提案
    直接進む
      Continental - The Future in Motion
      ニュース
      2018年5月10日

      コンチネンタル、自動運転、電動化、コネクティビティ分野に おけるイノベーションを展示

      コンチネンタルは、2018年5月23日(水)から5月25日(金)までパシフィコ横浜で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2018」に出展します。 “Making Mobility A Great Place To Live“ (「モビリティを素晴らしい空間へ」)をブースコンセプトに、モビリティを素晴らしい空間に変える自動運転、電動化、コネクティビティの各イノベーションを紹介します。

      イノベーションの流れ「自動運転」

      自動運転分野が次のステージに進む、その下地となるのは新たなセンサー類、制御ユニットです。車両の全周囲を検出する能力は、自動運転における基礎的な必要条件です。その鍵となるコンポーネントが3Dフラッシュライダーです。 近距離検出を目的として開発され、視野角120度内で毎秒30回の高解像度3D点群を生成します。つまり、視野内の全ピクセルにおいて、正確な距離測定がリアルタイムで行われ、車両の運転ストラテジーを決定するために必要な物体リストを生成します。高解像度3Dフラッシュライダーの利点は、リアルタイムのマシンビジョンと環境マッピング機能を同時に実現できることにあります。昼夜を問わず、悪天候においても、車両全体の周囲に対して広く、正確な視野を提供することが可能です。3Dフラッシュライダーは、レーダーやカメラなど車両周囲をモニタリングする他のセンサー類ともに、車両周辺に存在するあらゆるものを常に検出する強力なパッケージを形成します。

      イノベーションの流れ「電動化」

      コンチネンタルは、すべての車両クラスにおける電動化のトレンドを捉えています。テクノロジーカンパニーは、電気自動車の強みを十分に発揮できるようにするバッテリー充電システムを開発中です。その1例が革新的な充電テクノロジーAllChargeで、電動パワートレインを汎用充電システムへと変え、あらゆるタイプの充電ステーションに対応します。

      未来の車は電動化されるでしょう。しかし、内燃エンジンもまた進化しており、そのピークはまだ先にあります。ガソリンエンジンとディーセルエンジンの台数が徐々に減り始めるのは2025年以降だと考えています。電動モビリティを見据えながら、コンチネンタルでは内燃エンジンの重要性を捉え、複数のドライブテクノロジーを開発しています。

      効率的で環境にやさしいモビリティの鍵を握るのは、低燃費、低エミッション、軽量設計です。コンチネンタルは、鋳造アルミニウムや溶接鋼などシャシーの骨格部品に一般的に使用される素材に代わり、ポリアミドを使用した軽量化ソリューションを紹介します。ポリアミド製リアクレードルにより、完成車メーカーは製造過程におけるエネルギー消費量やエミッションを削減できるほか、組立工程の簡略化も可能です。また、最適な軽量化設計によりエネルギーを削減し、エンドユーザーにも利益をもたらします。

      イノベーションの流れ「コネクティビティ」

      コネクティビティは、インテリジェントモビリティを実現するための重要な技術となりつつあります。コンチネンタルは、包括的コネクティビティのアプローチにより、直感的なヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)、信頼性の高い高性能通信、高度な情報マネジメントを可能にするソリューションを提供し、システムインテグレーターとしての能力を証明します。

      最新のカーブドセンタースタックシステムは、HMIにおけるコンチネンタルの技術力を実証するものです。ユーザー視点で設計されたこのシステムには、2つの湾曲したAMOLED 12.3インチタッチディスプレーと、ハプティック(触覚)フィードバック、力覚センシング、ジェスチャー認識を可能にするToFカメラが組み合わされています。ドライバーと車両の間の直感的な相互作用により、ドライバーの注意散漫を防止して安全性を向上します。

      コネクティビティはさらなる安全運転にも貢献します。Vehicle-to-Everything(V2X)と呼ばれる車車間通信および路車間通信は、車両だけでなく、信号機や路側機などのインフラ、歩行者や自転車などの交通参加者を相互に直接接続するために設計されたアプリケーションです。この技術により、車両が曲がり角の先を見通し、相互に通信することが可能となります。V2X通信は自動運転とインテリジェントモビリティを実現する上で重要な可能性を秘めている技術です。

       将来、コンピューターを搭載した車両が世界中の道路を走り、「モノのインターネット(Internet of Everything)」の一部となります。そこでは、自動車のソフトウェアはワイヤレスでアップデートされます。一方、コネクテッドカーは、サイバー攻撃の潜在的標的になりやすい側面があります。コンチネンタルは傘下のエレクトロビットとアルグス・サイバー・セキュリティーと協力して、マルチレイヤーのエンド・ツー・エンド車両サイバーセキュリティソリューションを提供し、セキュアなモビリティの実現を目指しています。

      日本の自動車メーカーはグローバルな事業展開を進めていることから、コンチネンタルにとって、日本は重要な市場です。 コンチネンタルは、将来のモビリティを形成する包括的な製品・ソリューションで、日本の自動車メーカーの世界レベルでの成功に貢献したいと考えています。コンチネンタルは、現在、日本国内に13拠点を構え、1,600人以上の従業員を擁しています。

       

      You can find English version here - pdf (149KB)