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      2017年10月18日

      コンチネンタル、サービスとしての車両キー ポートフォリオを拡張、OTA keys社を傘下に

      • リモート・クラウド・キーなど、コンチネンタルのアクセス技術を第45回東京モーターショー2017で展示
      • D'Ieteren社と設立した合弁会社OTA keys社の完全所有権を取得

      コンチネンタルはクラウドベースの車両アクセス技術を利用した、便利で安全なキーレス車両アクセス・ドライバー認証の実現により、サービスとしての車両キー提供を可能にします。 コンチネンタルのスマートデバイス統合アクセスとリモート・クラウド・キー(RCK)は、スマートデバイスを使用して車両にオンデマンドでアクセスし、車両の施錠・解錠、エンジン始動の認証をサポートします。スマートデバイス統合アクセスは車両アーキテクチャに組み込み、ハンズフリーアクセスシステムを可能にするソリューションであるのに対し、RCKはアフターマーケットのソリューションです。RCKは、急速に成長するシェアードモビリティサービス市場に最適であり、テレマティクスベースのアクセスソリューションに比べて応答速度が速いため、エンドユーザーはオフラインでも利用可能です。コンチネンタルがOTA keys社の完全所有権を取得したことは、サービス形態での車両キー提供がモビリティサービスポートフォリオにおける重要なビジネスであることを表しています。

      OTA keys社はコンチネンタルとD'leteren社の合弁会社として2014年9月に設立されました。OTA keys社は、フリート管理者、カーシェアリング、レンタカー会社が携帯電話を車のキーとして使用し、位置情報、 燃料残量、走行距離、および充電状態などの運行データを取得することを可能にしました。シェアードモビリティ市場で消費者からの利便性向上の要求が高まっていることを追い風に、OTA keys社のテクノロジーは世界中で数千台の車両にすでに導入されています。 OTA keysはコンチネンタルのインテリア部門ITS事業部に統合されます。

      コンチネンタルのITS事業部長であるラルフ・レニンガー(Ralf Lenninger)は次のように述べています。「OTA keys社を成功に導いたイノベーションと俊敏性、コンチネンタルの技術と組織的な強みを生かして、キーレスアクセスソリューションを強化します。サービスとしての車両キー提供は、シェアードモビリティサービスが抱える多くの課題への解決策になります。レンタカーやカーシェアリングを気軽に利用できるようにし、ロードサービス、荷物の配達から車両の整備まで、車両キーをサービスとして提供することができれば、それらすべてが可能になるのです」

      コンチネンタルは、OTA keys、RCKを含む、デジタル車両アクセスソリューションを10月に開催される第45回東京モーターショー2017で展示します。

      コンチネンタルのアクセスシステムについてはこちらより

      利用可能なドキュメント