包括的人事方針ポリシー
包括的人事方針ポリシー
人事に関わる業務は当社の価値創造における大切な要素です。成長戦略において鍵となる、そして開拓的役割を果たします。
当社の人事ポリシーは、包括的で、協力と支え合いの姿勢に基づくものです。協力にあたって大切となるのは、相互関係であり、共通の価値観である「信頼」、「勝利への情熱」、「自律・自立」、「支え合い」を確実に実践することです。この価値観こそが企業文化の礎をなし、社員同士の関わり方や、お客様やパートナーの皆様との接し方を形作るのです。
人事業務は、各種プロジェクトやイニシアチブの実施において、以下の2つの戦略的支柱に基づきます。
- 「Industrialize Best Fit」は、現在、そして将来にわたって、従業員に必要となるであろうニーズを持続可能なスキルや能力で満たすことができるよう各種プロジェクトやシステムを結合します。
- 「Enable Transformation」は、コンチネンタルにおけるデジタルトランスフォーメーションの促進を可能にするプログラムを結合し、デジタル化がもたらす機会を最大限に活用することを可能となります。
2017年、当社の有給職に対する応募は全世界で40万件にのぼりました。これは、コンチネンタルが世界の人々にとって非常に魅力的な雇用主であることを示しています。一方で、この大きな数字は、人事制度や手順に関する特定の課題も提示しています。条件を把握し、適材適所を実現するプロセスを、できる限り効率的に実施することが重要となるからです。
人事データやシステムの改善、人事計画や採用、従業員能力開発という観点で密接に関連した多くのプロジェクトに取り組んでいます。コンチネンタルの中期的な目標は、ポジションの空きを埋めるための採用ではなく、個々の候補者の最適なスキル、能力、価値観が、対象ポジションの特性、期待値、将来性とフィットし、最適な人財として、活躍できるかを重要視しています。コンチネンタルでの仕事との相性が良い従業員ほど、生産性と品質の鍵となる満足度と意欲が向上します。
デジタル化は、コンチネンタルにも大きな課題を提示しています。就業環境のデジタル化は、すでに確立された、なじみのある構造を変化させているからです。製品サイクルの短期化により、企業には顧客の新たな要求に柔軟に適応し、新しいビジネスモデルを迅速に開発する能力が求められています。その一方で、デジタル化は新市場の開拓と従業員教育の両面において、多くの機会をもたらしています。
人事チームは、デジタル変革の方向付けを積極的に支援しています。新たな状況に対して、当社と従業員が他社よりも迅速かつ柔軟に適応すれば、競争の優位性が生まれます。コンチネンタルにとって、機敏かつ革新的で、相互協力に基づく方法を用いて考え、行動する必要があることを意味します。当社では以下4つの主要分野を推進しています。
- ダイバーシティマネジメント – 独創的なアイデアや、従来とは異なるソリューション戦略を生み出すために欠かせません。
- 意欲を生むリーダシップ文化 – 仕事に打ち込むことで得られる楽しさを増大させ、皆の力を引き出します。
- フレキシブルな勤務条件 – 従業員が健全なワークライフバランスを保つことを可能にします。
- 生涯学習と、従業員間のナレッジ共有 – 顧客の皆様にとって最善のソリューションにつながります。