シームレスモビリティ
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コンチネンタルの自動運転 - シームレスモビリティ

Continental Japan TechRide 2018

  • コンチネンタルは自動運転に必要なコンポーネントとシステムを世界中で開発製造
  • 自動運転が様々な形で互いに補完し合い、モビリティの将来はシームレスに
  • 無人運転 - コンチネンタルは開発プラットフォームを日本へと持ち込み、開発活動を開始

モビリティの将来は、多くの課題に直面しています。世界の交通事故死者数は年間約130万人、交通量の増加は排気ガスや大気汚染を引き起こし、人間の寿命に悪影響を及ぼしかねません。12億人以上の人々が1日あたり50分以上を車の運転に費やすその大半は交通渋滞で過ごす状況です。さらに、社会の高齢化に伴い、ドライバーの年齢層も高齢化しています。

テクノロジーカンパニーであるコンチネンタルは、このような課題を受け止め、ソリューション開発に取り組んでいます。自動運転は、ドライバーの負担をなくし、危機的な状況や事故を発生させることなく、全体的な交通フローをより効率的にするという、重要な役割を果たしてくれることでしょう。


最新世代のカメラは車載コンピューターにより大きな「目」を与える

自動運転分野が、次のステージに進む、その下地となるのは新たなセンサー類、制御ユニットです。車両の全周囲を検出する能力は、自動運転における基礎的な必要条件です。カメラは、最新の運転者支援システムの実現において重要な役割を果たします。カメラ開発の発展が、安全で快適な無事故運転の実現の重要な前提条件を設定します。テクノロジーカンパニーは、車の「注意深く見守る目」に対し増え続ける要求を満たすため、最新世代の多機能カメラMFC500を設計しました。この新世代のカメラは、素晴らしい暗視性能と高い画像解像度(1から8メガピクセル)という優れた機能を備え、画角も125度まで向上し、横切る物体をさらに早期に検知することができます。

モジュラー式でスケーラブルなカメラプラットフォーム © Continental AG

高性能で360度の環境検知

前向きのカメラや、広角レンズをもつサラウンドビューカメラ、サイドミラーに置き換わる専用カメラ、そしてリアビューカメラに至るまで、車内での利用法の数や種類を見ると、カメラの重要性の高まりがわかります。マルチカメラシステムや360度環境認識の使用は、自動運転の実現に欠かせません。モジュラーシステムコンポーネントを、運転アシストや自動運転、サラウンドビューに利用します。

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コンピュータビジョンとニューラルネットワーク

駐車時の単純な物体検知から、サラウンドビューカメラの画像処理、道路交通における複雑な状況の制御に至るまで、環境検知条件の多様性も増え続ける一方です。従来のコンピュータビジョンの方法に加え、MFC500は利用可能なハードウェアに合わせ拡大縮小できるニューラルネットワークも採用しています。ニューラルネットワークは、複雑な機能を学び、それらを処理実行することができる複数の演算装置で構成されています。

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環境との連結

さらに、カメラを環境と連結することも可能です。「eホライズン」と「ロードデータベース」に接続することで、道路情報とランドマークがクラウドへ送信、またクラウドから受信され、車両の位置を特定し、プロアクティブな運転を可能にします。連結のもう1つの利点はソフトウェア、そして機能が常に最新のものに、無線経由で更新されることです。これにより、最新世代カメラは、将来にわたって使い続けることが可能になります。


最新世代電子制御ブレーキシステムMK C1は高度自動運転に向け次のステップへ

自動運転が安全で快適なモビリティの将来に向けた大きなステップですが、ブレーキはステアリングと同時に、アクティブセーフティー分野における最も重要な要素であることに変わりはありません。ドライバーがクルマに運転タスクを引き継ぐと、万一、1次ブレーキシステムが失陥した、そんな稀なケースにおいても電子制御ブレーキシステムが確実に機能しなくてはなりません。

コンチネンタルは、最新世代電子制御ブレーキシステムであるMK C1の開発をさらに進め、高度自動運転の冗長化要件対応のためのソリューションを提供します。MK C1はブレーキバイワイヤシステムで、速く、精度良くブレーキを制御できるため、EVなどの次世代パワートレイン、自動運転に適したシステムといえます。

ブレーキ機能の冗長化は、MK C1システムとMK100 ESCシステムからの派生システムであるMK100 HBE (Hydraulic Brake Extention)を組み合わせました。通常モードでは、MK C1がブレーキング、横滑り防止、快適機能を提供します。

非常に稀なケースではありますが、1次ブレーキシステムのMK C1が失陥してしまった場合、2次システムであるHBEが作動し、自動運転に必要なブレーキ機能を提供します。HBEにより提供されるブレーキ機能は、1次システムの失陥のタイプにより、2つの場合が考えられます。 1次システムが完全失陥した場合には、HBEは前輪に対してABS機能を含むブレーキ機能を実行します。しかしながらさらなる拡張機能として、コンチネンタルは協調ブレーキモードを開発中です。1次システムの電気・機械アクチュエーション機能が失陥してもバルブ制御機能への影響がなければ、HBEとMK C1バルブ制御機能を利用した協調ブレーキモードに切り替わります。これにより4輪に対する加圧、ABS/EBD機能の実行が実現できます。

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無人運転車 – 将来の都市部におけるモビリティの形

テクノロジーカンパニーであるコンチネンタルは、自動化、新たなモビリティコンセプト、電動化分野における知見を活用し、将来の都市部向けモビリティ、そして生活の質向上に向けたソリューションを開発しています。都市部における将来の個々のモビリティは自動化され、電動で、シェアリングエコノミーの一部をなすものになるでしょう。コンチネンタルが無人ロボタクシーに向けたソリューションの開発を行う理由はここにあります。センサー、アクチュエーター、制御ユニット、通信技術など、幅広い製品ポートフォリオを既に有していますが、無人運転車の開発力の拡張をめざし、開発プラットフォームを日本へ持ち込みました。ここで求められる重要なタスクは、日本市場に求められる特殊な要件の有無を調べ、その先の製品開発へと活用していくことです。このテスト車両はコンチネンタルにとって、非常に貴重な開発プラットフォームなのです。

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