくてはなりません。」コンチネンタルは、従業員の健康を最優先に考えつつ、危機計画の遂行に一貫して取り組んでいます。

2019年に開始した組織再編は、危機下においてなお継続されています。「再建計画は将来につながる道です。最重要課題であり、ひきつづきそうであり続けます。」デゲンハートは株主を前にはっきりと述べました。「利益成長が見込めるポートフォリオを拡大し、さらに将来性のあるものにします。また、そのプロセスの速度を上げ、企業構造をスリム化します。」コンチネンタルは、2023年から年間約5億ユーロの削減を予定しています。

デゲンハートは、コンチネンタルの主要課題として、全世界的な車両生産の減少に適切に対応していくことを挙げました。市場リサーチによれば、2020年のライトビークル生産台数は最大7000万台とされています。2017年の9500万台超という最高記録のレベルに再び戻るのは、早くても2025年以降というのが、コンチネンタルの見解です。

「コンチネンタルはこの危機においてなお、自らの目標をしっかりと見据えています。」コンチネンタルCEO、エルマー・デゲンハートは、ハノーバーでバーチャル開催した2020年度年次株主総会にて、このように述べました © Continental AG

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コンチネンタルの企業活動を具象化し、デゲンハートは述べます。「今後数年間に架ける橋を築いています。再び成功へと導いてくれる『コロナ橋』です。」過剰生産の最小化、投資の減少、流動性資産と人件費、原材料コストの削減によって、コンチネンタルは2022年までに追加で数億ユーロの削減を予定しています。

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