コンチネンタル、「鉄道技術展」に出展
- 11月29日より開催される第5回「鉄道技術展」のドイツパビリオンで製品展示
- コンチネンタルの、厳しい要件を満たした革新的技術が世界の都市鉄道産業をサポート
- 世界初のエアスプリング用試験所で、専門知識を蓄積
ドイツ・ハノーバーを本拠地とするテクノロジーカンパニー・コンチネンタルは、11月29日から千葉・幕張メッセで開催される第5回「鉄道技術展」のドイツパビリオン(D-04-5)に出展いたします。
コンチネンタルは、世界の鉄道車両産業をサポートするパートナー企業として、世界を牽引するOEMと協力して将来の鉄道輸送に向けた革新的技術コンセプトを開発しています。人口何百万人レベルの巨大都市が急速に成長する中、インフラ整備が人口増加のスピードに追いつかなくなっており、大都市の中心部におけるモビリティは今日の最大の課題のひとつとなっています。何百万人もの人たちが大都市圏を往来するための、新しい都市交通コンセプトが求められています。公共交通機関は、道路の渋滞を軽減するとともに、低騒音で汚染物質の排出が少ない大量輸送手段となります。
インフラ整備が進んでいる日本は、都市公共交通機関分野における先進国といえるでしょう。日本の鉄道産業が国際舞台で大きな役割を果たしていることは明らかであり、世界の交通インフラ関連プロジェクトでその知見が生かされています。コンチネンタルは、こうした日本鉄道車両業界の取り組みをサポートしたいと考えています。
鉄道工学の技術課題を解決
コンチネンタルにとって、鉄道産業はイノベーションと技術の成長機会を提供する、戦略的に重要な分野です。コンチテック部門が開発する鉄道産業向け製品は堅牢性と耐久性を兼ね備え、さらに安全性向上にも貢献します。コンチネンタルのエキスパートは、ボギーや機関車、空調冷暖房システムや内装まで、鉄道車両メーカーが直面している技術課題に向けた包括的なソリューションを開発しています。常に拡大する製品ポートフォリオは、1次サスペンションシステムと2次サスペンションシステム、ゴムメタル部品に加え、フォールディングベローズやホースなどの製品を網羅しています。コンチネンタルの素材に関するノウハウはゴムだけにとどまりません。軽量化やセンサー技術の製品統合におけるイノベーションで、産業の未来を形作る企業として認められるべく努力を続けています。このため、コンチネンタルは、鉄道技術をより安全、静かで快適にするため、長年にわたり多くの研究プロジェクトに携わってきました。
現地の要件に適合するソリューション
コンチネンタルは、お客様とパートナーに、助言や設計開発から、エアスプリング交換にわたる総合サービスを提供しています。 世界中の鉄道車両エキスパートが地域特性に応じた要件を正確に理解しており、厳しい仕様にも適合した製品を開発することができます。 この開発ノウハウは、ドイツ・ハノーバーにあり、コンチテック部門が運営する鉄道車両エアスプリングシステムの認定試験所を通じて裏付けられており、その規模と試験能力は世界でもユニークな存在です。鉄道業界に重要な12の試験手順は、DIN EN ISO / IEC 17025認定を受けています。さらに、試験所は、ISO 9001、TS 16949およびIRISに準拠した最も厳しい要件を長期にわたり満たしています。