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      2019年11月28日

      収穫の効率と信頼性向上を目指し、コンチネンタルとCLAASがスマートベルトを共同テスト

      • テクノロジーカンパニーはコンバイン向け新スマート動力伝達ベルトを開発
      • センサーによる状態モニタリングで、農業機械の運用信頼度を高め、必要に応じて保守パートナーが事前に保守業務を実施可能に
      • 操縦者および農業従事者は機械の運用信頼度を向上させ、ディストリビューターはスペアパーツ需要の透明性を確保

      テクノロジーカンパニー・コンチネンタルは、農業機械メーカーのCLAASと共同で、コンバイン用の新しいスマート動力伝達ベルトのテストを実施しています。コンチネンタルは農業セクターにおけるデジタル化と接続性の実現に向け新たな一歩を踏みだし、スマート農業への流れを積極的に推進します。本技術はデータテクノロジーとスマートシステムを動力伝達ベルトに組み込んだもので、効率的かつ環境を意識した収穫および運用プロセスを提供します。予知保全と状態監視は共に将来の重要な課題であり、結果としてさらに現実的なものになりつつあります。

      CLAASがフィールドおよびラボでスマートベルトをテスト

      コンチネンタルは、農業機械メーカーとして定評のあるCLAASと共同で、この新しいベルトに対し厳格なテストを実施しました。「このデジタルベルトという概念により、農業機械の予期しない稼働停止時間の発生を防止できます。それによって、時間、資材、費用を節約することができます。将来的には、CLAASのディストリビューターが顧客に予め連絡を取り、必要な保守日時を早期に設定できるようになります。」このように述べるのは、CLAASで駆動系開発を担当しているマイク・ゾイナー(Maik Zeuner)氏です。「予知保全のアプローチでは、ベルト内のセンサーによってベルトを常に監視状態におくため、起こりうる不具合を発生前に特定できます。そのため、あらゆる面において対策を取り、確実性を高める余地が生まれます。」従来は、指定期間後または異常が発生してから、しかも稼働時以外にベルトを検査することしかできませんでした。「この新しい可変速スマートベルトでは、将来、予知保全が可能になります。すべてのセンサーデータを総合できることが、予知保全の決定的な利点になります」と、コンチネンタルで、農業向動力伝達ベルトのセールス責任者、トルステン・シュヴェフェ(Thorsten Schwefe)は付け加えます。

      このベルトの強靭性と耐久性は既に実証済みであり、収穫時2,200万回の屈曲に耐えます。フィールドテストの全期間にわたり、4,220ヘクタールの場所でデータを収集しました。この期間、ベルト内の電子部品は1億4千万回以上の屈曲に耐えました。未来を感じさせる結果に何も不思議はなく、偶然でもありません。データを評価することで、ベルトの状態、上流および下流の部品にかかる応力に関する具体的な情報が得られます。ベルトの機能不全は他の部品に影響するドミノ効果の引き金になることも珍しくないため、これは重要な点です。「スマートベルトはこうしたリスクを大幅に軽減してくれます」と、シュヴェフェは強調しています。

      「予防」は現代農業における合言葉です。機械および車両の機能不全や不具合を未然に特定し、計画済みの行動を実施することは、農業機械のメーカー、請負業者、農業従事者にとって、効率的な運用を実現するうえで重要な要素です。コンチネンタルは、内蔵センサーを特長とする可変速ベルトによって、そうしたプロセスをサポートします。このベルトは状態に関するデータを、農業機械に取り付けられたレシーバーに送信します。そこでデータが収集され、コンチネンタルのクラウドに送信されて、アルゴリズムによって解釈されます。「するとコンチネンタルは、ベルトドライブが現在、過負荷であるかどうか、機械の設定調整が必要かどうかがわかります。これらすべてがリアルタイムで行われるのです。将来的には、保守やベルト交換の適切な時期の予測もできるようになります」と、シュヴェフェは語ります。「コンチネンタルは、このソリューションで業界の新境地を開拓しつつあります。データに基づいた動力伝達ベルトの状態情報は、まだ現在の農業分野において一般的な機能にはなっていません」

      収穫期の短かさという課題

      収穫期が一般に比較的短いことを考慮すると(たとえば、穀類では年間の内、約8週間)、農業機械の信頼性はなおさら重要です。その期間、コンバインなどの農業機械は、動作不良なく円滑に機能する必要があります。でないと、作業連鎖におけるボトルネックになります。「将来、スマートベルトによって得られる透過性により、機械操縦者はコストを削減し、農業従事者は収益を増加させることができます。スマートベルトによって機械の信頼性が向上するということは、定められた詳細なスケジュールに従って予備部品の発注、配達、取り付けができるということです」と、シュヴェフェは言います。「こうしたソリューションに対して機は熟しています。調査を実施したところ、顧客の部品に関する状態監視と予知保全に対する需要が大きく、それと同時に現在のソリューションに対する満足度が比較的低いことがわかりました」コスト管理の可能性と共に時間要因も、この点で重要な役割を持っていたと、シュヴェフェは付け加えました。

      したがって、可変速スマートベルトによって得られるのは農業機械の動作信頼性の大幅な向上だけではありません。このテクノロジーにより、提携保守業者とメーカーも対応時間、可用性、サービスレベルを総合的に向上させることができます。

      コンチネンタルは11月10日からドイツ・ハノーバーで開催された農業用機械に関する国際専門展示会AGRITECHNICAにて、本技術を紹介しました。

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      AGRITECHNICA出展に関する情報はこちらをご覧ください

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