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      2023年2月2日

      コンチネンタル、ベルリンにAIラボを正式開所、 AI開発の新たな一歩を踏み出す

      • AIキャンパス・ベルリンがコンチネンタルの新たな人工知能専門家の拠点に
      • 企業の枠を超えた自律走行やロボティクスなどのアプリケーションに依存しない開発作業ための理想的なフレームワークと環境
      • 2023年2月1日、コンチネンタル AIラボ ・ベルリン正式発足

      "コンチネンタル・オートモーティブの最高技術責任者であるGilles Mabire(ジル・マビーレ)は、首都ベルリンのAIコミュニティーをコンチネンタルのAIラボに招待しました。このAIラボでは、さまざまな部門から集まったAIの専門家が、コンピュータビジョン(マシンビジョン)、ハイブリッドAI(機械学習と従来のソフトウェアプログラムのコンビネーション)、自動データラベリング(機械学習の前段階で画像中のオブジェクトにマーキング)などの技術に共同で取り組み、自律走行やロボティクスに関連するアプリケーションの開発を行います。首都であるベルリンに新たな拠点を設けたことで、コンチネンタルは未来のモビリティに対し人工知能がもたらす大きな可能性や、自動運転、コネクティビティ、電動化、シェアードモビリティといったメガトレンドの要件を満たすという目標を改めて確認します。マビーレはオープニングスピーチで、「モビリティのさらなる発展とその未来の原動力のひとつが人工知能であることは明らかです。AIキャンパス・ベルリンでは、未来のモビリティ・ソリューションのための革新的なAI技術に焦点を当てた研究活動を行っています。私は、この地でインテリジェントモビリティや自律型モビリティが大きく発展し、イノベーションを推進し続けることが可能だと確信しています」と述べ、オートモーティブ事業戦略におけるAIの重要性について説明しました。

      本拠点が急速に発展したことは、ベルリンがまさにコンチネンタルのAI開発に適した場所であることを示しています。2021年11月に最初の社員を採用し、正式開所までにすでに高い意欲を持った20人ほどのソフトウェアエンジニアとAI専門家が共にプロジェクトに取り組んでいました。この場所の選定について、コンチネンタル・オートモーティブの人工知能・データプログラム責任者であるコリーナ・アパシテ(Dr. Corina Apachite)は次のように述べています。「ヨーロッパのあらゆるAIセンターを精査した結果、ドイツ国内でベルリンは新しいものを一緒に作るのに圧倒的に最適なエコシステムが提供されていることがわかりました。歴史、文化、国際性、そして実際の研究インフラを持つベルリンは、スタートアップや研究機関、投資家やテクノロジープレイヤーなどのAIシーンにとって大きな魅力があり、何よりもモチベーションと才能に溢れた若いAI人材が多く集まっています。当社にとって、ベルリンは『AIのための拠点』なのです」

      ヨーロッパのAIコミュニティーをネットワーク化することを目的としたAIキャンパス・ベルリンもこの特別な魅力に貢献します。コンチネンタルの専門家はオフィスの境界を超えた交流やコラボレーションから恩恵を受け、中心部の「コネクション・スペース」で行われるイベントや講演会、自発的な交流のために、現地のAI関係者との定期的な会合が開催できます。コンチネンタルAIラボの代表であるアンドレアス・ヴァインリッヒ(Dr.Andreas Weinlich)は次のように語っています。「人工知能の分野で成功するためには、イノベーションと起業家精神に対する積極的な姿勢が不可欠です。この分野の発展は非常に速く、将来的にはアジャイルソフトウェア開発の手法でさえ、時代遅れになるのではないでしょうか。ベルリンのAIキャンパスのようなネットワークでは、スピードをもって互いに学び合い、モビリティの未来に向けて協力し合うことができるのです。」現在、コンチネンタルは全世界で1,000人のAI専門家を雇用しています。

      利用可能なドキュメント