未来のモビリティへの新たな推進力

コンチネンタルは、ミュンヘンで開催される今年のIAA MOBILITYにおいて、「Making future mobility happen, today!　（未来のモビリティを実現するのは、今）」をキャッチフレーズに、ソフトウェアベースのサステナブルなモビリティソリューションの独自のポートフォリオを紹介します。その内容は、デジタルモビリティを迅速かつコスト効率よく実現する革新的な高性能コンピューターとソリューションから、サステナブルな未来のカーインテリア、都市走行におけるエネルギー効率を極限まで高めたコンセプトタイヤまで多岐にわたります。「路面からクラウドまで。プレミアムタイヤからソフトウェアソリューションまで、当社のテクノロジーポートフォリオは幅広く、市場において独自のポジションを確立しています」このように述べるのは、コンチネンタルCEOのニコライ・ゼッツァー（Nicolai Setzer）です。また、IAA MOBILITY 2023で発表する技術についてされる技術について、「コンチネンタルは未来のモビリティへの新しい推進力となるものを開発しています。今日、世界の新車の5台に4台が、コンチネンタルのハードウェアやソフトウェアソリューションを搭載しており、安全性、利便性、持続可能性の実現に貢献しています」と、付け加えています。

IAA MOBILITY 2023におけるコンチネンタルブースは、ホールA2・B10ブースで、来場者はコンチネンタルの最新ソリューションを直接体験することが可能です。また、現地時間2023年9月4日、午前10時10分より、コンチネンタルブースにおいて、オートモーティブグループ担当取締役、フィリップ・フォン＝ヒルシュハイト（Philipp von Hirschheydt）による記者会見を開催しました。

自律的な未来を目指して

コンチネンタルは自律運転開発を引き続き推進しており、戦略的パートナーであるアメリカの半導体専門メーカーであるアンバレラ（Ambarella）と提携しました。両者は共同で、運転支援と自動運転のための統合フルスタックシステムを開発していきます。スケーラブルなマルチセンサーシステムはAIによって動作し、両社のモジュールで構成されるフルソフトウェアスタックや、アンバレラの非常に強力でエネルギー効率の高いAIシステムオンチップ、コンチネンタルの高解像度カメラ、レーダーおよびライダーセンサー、アシステッド・制御ユニットなどが含まれています。コンチネンタルはこのほど、完全なレベル4フォールバックシステムとしてアンバレラと共同開発したソリューションの初受注を獲得しました。コンチネンタルはIAA MOBILITY 2023において、システムソリューションがいかに相互作用し、モビリティをより自律的で安全なものにするのかについての見識を提供します。

車内のウェルネスを追求するSPACE Dデザインコンセプト

現在、お家時間のトレンドは、心が休まり、安全で快適な場所としての家の重要性を強く反映しており、その大部分はサステナブルで利便性の高いソリューションが占めています。ウェルネスという考え方はカーインテリアにも大きな役割を果たすようになり、自動車は生活し、楽しむための新たな空間へと捉えられています。IAA MOBILITY 2023では、SPACE Dデザインコンセプトによる、自律走行モビリティの室内空間を覗くことができます。SPACE D の「D」は、この先見性のある高度なコンセプトのデザイン基準を表しています。

色褪せないビジュアルとヴィーガン製品としてPETA認証取得を両立した表面素材ベノバ・エコ・プロテクト（Benova Eco Protect）、バイオ由来の原材料とリサイクル素材により特に持続可能性が高く、高度なカスタマイズが可能なアセラ（Acella）、斬新なデザインと機能性を備え持つ半透明の表面素材エクスプレシュン・ハイライト・コンセプト（Xpreshn Hylite Concept）などの展示も行います。持続可能性のある、魅力的でナチュラルなデザインや、様々な技術により、車内の快適さと運転時間を新しいレベルに引き上げます。