150年にわたる飛躍の取り組み
1900年、ドイツ初の飛行船ツェッペリンLZ1に、気体電池を密閉
する素材を提供したコンチネンタル。タイヤ開発で培った技術と
知見を活かし、現在までさまざまな産業分野へ進出しています。
例えば、スポーツブランドのアディダスと共同で、強力なグリップ
を生み出すシューズ用ソールを開発。この特殊なラバーコンパウ
ンド技術が、2017年に開催されたスキージャンプ台を駆け上がる
レースで優れた効果を実証します。このシューズを履いたドイツ
のトップアスリートであるヨハネス・ルゼックは、オーベルストドルフ
のジャンプ台に設けた50mのコースを28秒以内で登り切り、見事
に優勝。実に37度の急勾配で達成されたもので、世界記録に認
定されました。
多くの人と時間、モチーフが織りなす、コンチネンタルの150年
150周年という節目を迎えた今、私たちのミッションであるモビリティを向上するための取り組みをご紹介します。1871年の誕生以来、コンチネンタルはさまざまなモチーフに彩られた豊かな歴史を積み重ね、世界的なテクノロジーカンパニーへ発展を遂げてきました。その背後には、情熱に満ちた人々の働き、19世紀末から生み出されてきた製品の数々、目覚ましい記録の樹立、サステナブルな未来を拓くテクノロジーの開発など、特別なストーリーがあることをお分かりいただけるでしょう。