提案
    直接進む
      200407_PP_Vitesco T_Signing ceremony F&E center
      ニュース
      2020年4月21日

      ヴィテスコ・テクノロジーズ、新R&Dセンターを中国にオープン パワートレインの電動化が戦略的焦点であることを明示

      • 天津に開所するこの施設で、アジアパシフィック地域における、ゼロエミッションを推進するテクノロジーの研究開発能力を拡張
      • ヴィテスコ・テクノロジーズは天津の近代的かつ高自動化された工場で、革新的な完全一体型電動アクセルドライブシステム(e-Axle)を2019年から生産中 

      こちらは現地時間2020年4月21日にドイツ・レーゲンスブルグ、中国・天津で発行されたプレスリリースの抄訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

      コンチネンタルのパワートレイン部門、ヴィテスコ・テクノロジーズは中国の主要港である天津に研究開発センターを建設します。天津経済開発地域(TEDA)の管理委員会と当契約の調印を終え、ヴィテスコ・テクノロジーズは2021年に完成予定のこの新研究開発センターでハイブリッド及び電動パワートレイン技術の開発を行います。

      ヴィテスコ・テクノロジーズのエレクトリフィケーション・テクノロジーズ事業部長、トーマス・ステイーエル(THOMAS STIERLE)は次のように述べています。「私たちの戦略がパワートレインの電動化に注力しているのは明確で、電動化のパイオニアとして10年以上の経験と、幅広く、とても魅力的な製品ポートフォリオを有しています。天津の新センターは、今後電動化の高成長が期待される、まさにこの場所の中心に有する既存の開発施設を発展させるものです。」この新施設の延べ床面積は9,000平方メートルで、オフィスに加え、電動ドライブ技術を試験及び評価できる、幅広い先進設備を導入したテストラボが入る予定です。ヴィテスコ・テクノロジーズにとって、天津は中国における重要な拠点の一つであり、高品質な大量生産を可能にする自動生産ラインを有する工場がすでに稼働しています。2019年10月、PSA及び現代自動車向けの完全一体型電動アクセルドライブシステム(e-Axle)の量産はここからスタートしました。また、他の自動車メーカーからも、これから投入される電気自動車向けのドライブシステム向けサプライヤーとしてヴィテスコ・テクノロジーズを指名いただいています。このコンパクトで軽量、パワフルな電動ドライブはEモビリティが誰にでも手の届くものに、そして、マスマーケットにふさわしいものへと変えてくれることでしょう。

      エレクトリフィケーション・テクノロジー事業部のアジア担当責任者、ヤンフェイ・カオ(YANFEI CAO)はこう述べています。「天津のこの新R&Dセンターはヴィテスコ・テクノロジーズにおける新たなマイルストーンです。世界最大の自動車市場である中国において、現地のお客様との密接な関係を構築し、電動化技術を有する車両開発の最適なサポートを可能にします。」この新R&Dセンターは上海のR&Dセンターと密接に連携し業務を進めます。

      この新R&Dセンターは、システム、ソフトウェア、電動化、メカトロニクス、及びテストなど様々な分野のエンジニアと同様にサポート機能から成り、魅力ある施設となるでしょう。

      ヴィテスコ・テクノロジーズは世界中のお客様の要望に合わせ、幅広い範囲の電動化ソリューションを提供します。その製品群は48Vマイルドハイブリッド技術からパワーエレクトロニクス、充電、バッテリーマネジメントシステム、e-Axleといった、高電圧ハイブリッドとフルバッテリー電動パワートレインのキーコンポーネントです。

      利用可能なドキュメント